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第1回箕面市職員「行政職」採用試験も合格発表を待つばかりになっています

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 総務部長の浅井です。
 例年にない酷暑が続き、熱中症と思われる悲惨な死亡事故が報道されていますが、健康維持のための対策は万全でしょうか、無理をしないようにお願いいたします。

 さて、今回は、職員採用試験の状況とその取り組みについてご紹介します。
 平成25年(2013年)第1回箕面市職員「行政職」採用試験は、5月27日から6月6日までの募集期間に651名もの応募をいただきありがとうございました。応募条件などの照合を経て1次試験のSPI3(総合能力試験)を実施し、1次合格者152人を決定いたしました。

 その後、2次試験として1次合格者一人ひとりが8人の若手職員と面接し、62名の2次合格者を決定したところです。
 そして、健康診断や作文、集団討論(7、8人を1グループとして、1つのテーマをもとに討論をし、グループとしての結論を出すもの)のほか、2次合格者それぞれに4人の参事級職員の面接を受けていただきました。
 また、先の17日(土曜日)18日(日曜日)に、採用試験の最終となる、集団面接に臨んでいただいたところです。
 受験者の皆さんには、長期間にわたりお疲れ様でした。思う存分、実力を発揮いただけたでしょうか。

 採用試験においては、受験者の皆さんがお持ちの、本市で働きたいという強い思いや、豊かな個性、優れた能力を十分に発揮いただき、その結果を客観的に評価するとともに公平性を確保するため、面接官や集団討論での採点委員に、幅広い年代、職階から多くの職員が従事しています。
 また、面接会場の誘導においても、受験者の皆さんがスムーズに移動できるよう、各部局職員の応援を得ています。

さらに箕面市では、毎年1月末から5月中旬に実施している、受験希望者の市役所への職場訪問受け入れをはじめ、採用試験申し込み前に大学などでの説明会の実施に、当該大学卒業の市職員が参加し、採用試験や仕事の経験談を紹介するなど、全職員が一丸となって、受験希望者の皆さんに情報提供を行い、将来の箕面市行政を担っていただける熱意ある人材を求めています。

 さて、いよいよ、平成25年(2013年)第1回箕面市職員「行政職」採用試験の合格発表です。8月27日(火)に合否の通知文が発送されます。





 



箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。


教育委員会活動評価について

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皆様、こんにちは。
教育委員の丹澤直己です。猛暑が続きますが夏バテは大丈夫ですか?

 

少しでも清涼感を・・・2008年に訪れたナイアガラの滝です 

さて、教育委員会制度では、教育委員会は、毎年、事務の管理や執行の状況について、点検や評価をすることと法律で定められていて、点検や評価にあたっては、教育について学識経験を持つ方の知恵をお借りすることも定められています。箕面市では、点検や評価にあたって、アドバイスを得るため、3人の「教育委員会活動評価委員」を委嘱しています。今年もまた、前年度の活動の点検・評価の時期になりましたので、評価委員の先生方には、事務局から昨年度の取り組み内容について、事前に説明を行っていただき、7月22日に評価委員の先生方と私たち教育委員との懇談の場を持ちました。その後、評価委員の先生方には、教育委員会に対する意見書をまとめていただき、8月12日に、私たち教育委員に提出していただきました。
評価委員の先生方からは、多くのご示唆・ご指導、また、今後の活動に対してのアドバイスをいただきました。いただいた主な意見について、少し報告したいと思います。

●教育委員会制度の特性のひとつに「レイマンコントロール」という言葉があります。聞きなれない言葉ですが、アメリカのTOWN MEETINGから生まれた言葉で、レイマンという言葉自体は、「素人・専門外」という意味なので、専門家だけの判断ばかりではなく、住民のニーズを適切に施策に反映させる仕組みのことを指すそうです。今回、評価委員からは、私たち公募の委員が過半数を占める体制になったことについて、「教育委員会制度本来のレイマン・コントロールを具体化する試みとして、今後の成果が期待される」という意見をいただき、身の引き締まる思いがしました。

●全市的に小中一貫教育をすすめていること、その検証軸として「箕面学力・体力・生活状況総合調査(箕面子どもステップアップ調査)」を実施していることについて、評価いただきました。また、今後の課題として、教員の授業力・指導力の向上をあげられました。

●保育所の待機児童対策を着実にすすめてきたことについて、高く評価をいただきました。今後、子育て応援幼稚園の確保策や、公立幼稚園の活用策について、地域ごと、子どもの年代ごとの需要や保護者の意向を尊重し対応するよう意見をいただきました。

●「子どもの参加」ということについて、子どもたちが、学校生活等における問題や課題の解決に主体的に参加できるような仕組みをさらに発展されたいとの意見をいただきました。

 

メキシコ湾


箕面市教育委員会における「レイマン(layman)」とは、公募の教育委員のことを指すことになりますが、評価委員の先生方からご意見をいただき、レイマンだからこそできる事は何なのか?について、あらためて思いを馳せました。

7月から、教育委員が箕面市立の小・中学校を訪問し、おおむね8月末で全ての学校の訪問を終える予定ですが、それぞれの学校での取り組みについて、市民・保護者目線でとらえ、それを外に向かっても発信していきたいと思います。

教育委員会活動評価委員の先生方、真意をついた沢山のご意見をいただき、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。いただいたご意見を踏まえ、他の教育委員や事務局の方々と力を合わせて前進していきます。

 

 
モニュメントバレー

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箕面四季百景 〜 夏の思いで 〜

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おはようございます、農業委員会の吉田です。

豪雨の後の余野川

本当に雨が恋しい日びが続きますが、降る量によっては日頃おだやかな余野川も一変。
各地で発生している豪雨災害も気にはなりますが、どうやら今週末はこの辺りでも待望の雨が降るようです。
これから台風シーズンに入ることでもあり、農作物にとって望ましい天候が続いて欲しいものです。

それでも連日のこの暑さ!
どうしても涼を求めて水辺へ出向いてしまいますが、この写真で「涼!」はいかがでしょう。

いや、これでは「涼!」ではなく「寒っ!」でしたね。

しかし、この友國隊員。
落語を聴いているわけでも喜劇を見ているわけでもありません。

今、農業公社では遊休農地を預かり本来あるべき田畑として再生すべく、職員自ら開墾作業に取り組んでいます。

この時は、上で切り倒した枝が下で梯子を支えていた友國氏を直撃したにもかかわらず、手を放さず体を張って樹上の局長の命を守った、という充実の表情であります。

写真を撮ったのは近くにいた田中隊員。笑い転げながらも見事に先輩の清清しい葉っぱ付き笑顔をカメラに収めたのでした。

 ところで、このように農業公社では耕作地だけでなく、すでに遊休化した農地やその恐れのある農地も借り受けて再生に取り組んでいます。

本年4月の発足から再生した遊休農地面積は約1.1ヘクタール、これは市内遊休指導対象農地の約3割を占めますが、借り受けた農地ではすでに野菜の栽培や水稲作りを始めており、9月から始まる中学校給食へ食材として提供していく予定です(中学校給食についてはこちら)。

また、あわせて農業公社では地産地消の推進についても取り組んでおり、同じく9月の中学校給食食材のうち、16パーセントにあたる約1.3トンの箕面産野菜を提供することができました(詳しくはこちら)。

この地産地消の推進を担当したのが石倉隊員。すでにご紹介した植松隊員とともに本年4月から農業委員会で頑張る期待の新人です。

この間、食材提供農家として登録していただくため、こまめに農家さんを訪問したことで何か得るものがあったことと思いますが、彼らが土にまみれ、農家さんにもまれ、たくましく成長していけるよう努めたいものです。

なぜか固いポーズの石倉氏

給食食材の提供は、現在34件の農家さんに登録していただいていますが、登録は随時受け付けています(詳しくはこちら)。

話はかわって、新稲で田植え体験をした西小学校の5年生が、夏休みの宿題でしょうか、稲の生育の観察にやってきました。

あっつい、暑い、と言いながら、クラスで作った看板と案山子の前で、何かいそいそと書き込んでいました。
「田んぼにもクーラーをつけて!」という言葉が、なるほどと思わせる暑い夏の午後でしたが、なぜか看板にはゴミ投棄やいたずら防止の内容が一杯。稲の生長は願わなくてもいいのかな?

ところで、彼女たちは観察していた水田の向こうに見える大きな樹木の森に気付いたでしょうか?


案山子の向こうに見えた一見森のように見えるこの土地、実は過去何十年も放置された農地です。

ご覧のように、足の踏み場もなく周辺の民家や田畑に迷惑な雑木林化した農地。大変な労力ですが、国庫補助金も利用しながらなんとか再生しようと公社で取り組み始めました。

まずは草刈から始めます

東山農業委員会会長もチェーンソウ持ち込みで自ら伐採

倒れた樹木からは大量の蝉が飛び立ちました(安全を確保して行っています)

東山会長が重機を段取りしてくださいましたが、さすがのパワー!

巨根は数人で掘り起します

そうして少しずつ伐採が進んでいきます

いつもながらクリーンセンター職員の皆さんにも協力していただいています

男性職員とともに伐採作業に取り組む西村春香隊員

このように、今、農業委員会は全員が「とくかくやるっ!」という意気込みで農地の再生、地産地消の推進に取り組んでいます。

この農地を含め、再生後はすべて学校給食に利用する食材として活用していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に今月の一枚。

上でご紹介した開墾中の新稲の農地ですが、耕作に支障のない数本の樹は残していこうと考えています。

その中の一本の楓の樹。

西に向かって開けた農地の中で、夕日に輝く姿はきっとシンボルとして愛されることと思います。

 

クリックで少し大きくなります

 

 

 

箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。

障害者優先調達推進法の活用

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こんにちは。健康福祉部長 小野啓輔です。    

先日、箕面市障害者事業団の理事長 尾池良行さんが理事長を退任され、
感謝の集いがささゆり園で開催されました。
尾池さんは、障害者事業団の理事長を、実に21年余りの長きにわたり、無報酬で
お引き受けくださり、他に例を見ない障害者事業団の組織や諸事業を大きく
発展させるとともに、時代を先取りした社会的雇用制度の推進や、全国トップレベルの
一般企業への就労促進、障害者市民の職種開拓・職域拡大など、
数々の輝かしい実績を実現してこられました。
また、民間企業トップとしてのずば抜けた経営力と指導力、全国に広がる人脈の広さ、
職員を自由に活躍させ責任はしっかり取られるどっしりと構えた人間の大きさ、
一人ひとりへの気配りのすごさ。
どれをとっても、尾池さんの大きな人間的魅力・お人柄です。
これまでのご指導・ご協力に、心から感謝申し上げますとともに、
尊敬とあこがれの気持ちを込めて、
感謝の集いで工藤副理事長が挨拶された、参加者の誰もがうなずく言葉を引用します。

「接する人を魅了してやまない」

尾池さん、ほんとうにありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 
【感謝の集いで挨拶される 尾池 良行さん】

 

【尾池さん 感謝の集いの様子】


 
【障害者事業団スタッフから、感謝の花束】


そんな尾池さんの大きなお人柄を前に、
前回のブログで「ブログ・スランプ」に悩んでいた私は、
自分の姿が、実にちっぽけな、小さなものに見えてきました。

また、良いことは重なるもので、
そんな折、心強いメールをいただきました。
なんと、遠く、埼玉県のかたからです。

 「健康福祉部長の小野啓輔氏の更生保護についての記事
  私のブログに転載させて貰いました。
  実にわかりやすい文章だと思います。
  多くの人に更生保護についてもっと理解して貰いたいと思います。」

元々おだてに乗りやすい私は、大いに気を良くして、
再度、ブログに前向きに取り組んでいこうと決意した次第です。

ということで、今日のテーマは、前向きに
「障害者優先調達推進法」です。

 

●障害者優先調達推進法の成立

皆さんは、「障害者優先調達推進法」という法律ができたのを、ご存知でしょうか?
この法律、正式名称は、
「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律」です。
法律名だけで、「等」が4個も付いています。
行政文書では、「等」が重要。知る人ぞ知る真実です。
私も、かつてケースワーカー時代には、「拡大解釈機」と呼ばれ、
この「等」を最大限活用し、制度適用と社会資源の開発に努めたものです。
昔話はさておき、
人は、労働を通じて社会に参加し、その労働の対価として収入を得て生活します。
それは、障害のある人も同じです。障害のある人が自立した生活を送るためには、
就労によって経済的な基盤を確立することが重要です。
そのために、障害者雇用を促進する仕組みを整えるとともに、
障害者が就労する事業所等の仕事を確保し、その経営基盤を強化することも必要です。

障害者優先調達推進法は、このような趣旨から、
国や地方公共団体、独立行政法人などの公的機関が率先して、
障害者就労事業所等から物品やサービスを優先的・積極的に購入し
需要の増進を図ることを推進するために、必要な措置を定めたものです。
平成24(2012)年6月に成立し、平成25(2013)年4月から施行されています。

 

●障害者優先調達推進法の仕組み

障害者優先調達推進法自体は、本文11条、附則4条の短い法律です。
この法律のポイントは、次の諸点です。
国、独立行政法人及び地方公共団体等は、物品やサービスの調達に当たって、
優先的に障害者就労施設等から調達するよう努めるとともに、
以下の取組を行うこととされています。
(1)国は、障害者就労施設等からの物品等の基本方針を定める。
(2)各省各庁の長及び独立行政法人等の長は、毎年度、国の基本方針に即して、
  障害者就労施設等からの物品等の調達方針を作成するとともに、
  当該年度の終了後、実績を公表する。
(3)地方公共団体(都道府県、市町村)及び地方独立行政法人は、毎年度、
  障害者就労施設等からの物品等の調達方針を作成するとともに、
  当該年度の終了後、調達の実績を公表する。
(4)国及び独立行政法人等は、公契約について、競争参加資格を定めるに当たって、
  法定障害者雇用率を満たしている事業者に配慮するなど、
  障害者の就業を促進するために必要な措置を講ずるよう努める。
(5)地方公共団体及び地方独立行政法人は、国及び独立行政法人等の措置に準じて
  必要な措置を講ずるよう努める。

ここで、先ほどの法律名称「国等による障害者就労施設等からの物品等の
調達の推進等に関する法律」の、「等」の部分を、少し読み解いてみます。

1.「国等」

国、都道府県、市町村、独立行政法人、地方独立行政法人、特殊法人を含んでいます。
それぞれに責務の文言は、微妙な違いがありますが、
ここでは、地方公共団体の責務を見ておきます。
第4条「地方公共団体は、その区域の障害者就労施設における就労又は
在宅就業障害者の就業の実態に応じて、障害者就労施設等の受注の機会の
増大を図るための措置を講ずるよう努めなければならない。」

2.「障害者就労施設等」

優先調達の対象となる事業所が、「障害者就労施設等」です。
法律の定義と政令で要件が決められています。
具体的には、次の各事業所が対象となります。

(1)障害福祉サービス事業所等
  a.就労移行支援事業所、b.就労継続支援事業所(A型・B型)、c.生活介護事業所、
  d.障害者支援施設(就労移行支援、就労継続支援、生活介護を行うものに限る)、
  e.地域活動支援センター、f.小規模作業所

(2)障害者を多数雇用している企業
  a.障害者雇用促進法の特例子会社、
  b.重度障害者多数雇用事業所
   (障害者の雇用者数が5人以上、かつ、障害者の割合が従業員の20%以上、かつ、
    重度障害者が雇用障害者の30%以上)

(3)在宅就業障害者等
  a.自宅等において物品の製造、役務の提供等の業務を自ら行う在宅就業障害者
  b.在宅就業障害者に対する援助の業務等を行う在宅就業支援団体

3.「物品等」

優先調達の対象となるのが、「物品等」です。
大きく「物品」と「サービス」が想定されています。
国は、これまでの実例から、弁当、制服等注文製造、部品などの「物品」と、
クリーニング、清掃、印刷、データ入力、包装・組立、発送などの「サービス」を
例示しています。

4.「調達の推進等」

障害者優先調達推進法には、優先発注以外にも、障害者の就業を促進する
新たな仕掛けが組み込まれています。
特に注目すべきは、公契約の競争参加資格を定めるに当たって、法定障害者雇用率を
満たしている事業者に配慮することを、国や地方公共団体の努力義務としたことです。

実は、箕面市はこの点に早くから注目し、総合評価方式の入札では、既に
障害者雇用率を加点項目に加えていました。
昨年度にはさらに一歩進んで、市のある業務の委託事業者を公募するに当たり、
法定障害者雇用率を満たしていることを応募の絶対条件としようと試みました。
しかしながら、この法律の附則で、国はその仕組みを3年以内に検討し必要な措置を
講ずることとされており、まだ国の仕組みが出来ていない段階で箕面市が入札の
絶対条件として先んじると、他の法律違反になってしまう恐れがあり、
顧問弁護士等とも相談の結果、断念したという苦い経験もありました。

それほどに、この条項は、障害者就労の新しいアプローチとして、
可能性が大きいものだと考えています。

なお、民間企業や個人事業主からも、障害者就労施設等への発注を促進するため、
税制上の優遇措置を講ずることも附則で規定されています。
国は、とりあえず、従来から時限措置で実施されていた固定資産を割増して償却できる
法人税・所得税の軽減優遇制度を、2年間延長しました。

詳しくは、こちら


箕面市では、現在、この「障害者優先調達推進法」を最大限活用すべく、
様々な準備を進めています。
箕面市内には、対象となる障害者事業所は、約30か所あります。
それぞれが今現在提供できる物品やサービスの調査も終えています。
通り一遍の対応ではなく、今まで以上に、障害者事業所への発注が拡大できるよう、
発注の仕組みを工夫できないか、事業所側の提供可能物品やサービスをもっと
拡大できないか、民間企業にも発注してもらえる仕組みを工夫できないかなどなど、
さらなる知恵出しを模索しています。
この新しい法律をテコにして、
障害者市民の就労支援・促進の新しい分野をより一層切り拓いていきたいと
強く思っています。
皆さまのご理解・ご協力をお願い申し上げます。


●欄外雑記

ところで、前回のブログで予告した
私の「おもろネタの 恐ろしい トラウマ」ですが・・・

それは、今から18年前、平成7(1995)年のことです。
当時、保健福祉総合施設建設室の主査だった私は、
新しくできる保健福祉総合施設=みのおライフプラザの開設に向けて、
ハード建設の推進とともに、運営ソフトの調整も含め、
ライフプラザに関するありとあらゆる仕事をしていました。
その仕事の一環で、より多くの市民の皆さまに新しくできるライフプラザを
知っていただくというPR事業も行っていました。
なんせ、市役所の保健福祉部門がごそっと市立病院の隣に引っ越すのですから、
しっかりとPRしないと、大混乱を招きかねません。

そんな中、PRに行ったのが、老人福祉センター「松寿荘」でした。
当時の上司・係長は、高齢者の方にわかりやすくライフプラザを知っていただこうと、
演劇仕立てでPRすることを提案、私も含めて劇団チームが結成されました。
連日のハードな仕事の合間を縫って、シナリオもオリジナルで作成。至る所に
ギャグ満載の自信作「コント・ライフプラザ」が誕生したのが、本番前日です。
急いで衣装と小道具を作成し、リハーサルを始めたのが深夜。
必死でセリフを覚え、動きを練習しました。
そして、翌日の本番。舞台は松寿荘大広間。約150人の高齢者が見つめる中、
「コント・ライフプラザ」は、スタートしました。
ところが、練習ではあんなに面白かったギャグが、松寿荘では、全く受けませんでした。
セリフを言うたびに、大広間の150人が、水を打ったようにシ〜んと静まる光景が連続し、
わずか10分間の舞台が、途方もなく長かったのを、今でも鮮明に覚えています。

しかし、これだけなら、自分たちの舞台が未熟だったと反省し、さらに腕を磨くべく
前を向けるのですが、「コント・ライフプラザ」が大失敗したその後に、
続いて舞台に登場したのが、松寿荘館長による健康体操「水戸黄門」でした。
館長が、水戸黄門の扮装で、人生楽ありゃ苦もあるさの音楽に合わせて体操する、
実にシンプルな出し物ですが、館長が水戸黄門の格好をして舞台に登場しただけで、
150人の高齢者が大受けし、大笑いと拍手の渦が大広間にこだましました。
確かに「コント・ライフプラザ」は、「ライフプラザゆうたら」「あ〜あ〜 箕面駅前の
8階建の・・」「そら、サンプラザやがな〜」という、今考えると実に情けないオチでは
ありました。でも、何の練習も工夫も無く、ただ水戸黄門の格好をしただけのおっさんに
大負けしたことが、悔しくて悔しくて・・・。
これが、私の「おもろネタの トラウマ」となったのです。
以来、私は、おもろいことを言おうとすると、この時のトラウマがよみがえり、
今でも、夜な夜な、私の周りに とり付いて 離れないのです ・・・・ キャーー。


  

【平成7(1995)年、翌年からライフプラザの開設に合わせてスタートする
 「公共施設巡回福祉バス」をPRするため、
 箕面駅前でバスの車掌さんに扮する筆者の姿(若〜い)。
 これが、今の「オレンジゆずるバス」につながっています。】

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下水道普及率について

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こんにちは上下水道局の武藤です。

お盆も過ぎると、蝉の鳴き声がクマゼミやアブラゼミからツツクボウシにかわると思いきや今年の残暑は厳しくまだクマゼミの鳴き声がうるさく聞こえます。相変わらず、昼間の気温は30度を超え寝苦しい夜が続く今日この頃です。こう酷暑が続くと電力需給は厳しい状況で昨日、電力使用率がピークとなる13時から14時の予測が96パーセントとなり節電の呼びかけが行われていました。皆様におかれましては、夏バテなどしていませんか。体調管理は万全でしょうか。

少し早い話ですが、来月9月10日は「下水道の日」です。

 「下水道の日」のいわれは、1961年(昭和36年)に下水道の全国的な普及(当時の普及率: 6 %)を図る必要があることから、全国的に展開するため、当時の下水道を所管していた建設省(現在の国土交通省)、厚生省(現在は環境省に所管変更)などの関係者が協議して「全国下水道促進デー」として始まりました。

また、9月10日と定められましたのは、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」を念頭に、台風シーズンの立春から数えて210日を過ぎた220日が適当であるとされたことによるものです。それから約40年が経過し、日本における近代下水道の基である旧下水道法が制定された1900年(明治33年)から100年を迎えた平成12年「下水道の日」に変更されたものです。

今回は下水道普及率などについて、ご紹介します。

<大阪府域の下水道普及率の推移>

 

 クリックすると画面が拡大します

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 大阪府域内の平均は94.6パーセントとなっており、全国平均(平成22年度末で75.1%(岩手県、宮城県、福島県を除く))を大きく上回っています。府内全体では高い普及率となっていますが、50%を下回る普及率の地域も依然として残っています。

本市における平成24年度末の下水道普及率は、99.9パーセントと概成で100パーセント達成しており府域内でも高水準の普及率となっています。本市の下水道事業は昭和42年に着手し、20年後の昭和63年度の人口普及率では約98パーセントと20年間で概ね100パーセントに近い驚異的なスピードで汚水管整備を進めてきたことがわかります。この早くできた理由は、本市には競艇事業による一般会計への繰入財源があったからからこそとも言われています。

 箕面市の平成24年度末   総人口  132,823人 

 下水道整備人口  132,797人(公共下水道に接続できる人口) 

    水洗化人口  132,645人(公共下水道に接続した人口)

 <本市の下水道普及率推移の年表>

クリックすると画面が拡大します

また、本市では平成2年度より市街化調整区域の汚水管整備を進めてきました。当時は、公共下水道整備は都市計画事業の位置付もあり、都市計画事業認可を受けていない市街化調整区域内(目的は既存家屋を整備)の汚水管整備することは、市街化を促進するため大阪府などの理解が得られず、先輩たちが苦労された経過があります。私もこの市街化調整区域の汚水整備に関して僅かばかりですが従事してきたことをよく覚えています。

<地震対策緊急整備事業の実施について>

〇本市では 2009年度(平成21年度)から本格的な更新事業に着手し、広域緊急交通路である国道171号等で実施しています。本事業は、管の更新と同時に耐震化も図れる工法を採用し機能更新を行っており、昨年度末には広域緊急避難路の171号及び消防署・警察署・市役所の防災拠点から排出する下水道汚水管の耐震補強を完了しております。

   (施行前)                         (施行後)

 

今年度は、萱野水ポンプ場に流入する汚水幹線及び箕面市立病院から排出する下水道汚水管の耐震補強工事(赤線部分)を8月から実施します。工事中は何かとご迷惑をおかけすることになりますが、ご協力のほどよろしくお願いします。

 

 クリックすると画面が拡大します

 

<注意喚起>

戸別訪問による下水排水管の無料点検、調査や清掃などに関するトラブルが発生しています! 

箕面市上下水道局では、宅地内の下水排水管の点検、調査及び清掃などは一切行っていません。また、業者への委託も行っていません。

不審な訪問者が来た場合は、訪問者の身分証明書を確認し、不審に思われる場合や契約内容に関する不安がある場合は、すぐに箕面市上下水道局に電話で確認するなど、十分注意してください。

詳しくは、ここをクリックして下さい。

 

 

 

箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。

参議院選挙を終えて

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こんにちは、選挙管理委員会事務局の印藤です。
うんざりするような暑さが続いたと思えば、土曜日と日曜日はうって変わって警報が出るほどの大雨になり、いっきに涼しくなりました。これまでのような暑さは和らいでいくようですが、季節の変わり目、体調の管理には十分お気をつけください。

 

自宅近くでイリオモテアサガオが鮮やかなブルーの花を咲かせていました。リュウキュウアサガオともいうそうで、10月頃まで花を楽しませてくれます。  

 

箕面のご当地めいすいくん・ゆめちゃん

さて、7月21日に参議院選挙が執行されてから1ヶ月が過ぎました。
選挙執行にあたり、暑いなか自治会をはじめご協力をいただきました多くのみなさまに、あらためてお礼申し上げます。本当にお疲れ様でした。

国の選挙では投票日がなかなか正式決定されないことがよくあります。今回も最終決定されたのが6月28日(金)朝の閣議で、6月26日の国会閉幕の2日後、7月4日の公示日まであと6日という時点でした。新聞紙上等ではもう決まっているかのように報道されていましたが、正式通知がない限り公表できませんので、みなさんへのいろんな選挙のお知らせが遅くなってしまいました。ご了承ください。

今回は、参議院選挙の結果について、大阪府選出議員選挙の概要を中心にご報告します。

◆投票の結果
*改選数 4人、候補者数 11人


投票率は、前回を3.93ポイント下回りましたが、大阪府や国の投票率よりは上回っています。今回の選挙では、大阪府や国でも同様に前回の投票率を下回っており、国では過去3番目の低さとのことです。

*投票者数のうち期日前投票に来られたかたの数
                 期日前投票所は、平成24年12月執行の衆議院選挙から3箇所で実施しています。
平成22年の前回選挙との比較では約27%、昨年の衆議院選挙との比較でも約12%増加しています。国全体においても前回選挙との比較において約7%増加しているようで、期日前投票は好調といえますが、全体の投票率アップにはつながっていない状況です。


◆開票の結果
*開票開始時間  午後9時10分

箕面市では、平成22年の前回選挙と比べて、最終(比例代表)終了時間を40分短縮することができました。開票にかかった時間は、大阪府選出議員で3時間5分、比例代表選出議員で5時間40分でした。また、大阪府の最終集計は前回より遅れている状況です。

参議院選挙は、選挙の中でも最も開票に時間を要する選挙です。理由は、比例代表選出議員選挙の投票方法にあり、投票用紙には政党名、候補者名(名簿登載者名)どちらを記入してもよいことから、開票では政党名と候補者名それぞれ得票数を計算することになります。そして、この候補者数が多いことからどうしても時間がかかってしまいます。ちなみに、今回の選挙の名簿届出政党数は12で、各政党の名簿に登載された候補者数の合計は162人でした。

各自治体では、いろいろ工夫を凝らし、できるだけ早く開票を終了できるように努めています。箕面市でも今回、開票の流れを整理し、専用機器の活用方法を工夫することで前回よりも早く終わることが出来ました。しかし、課題もあり、次回はさらに開票時間を短縮できるよう検討したいと思います。

 

◇少しわかりにくいですが、左の写真で2台見える機械が、投票用紙に書かれた政党名や候補者名を自動的に判別して分類してくれる機械です。1分間で約600票を分類する能力があります。右が投票用紙の枚数を数える機械です。

 


★選挙の結果について、詳しくは各ホームページをご覧ください。
◎(箕面市) 選挙の結果             

◎(大阪府) 第23回参議院議員通常選挙について

◎(総務省) 第23回参議院議員通常選挙発表資料
 

 

    

◇箕面駅前での街頭啓発風景です。投票日の翌週が「箕面まつり」でした。 

  

 

◇投票所の準備の様子です。最初の写真は投票所の物品で、各投票所の担当者がこのコンテナなどを持って投票日の前日に準備を行います。大きな物品などは先に各投票所へ搬送しています。右下の写真は、投票日当日の早朝に各投票所へ配送する書類などの準備をしている部屋です。

 

 

 

◇開票所の全景です。黒いシートのかかっている開票台で投票箱から投票用紙を取り出します。

 

 

◇投票箱の受け取りの様子です。各投票所から続々と開票所に搬送されてくる投票箱を、担当者が開票台の所定の位置まで運び、設置します。

 

 

 

最後にアオバズクの親子をご紹介します。

7月の終わりに能勢町に見に行ってきました。 青葉が茂り始める頃に大陸から日本に渡ってきて、よく鳴くことからこの名前がつけられたようです。ちょうど雛が2羽外で遊んでいました。左端のお父さん?はお昼寝のようです。1匹の雛が興味深げにこちらを覗いていました。

 

 

 


箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。

市営住宅の耐震化を進めています!

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こんにちは。
みどりまちづくり部の中井です。

8月も残すところあとわずか。朝晩の空気や虫の音が少し秋を感じさせてくれるようになりました。週末の激しい雨以降、少しはしのぎやすくなったようにも感じますが、まだまだ日中は暑い日が続くようです。1日の中での気温差が大きく体調を崩されているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。体調管理にはくれぐれもご注意ください。また、週末の激しい雨で、豊中市では道路の冠水や住宅の床上・床下浸水などもあったようです。幸いにも箕面市では大きな被害はありませんでしたが、これからは台風のシーズンに入ります。これからの台風などによる風水害への備えもぜひよろしくお願いします。
さて、今回は市営住宅の耐震化と市営住宅の指定管理者制度の導入についてご紹介したいと思います。

 

市営住宅の耐震化を進めています!

市では、これまでから公共施設の耐震化を積極的に進めてきました。その結果、平成25年3月末での公共施設全体の耐震化率は89パーセントで、国の平成27年度における公共施設の耐震化目標値90パーセントと同レベルまで既に達しています。しかし、市営住宅の耐震化についていえば、まだこれからという状況です。
そのことから、今年度、国の緊急経済対策を活用して市営住宅の耐震診断とその結果に基づく耐震化に取り組んでいます。この市営住宅の耐震化が完了すれば耐震化率は93.5%となり国の目標値を大きく上回ります。

箕面市の市営住宅には、市が建設した市営住宅と民間の共同住宅を市が借り上げて市営住宅として活用している借り上げ公営住宅とがあります。

市が建設した市営住宅には次のものがあります。

1 箕面市営瀬川住宅(箕面市瀬川3丁目)


      

2 箕面市営如意谷住宅(箕面市如意谷3丁目)

        

3 箕面市営桜ケ丘住宅(箕面市桜ケ丘4丁目)

        

 

4 箕面市営北芝住宅(箕面市萱野1丁目、2丁目)

       

 

5 箕面市営桜ケ丘南住宅(箕面市桜ケ丘4丁目)

       

 

6 箕面市牧落住宅団地(箕面市牧落5丁目)

      

   
       
また、借り上げ公営住宅は市内の各地に9棟あります。

詳しくは → こちら

市営住宅の耐震化の状況ですが、市が建設した市営住宅の内、桜ケ丘南住宅以外の住宅は昭和56年以前に建設されたもので、いわゆる旧耐震基準によって建設されています。そのことから、現在、旧の耐震基準で建設された住宅について、耐震補強の必要性の有無や必要な場合の耐震工法などを判断するため耐震診断を実施しています。今後はその診断結果に基づき順次必要な耐震補強工事を進めていく予定です。耐震補強の工法としては、スリット工法(注1)や外付けアウトフレーム工法(注2)などがありますが、現状の共同住宅の構造や耐震強度などを基に最も適した工法で耐震補強を実施していきます。

(注1) スリット工法は、大きな揺れが発生したときに鉄筋コンクリート造の建築物の柱や梁、さらには架構全体が破壊しないように、柱と腰壁などの雑壁の間に隙間や目地を入れる工法。

      

            

(注2)アウトフレーム工法は、既存建物の外側に柱・梁によるフレームを新設し、そのフレームの耐力を付加することで、建物全体の保有耐力の増大を図る工法。
  

     

 

 

市営住宅の指定管理者制度を10月から導入します!

市では、これまでから公の施設の管理運営において民間ノウハウの活用や運営コストの縮減などを目的に指定管理者制度の導入を進めてきました。
指定管理者制度は、公の施設を管理する者について、地方公共団体の指定する者(指定管理者)が管理を代行するという制度です。
この制度が導入されたことによって、これまで公共的な団体等に限定されていた公の施設の管理運営を民間事業者も含めた幅広い団体にも委ねることができるようになりました。
公営住宅の管理についても、民間の住宅管理会社などのノウハウを活用し、住民サービスの向上と効率的・効果的な施設の管理を目指して指定管理者制度を導入している自治体もあります。
本市においても、これら指定管理者制度のメリットを活用した市営住宅の管理運営を実現するため、昨年から制度導入に向けた取り組みを進め、この10月から実施することになりました。
指定管理者には、民間マンションなどの豊富な管理実績を持ち、併せて公営住宅の指定管理者としての実績も豊富な株式会社東急コミュニティーを指定しました。今後も指定管理者とともに住民サービスの向上と効率的・効果的な市営住宅の管理運営を進めていきます。

 

 

 

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由利本庄市の佐々田亨三教育長をお迎えして

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こんにちは、教育委員の大橋亜由美です。

夏休みももうすぐ終わりですね。
立秋が過ぎても酷暑が続く中、皆さんはどのようにこの夏をお過ごしになっていらっしゃるのでしょうか?
私は、1年ぶりの家族旅行で北海道に行ってきました。

 空

 
評判の旭山動物園を子どもと満喫しました。

オランウータン

 

 

テナガザル

 

 

空飛ぶペンギン

 

北海道では、もう秋の気配が感じられました。

 

●学校訪問始めました

公募で教育委員に選ばれた私たち4名は、4月の就任以来、箕面市の教育行政について勉強会を重ねてきました。知らないことばかりで、ようやく全体像が見えてきたところです。この夏から各市立小中学校の校長先生からまずお話を伺うことを始めました。夏休み中に、小中合わせて全ての20校を訪問する予定です。その後、委員がそれぞれ普段の学校の様子を視察させていただくつもりです。関係者のかたがたには、ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。

公園

 

●由利本庄市の佐々田亨三教育長をお迎えして

8月8日(木曜日)に教職員全体研修がグリーンホールで開催されました。2部構成で、前半は由利本庄市研修視察の報告とその後の取組についての発表と、由利本庄市よりお越しいただいた佐々田教育長の講演がありました。視察に参加された教員のかたがたの発表では、由利本庄市の教育現場では、(1)教員が同じ方向を向いて子どもたちに、そして教育に取り組むという「組織的な取組」の実践、(2)子どもたちがきちんと先生や同級生の話を聞いて、そして自分の考えを順序立てて相手に伝える技術を小学校から学齢に沿って身につけている、という点が強調されていました。この点は、すでに他の教育委員のブログでも繰り返し書かれていることです。先生がたの発表から、「変化」の兆しを感じました。先生がたそれぞれの努力を今後も応援してゆきたいと思います。
佐々田教育長のお話は、ユーモアに富み、子どもたちへの愛情あふれるそのお人柄が伝わる講演でした。大人を見て子どもが育つという「基本」を改めて教えていただきました。教育委員という立場上、幸運にも佐々田教育長とお話しさせていただく機会も多かったのですが、教育に対する真摯な姿勢とあふれる熱意には感服しております。

コスモス

 

●夏休み、箕面市で開催されたイベントに参加してきました!

  

[乙武洋匡氏講演会]

箕面市教職員組合主催の乙武洋匡氏の講演会があることを知り、「これはいい機会!」と思って、小3の娘と参加しました。以前、娘が『ありがとう3組』という乙武氏の著書を読みたがっていたのですが、まだ読むのは難しいようであきらめていました。私もぜひ一度お話しを伺いたかったので、とても楽しみにしていました。ご自身の教員経験から、子どもにもわかりやすい快活なトークで、特に目に見えない障がいをもった子どもたちへの心配と配慮を伝えてくださいました。

 

[星を見る会]

教育センターで季節ごとに行われている星の観測会です。娘も私も楽しみにしていて、リピーターです。今回は、オレンジ色の土星が周囲のわっかまで、はっきり見えました。感動です! それに、センター入口の天井の星座のライティングの秘密も教えてもらいました!!

 

[第8回みのおこども文化体験フェア]

囲碁コースと茶道コースに参加しました。昨年も参加させていただきました。子どものうちにいろいろな経験ができるなんて、正直うらやましいイベントだと思っています。帰宅後、茶道で教えていただいた所作を嬉しそうに披露し、囲碁のテキストを見入っていました。

 

教育委員になって、箕面市が子どもたちのためにたくさんのイベントを開催していることを再認識しました。
まだ参加されたことがないかたたちは、ぜひ市のホームページなどで調べられて、次回はご足労いただければと思います。

 

 

 

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夏の終わりに思うこと。間もなく第3回定例会開催 !

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こんにちは。議会事務局長の竹内です。

残暑お見舞い申し上げます。立秋も過ぎたのにこの暑さは堪えます。と思っていたら、突然の豪雨でびっくりしました。それでもまだ暑さは続きそうですので、ここ2,3日ちょっと暑さが和らいでますが、皆様もまだまだ熱中症には気を付けてくださいね。

さて、夏休みも終わろうとしていますが、この夏に何か良い思い出づくりはできましたでしょうか?

 

(夏の思い出) 

 

私は、特にどこにも出かけず、久しぶりに何もない夏を過ごしました。仕事では前回ご報告しました北海道への出張をしたぐらいです。8月も間もなく終わりますが、あと数日残っています。何とかこの夏の思い出づくりにジタバタしてみたいと思っています。

(夏の思い出2) 

先日、大阪府市議会議長会の総会が大阪KKRホテルで開催され、当市議会が現在副会長であり、正副議長とともに出席いたしました。総会終了後、研修会が実施され、講師はシンクロナイズドスイミングのヘッドコーチでありました井村雅代さんでした。実に興味深く、考えさせられる内容の講演でしたので、少しだけご紹介したいと思います。

当日は「約束を果たして手にしたメダル 〜輝くために私がしたこと〜」との演題で約2時間の講演でした。井村氏は1984年ロサンゼルス五輪でコーチとして、初めて日本をシンクロ競技でメダル獲得に導かれ、その後バルセロナ、アトランタ、シドニー、アテネと数々のメダル獲得に貢献されました。

2008年には北京五輪で、中国チームのヘッドコーチとして中国に初めての銅メダル、続くロンドンでは銀メダルを獲得されました。その中国チームのヘッドコーチに就任する際の数々の葛藤や周囲の冷たい視線の中で、なぜコーチを引き受けたのか?それは、中国が北京五輪開催国として何とかメダルを獲得したいとの、関係者の熱意が半端ではなく、困難を承知で引き受ける気持ちにさせられたことが一番大きな理由であったようです。
やはり人は合理的な考えや利益ばかりではなく、熱意によって大きな事は成し遂げられることが改めて言葉から感じられました。北京が終わった後一度コーチから退かれましたが、中国関係者から再びロンドン五輪で指揮を執ってほしいとの要請に応えられ、その時井村さんは北京より良い成績を納めると宣言されました。ところが、チームに戻るとそこには北京五輪で構築されたものがものの見事に崩壊していたそうです。構築するには時間と労力がかかるけど、壊れるのはあっという間ということを実感されたそうです。
何が原因か観察してたところ、北京組と新しい選手との競争がなくなっていたことが主な理由と判断され、選手たちに競争意識を植え付けるとともに、コーチの言うことを聞くとこの前出来なかったことが出来るようになったとか、得点が伸びたなど具体的な成果を実感させることにより積極的に指導に耳を傾けるようになったと井村さんは述べられていました。愛とか和だけでは、メダルは絶対に取れないと断言されていました。中国の人は個の競技は強く、チームでの競技は弱いとの定説があったそうです。それを覆しての団体競技のメダル獲得には並大抵の熱意では達成できなかったと思います。井村氏はその後イギリスチームのコーチに就任後、現在日本で自ら代表理事を務められている「井村シンクロクラブ」で将来のオリンピック選手の育成に励まれているそうです。

規模も内容も違いますが、私たちの職場でも適用できる含蓄のある、また、実体験に基づくリアルな話しで、久々に講演後に考えさせられる貴重な時間でした。

ようやく本題ですが、間もなく9月定例会が開催されます。本定例会は、9月4日から10月17日までの会期44日間の一年で一番長い期間の定例会です。この間通常の条例制定や改正、補正予算などの審査、平成24年度の決算審査、そして議会の議長などを決める役選が行われます。

いずれも、箕面市にとりまして重要な案件になりますので、長丁場に備え事務局では準備を綿密に行っているとこです。(会期日程はこちら)

一方議会内部では、議会改革検討会議専門部会が引き続き行われています。次回は9月12日の予定ですが、案件としては、「議会報告会の実施」、「意見交換会の実施」について、また「日曜・夜間議会の開催」について議論を行う予定です。今回の議会改革の理念の「開かれた議会」にまさに即した案件で、実施の有無のほか、実施する場合の内容、手法、周知方法など様々な議論が必要となります。

実施されている他市の例によりますと、最初はたくさんの市民の方々が集まっていただけるが、段々回数を重ねるにつれて減少していき、特定の人たちが集まる会になる傾向があるようです。

テーマ設定や開催場所や時期、PR方法を十分検討して、長くそして中身が濃い市民の方が一度覗いてみようかな? と思えるような制度設計が必要であると思います。専門部会でどのような議論になるのか事務局としても大変興味を持ちながら、資料や情報の収集に努めていきたいと考えています。少しビックリするような仕組みが構築できればいいのかなとも思っています。

そして、すでに検討会議で実施が決定された4項目のうち、特に一問一答方式の導入は次回定例会から導入します。それには、議場の対面式に伴う、改修や座席の変更、備品の調整、式次第の変更など事務局にとりまして、事務的な処理が多くなるとともに、本会議の運営がスムーズにできるよう他市の運営方法を勉強したり、視察に行ったりと忙しくなる予感が一杯です。事務局一同井村さんの話ではないですが少しでも成果が見られるよう頑張って参りますので、市民の方々も是非今定例会と併せて次回定例会も傍聴に来てください。

 

(議場見取り図。丸印に新たに質問席を設けます。)

冒頭にも申しましたが、気候が不安定です。変化に対応出来るように体調は整えておきたいものです。

まもなく訪れる食欲の秋に備え万全を期して望みたいと考えています。皆様もそれぞれの初秋をお楽しみ下さい。なお、年頭の10キロ減の宣言は達成が困難になりつつありますが、まだ4か月有りますので何とか実現したいと頼りなく思っています。現在目標値に対し+11キロです。

 

 

 

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このたびの医療事故について

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 箕面市立病院事務局長の宇治野清隆です。今回のブログは、臨時のご報告をいたします。

 テレビや新聞で報道されましたが、箕面市立病院では平成24年6月に当時71歳の男性患者さまに肺がんの手術を行った際に誤って肺静脈を傷つけ、空気塞栓症が起こり死亡する事故が発生いたしました。心からお詫び申し上げます。

 この事故は、肺気腫による肺機能の低下があるため、少しでも肺機能の温存を図るために切除区域を限定した縮小肺切除術を行いました。
 切除区域を明確にするために気管支鏡を用いて送気し、肺を膨らませることを試みましたが、気管支鏡が目的の気管支まで届かなかったことから、気管支を穿刺して送気する方法を行ったところ、誤って気管支を貫通し、肺静脈を穿刺し、空気塞栓症を発生させたものです。

 手術中に発生した死亡事故として警察に通報し、司法解剖担当医師と警察の協議の結果、ご遺族の承諾のもとに、診療行為に関連した死亡原因の究明と再発防止を検討する組織である一般社団法人「日本医療安全調査機構」による調査となりました。
 
 当該機構による調査が行われ、平成25年6月に調査結果が報告されました。その後、その内容を含めご遺族と示談に向けた協議を進めさせていただいた結果、平成25年8月13日に示談金約3600万円をお支払いすることで和解したものです。
 
 この度の事故につきましては、亡くなられた患者さま、ご遺族さまに対し心から申し訳なく思い、ここに深くお詫び申し上げますとともに、亡くなられた患者さまのご冥福をお祈りいたします。
 
 市立病院では、再発防止の方法を決定して対応していますので、今後このようなことが起こらないように努めてまいります。

 

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箕面駅前駐車場と駐輪場が駅前の新しい顔として生まれ変わります!

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こんにちは、地域創造部 鉄道延伸・交通戦略統括監の柿谷武志です。

8月も終わりに近づいていますが、日中はまだまだ暑い日が続いています。
炎天下のアスファルト舗装は60度以上にもなることから、幼児やベビーカーの乳児は地面に近いため、大人よりも熱さを感じていますので、熱中症には特に注意してください。

8月の1箇月間は「道路ふれあい月間」として、国土交通省が中心になり昭和33年より毎年啓発活動を実施しています。
昭和33年当時は未舗装の道路が多く、昭和45年においても全国の道路の舗装率は15.0%(国道は78.6%)でした。現在では、全国の道路の舗装率は80.5%(国道は99.4%)となっており、通行の快適性・安全性の確保に向けて改善されてきました。ちなみに、箕面市道の舗装率は99.0%です。


さて、今回は道路とは切り離せない駐車場・駐輪場についてお知らせします。


●箕面駅前の駐車場と駐輪場の建て替えを行います。
現在の箕面駅前第1駐車場と箕面駐輪場は、昭和55年に建設されましたが、老朽化が進み景観面での課題やバリアフリー化、耐震化などに大きな課題を抱えています。

市では市民の皆さんにより便利で、また駅周辺の回遊性を創出する商業施設も加えた駐車場・駐輪場となるよう、民間の技術力・経営力を生かし、設計・建設から施設の管理・運営までの約13年間を民間事業に任せるPFI事業により、複合施設として一体的に建て替えを行います。

また、箕面駅前第2駐車場も大規模な修繕が必要な時期であることや第1駐車場との一体管理による利便性の向上をめざすため、合せてPFI事業で修繕と管理・運営を行います。

位置図

 建て替える「箕面駐輪場」

 建て替える「箕面駅前第1駐車場」

 大規模な修繕をする「箕面駅前第2駐車場」     

 


●新しい駐車場・駐輪場が市の負担ゼロで実現します。
PFI事業とは、公共施設等の建設・修繕、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力、技術的能力を活用することにより、市が直接実施するより効率的・効果的に公共サービスを提供できる手法です。

PFI事業として実施することで、施設の設計・建設・管理・運営までを同一の民間事業者が一貫して行うため、効率的な事業実施が可能となり、市が直接実施するよりコスト縮減(全国の実績では10%以上の縮減)が可能になります。

また、市は、建設時に建設費用の一部を一時的に支出しますが、毎年事業者から管理・運営の利用料金の一部などが市に納付されるため、市の持ち出しはゼロになります。

 

 

  
●PFI事業者も決まり箕面駅前の新しい顔として生まれ変わります。
今年の3月に事業者を募集したところ、3つの企業グループが応募されました。市では、外部の学識経験者も入った事業者選定審査会を設置して、各企業グループから提案のあった事業計画内容をヒアリングするなど厳正に審査した結果、「白青舎・日本駐車場サービスグループ」を選定しました。
※審査結果の詳細は【こちら】をご覧ください。

また、審査会では、選定した事業者の提案に対してPFI事業であることから、提案された内容が大幅に変更されることはありませんが、一方で、提案時の内容に固定されるというものではなく、駐輪場の配置を1階から3階までを2階までに見直すことや壁面緑化にこだわることのない壁面計画など今後の設計業務等において、収支のバランスを考慮しながら改善することが必要であることなどの意見が付記されました。

「白青舎・日本駐車場サービスグループ」の提案内容
・駐車・駐輪場は、通行しやすい通路など安全性・利便性に配慮されています。また、駐車・駐輪場の2階から連絡橋で、北側の「みのおサンプラザ1号館」にも直結します。
・商業施設を一階の北東角に配置するとともに、周辺道路の美装化、レンタサイクルやカーシェアリング事業を実施するなど回遊性を高め、地域全体の活性化を推進します。

 

  

 


  

 

※提案のイメージ図(壁面緑化など今後実施する設計業務等で変更することがあります。)

 


●今後の予定
今後は、「白青舎・日本駐車場サービスグループ」の企業グループが特別目的会社(SPC)を設立して、市と特定事業契約を締結することになります。この特定事業契約等に関して、平成25年第4回市議会定例会(12月)において議決が得られて、正式に事業着手となります。

その後のスケジュールは、
・平成25〜26年度 設計、建築確認申請等の手続き
・平成27年度    複合施設(第1駐車場、駐輪場、商業施設)の工事
・平成28年度    複合施設の開設、第2駐車場の大規模修繕

 
複合施設の建築工事中の約1年間は、駐輪場は別の場所に仮設する予定ですが、駐車場は第2駐車場をご利用いただきたいと考えています。
利用者の皆さん、周辺住民の皆さん、周辺商業者等の皆さんには、ご不便、ご迷惑をおかけすることになりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

※提案のイメージ図(壁面緑化など今後実施する設計業務等で変更することがあります。)

 

 

 

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小・中学校共通した授業づくりの取り組み本格スタート

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皆様、こんにちは。子ども未来創造局の大橋です。

朝晩少し過ごしやすくなってきました。
今年の夏、記録的な酷暑に見舞われ、一方で局地的豪雨により被害が発生するなど、誰もが異常気象を感じたのではないでしょうか。

先週の週末、ここ関西でも激しい雨に見舞われました。
大阪市では、10分間の雨量が27.5ミリと過去最多を記録し、大阪駅構内が浸水しました。幸いにも箕面市では大きな被害はありませんでしたが、近隣の大阪市、豊中市、吹田市など7市では床上・床下浸水の被害がありました。
被災された地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。

9月に入ると台風シーズンです。過去の台風の記録を調べてみると、ここ10年間で9月に近畿地方に接近した台風が20個、日本に上陸した台風は9個でした。
過去のデータを平均すると1個から2個程度の台風が上陸若しくは最接近する可能性があります。


                        
                                    (気象庁のホームページから)

今週末から来週にかけて台風15号が接近上陸する予報が出ています。
皆様には、避難所を確認いただくなど備えを万全にしていただくようお願いいたします。


教職員全体研修会を開催

小・中学校の教員と教育委員会事務局の職員など140名が6月から7月にかけて秋田県由利本荘市の学校視察を行いました。
(視察の様子は、教育委員などブログで紹介していますので、そちらもご覧ください)

視察に参加した教職員等は、全国学力学習状況調査で6回連続「平均正答率全国1位」を誇る秋田県の教育現場を見て、肌で感じ、授業の在り方など今後の箕面の教育が如何にあるべきかを考えさせられ、具体的に実践に移そうとしています。

8月8日には、小・中学校と幼稚園のすべての教職員を対象に「平成25年度教職員全体研修会」をグリーンホールで開催しました。
                                

                                

この研修には、視察でお世話になった秋田県由利本荘市の佐々田教育長をお招きし、視察報告とともに、これからの箕面市が目指す教育について教職員の代表や事務局の指導主事が発表し、佐々田教育長に講評とご講演をいただきました。

                 
 

視察や全体研修などの議論を通じて、箕面市の学校現場での課題を考えてみると、次のようなことが浮かび上がってきました。

 〇1つの学校の先進的な取り組みを他の学校で柔軟に取り入れることが必要
 〇個々の教員の優れた取り組みを、学校で組織的に共有することが必要
 〇経験の浅い教員をカバーできるシステムの構築が必要
 〇学習の中で子どもたちが、自分の考えを書いたり、発表したりする活動の充実
 〇学年や担任が変わるたびに、子どもたちが混乱しないよう指導方法の統一が必要

全体研修会の最後に、これら課題の解決に向け、視察参加した教職員を中心に、小中一貫して授業で大切にすべきことをまとめた「(仮称)箕面の授業の基本」を策定するとともに、すべての教職員の共通理解のもと組織的に授業改革に取り組むことが発表されました。

各学校でも、視察に参加した職員からの報告会や、秋田県の教育に詳しい大阪教育大学の新坊教授を招いての校内研修会が行われています。

第二中学校区では、教職員全体研修会の前日に来阪されていた佐々田教育長をお招きし、校区の取り組みや小中共通した授業の検討状況や実践状況について討議を行われました。
                                     
      二中校区の教職員と熟議する佐々田由利本荘市教育長
                                      

今後、箕面市では

 〇全学校で授業の進め方を統一し、個々の教員の力量や経験に関わらず、
  どの子どもにも分かりやすい授業
 〇課題に対して、まず一人で向き合い、その後学び合う取り組みを通じて、
  思考力・判断力・表現力を育む授業
 〇子どもの成長段階に応じた学校生活の習慣づくりを継続し、
  この習慣を活用した授業

をめざし、取り組みを進めていきます。


平成25年度全国学力・学習状況調査の結果概要

先日、新聞等で大きく報道された「全国学力・学習状況調査」の本市の結果の概要についてご報告します。

全国学力・学習状況調査は、今年4月、すべての小学6年生とすべての中学3年生を対象に、国語と算数・数学の2科目で調査が実施されました。
いずれの教科も、基礎知識をみるA問題と知識の活用力を見るB問題が出題されました。今回の調査問題は、こちらを参照してください。
箕面市の調査結果は、小学6年生、中学3年生とも、いずれの調査問題の平均正答率が全国平均を上回る結果となり、公表されている都道府県の結果と比較しても良好な結果となっています。

          
          
           
           
          
          
           

 今後、市全体はもとより、各学校においても結果の分析を行い、分析結果の公表を行う予定です。
 また、分析結果については、教職員間で情報共有を行い、子どもたちの更なる学力向上に向けて取り組みを進めます。

 

 

 

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「9月1日&9月9日」

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皆さん、こんにちは。消防長の室留です。
夏休みの終わりから週明けにかけて、台風15号が勢力は衰え温帯低気圧に変わったものの、秋雨前線を刺激し全国各地に大雨をもたらしています。

ここ箕面市では降り始めからの総雨量は9月2日9時の時点で36ミリ(観測点:消防本部)で、比較的雨量は少なめですが、天気予報では前線や上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、断続的に雨が降り、雷を伴って非常に激しく降る恐れがあるということで、まだまだ予断を許さない状況が続いています。低地浸水や河川の急な増水、土砂災害に注意が必要です。

【防災の日】
昨日、9月1日は『防災の日』でした。
防災の日は昭和35年(1960年)6月11日の閣議で、9月1日を防災の日とすることが了解されたことに始まります。

防災の日とした経緯については、9月1日は関東大震災(1923年(大正12年)被害は死者・行方不明10万5千人余、全壊10万9千余棟、全焼21万2千余棟)が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあり、また、昭和34年(1959年)9月26日の伊勢湾台風によって、戦後最大の被害(死者4,700人、行方不明401人、傷者3万8,917人、全半壊・流失家屋15万3,893戸、浸水家屋36万3,611戸、)をもたらしたことが契機となって、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、防災の日が創設されました。
※二百十日→暦の上で雑節の一つとして、立春から数えて210日目で、ちょうどこの時期は稲の開花・結実する大事なときに台風が相次いで襲来し、農作物が被害を受けてしまうことがあり、一つの目安として警戒を呼びかけていたようです。220日目の二百二十日とともに厄日と考えられています。

また、昭和57年からは9月1日の防災の日を含む一週間を『防災週間』と定め、各地で防災思想普及のための行事や訓練などを行っています。
昨日、箕面市消防本部でも職員の危機管理意識の向上を図るため、全職員一斉による情報伝達訓練を実施しました。
通信指令室から職員の携帯電話等に「こちらは箕面市消防本部です。6時30分、情報伝達訓練です。箕面市内で地震による災害が発生しています。ただちに参集せよ。出動できる場合は2を出動できない場合は1を押してください。」このような訓練でした。

地震、台風などの自然災害に対する備えは十分ですか?
今週は防災週間、ちょうどいい機会ですのでそれぞれの職場や家庭で防災会議を開いてはいかがですか?
日頃からの心構えや備えがいざというときのあなたや家族や大切な人を救います。→ 大地震そのとき・そのあと、 台風・豪雨時の避難

 


【救急の日】

9月9日は『救急の日』です。
救急の日は昭和57年に救急医療及び救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深め、かつ救急医療関係者の意識の高揚を図るために設けられました。以来、毎年9月9日を救急の日とし、この日を含む1週間を『救急医療週間』と定めています。
今年の救急医療週間は、9月8日の日曜日から9月14日の土曜日までとなります。

けが人や急病人が発生した時、その場に居合わせた人が応急手当を速やかに行えば、救命効果の向上やその方の回復経過にも良い影響を与えることは、広く知られており医学的にも明らかです。
実際の救急現場においても、その場に居合わせた人が応急手当を行い救急隊に引継ぎ、尊い命が救われた事例が数多くあります。
大切なご家族を守るためにも、救命講習を受講されることをおすすめします。
救急医療週間における救命講習は、こちらを。→救急医療週間における救命講習

 

【花火大会での爆発事故】
先月、お盆に多くの人で賑わう福知山市の花火大会会場で、あってはならない悲惨な事故が起こりました。突然屋台が爆発し多数の死傷者が発生する大惨事に至りました。
この事故により、お亡くなりになられたかたのご冥福と、けがをされたかたの一日も早いご回復をお祈りいたします。
詳細な事故原因は不明ですが、危険物(ガソリン)の誤った取り扱いが起因して発生した事故には間違いないようです。
このような事故が二度と起こらないよう、危険物を取り扱う場合の注意点を再確認してください。詳しくはこちらを。→ガソリンの安全な貯蔵・取扱い

 

【祝 箕面市防火協会創立50周年】
この度、箕面市防火協会が昭和39年8月創立以来、自主防災組織の草分け的存在として、大きな節目となる創立50周年を迎えました。
当防火協会は「事業所内における火災の未然防止」と「防火意識の普及啓発」に努め、地域社会への貢献にも積極的に取り組み、特に「児童・生徒に対する防火意識の向上と児童・生徒をつうじて家庭における火災予防の普及」を目的とした防火作品の募集や「箕面まつり参画(ゆずるのうちわを市民へ配布)での火災予防啓発」を展開されるなど、日頃から自主防災組織として弛まぬ努力と市民に対する防火意識向上のための積極的な取り組みを推進されて50年が経過しました。

そして、箕面市防火協会からは50周年を記念して、さらに市民の「安全と防火・防災意識の普及啓発」をはかるため、消防自動車と救急車のバッテリーカー2台ほかを寄贈いただきました。
幼いころからの防火・防災思想等の醸成をはかるアイテムとして活用させていただきます。

今後とも地域に根ざした火災予防啓発活動を推進され、「災害に強いまち箕面、火災ゼロの安全なまち箕面」の構築に向け、引き続き更なる飛躍を目指して積極的な取り組みをお願いいたします。

 

 【火災救急発生状況】平成25年1月1日からの統計です。
本日、9月2日(月)午前9時00分現在。
火災   15件(昨年同時期比較 + 4件)
救急 3983件(昨年同時期比較 +383件)
火災件数は、昨年と比較して4件の増加。救急件数は、383件増加しています。

 

箕面市では、9月1日から11月8日まで『箕面市PRキャラクター「滝ノ道ゆずる」が今年も参戦!ゆるキャラグランプリ2013』統一キャンペーンを実施中です。

 

箕面市とクエルナバカ市との国際友好都市提携が今年で10周年を迎えます

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生涯学習部・人権文化部の浜田です。ようやく二十四節気の処暑が過ぎ、朝晩はほんの少し暑さが和らいできました。我が家の裏では秋の虫の音が聞こえ、わずかながら秋を感じていますが、日中はまだまだ油断ならない暑さが続いています。
生涯学習部と人権文化部では、いろいろな夏のイベントがひと段落し、職員は少しほっとしているところです。

さて、今回は、今年国際友好都市提携10周年を迎えるクエルナバカ市との交流などをお伝えしたいと思います。

●クエルナバカ市との国際友好都市提携10周年
箕面市の国際友好都市(一般的には姉妹都市とも言われています)をご存知ですか。箕面市では、2つの都市との間で提携を結んでいます。一つは、国際協力都市提携を結んでいるニュージーランドのハット市で、もう一つは、国際友好都市提携を結んでいるメキシコ合衆国のクエルナバカ市です。

    
                   ハット市                                  クエルナバカ市

これら2つの都市とは、市民が中心となって相互交流を進めています。これらの市民間交流は、国籍を超えた人と人の絆を強めます。また、お互いの違いを認め、一緒に学びあうことで、新しい価値観などを生み出し、皆さんの心を豊かにすることにもつながります。

多文化交流センターでは、「箕面市ハット市友好クラブ」「箕面メキシコ友の会」の皆さんの協力によって、ハット市とクエルナバカ市に関する資料を展示しています。


 

さて、今年は、箕面市とクエルナバカ市が平成15年(2003年)10月12日に国際友好都市提携の盟約を締結してから10周年を迎えます。
両市では、それぞれの市において10周年を記念した行事を予定しています。
9月19日(木曜日)には、クエルナバカ市長をはじめとした訪問団が箕面を訪れ、市長や市議会議長などを表敬訪問され、両市の親交を深められる予定となっています。また、環境クリーンセンターなど施設の視察を行う予定になっています。



日本全国で800を超える自治体が姉妹都市提携を行っています(都道府県を除く。全国の5割弱)が、市町村などの地方公共団体が、姉妹都市提携を結ぶ相手を選ぶ際には、自然環境が似通っていたり、同じような産業構造を持っていたりと相互の都市の性質が類似していること。また、歴史的な繋がりがあったり、市民間の交流が活発であったりといったことから、選ぶことが多いそうです。
箕面市とクエルナバカ市との関係は、市民交流が発展したことをベースにしていると言えます。

そもそも箕面市とクエルナバカ市との関係は、平成4年にモレロス大学の学生を受け入れ、日本語や日本文化の習得を支援したことに始まります。その後、ホームステイや文化交流など市民と学生の交流を通じて友好親善、相互の文化理解が促進されてきました。
モレロス大学からの箕面研修修了生は、昨年までの20回で約160人にのぼっており、モレロス大学の所在地クエルナバカ市では、箕面研修の修了生が平成5年(1993年)に「箕面クラブ」を結成し、日本とメキシコの相互理解、友好親善の架け橋として、各方面で活躍されています。

 日本語研修の成果を発表


 

昨年の研修生と聖母被昇天学院小学校の児童たちとの文化交流の様子

 

一方、受け入れ側の箕面市でも、ホストファミリーが中心となって平成12年(2000年)に「箕面メキシコ友の会」が結成され、中南米に対する理解と友好意識の深まりとともに、市民間交流が活発に展開されてきました。


 昨年の箕面市−クエルナバカ市学生交流20周年記念行事の様子

 

○箕面メキシコ友の会の活動
7月5日(金曜日)に箕面メキシコ友の会が主催するメキシコの民芸品についての講演会が開催されました。講師は、研修受け入れが始まった初期のころの研修修了生の夫で、メキシコ各地に伝わる美しい民芸品を通じた伝統文化についての講演などが行われました。

また、毎年の恒例となっている箕面メキシコ友の会主催の「メキシコ文化の夕べ」が9月19日(木曜日:午後6時開場、午後6時30分開演)に“箕面−クエルナバカ国際友好都市提携10周年記念”としてメイプルホール大ホールで行われます。
メキシコ文化を目で、耳で、体全体で感じられる催しですのでご参加ください。
入場料は1000円(当日券1500円、中学生以下は無料)です。

 


 昨年の「メキシコ文化の夕べ」の様子

広報紙もみじだより9月号「心の樹」(8ページ)でも、箕面市とクエルナバカ市との交流について紹介していますので、ぜひご一読ください。

●その他のお知らせ
あなたも国際交流に参加してみませんか。
公益財団法人箕面市国際交流協会では、さまざまな国際交流を行っている団体の情報をご紹介しています。また、協会では、国際交流ができるイベントなども実施しています。興味のある方は、一度お尋ねください。
公益財団法人箕面市国際交流協会(電話072-727-6912)

○ホストファミリー(ホームステイ先)応募のお礼
箕面市では、国際友好・協力都市からの学生などを受け入れていただけるご家庭を募集した結果、多数のご家族から応募をいただきました。
応募いただいた皆さまありがとうございました。
★モレロス大学箕面研修生のホストファミリーは、4家族の皆さまに決定いたしました。 
★ハット市小・中学生のホストファミリーは、8家族の皆さまに決定いたしました。
 
ホストファミリーとなっていただく皆さま、これを機に国や文化を超えた交流を深めていただければ幸いです。

多文化交流センター コムカフェ(comm cafe)からのお知らせ
外国人シェフが色々な国の家庭料理を提供しています。色々な国の文化の一端に触れることができます。多文化交流センターや小野原図書館への来館、その他お近くにお寄りの際にはぜひご利用ください。
9月のランチカレンダーを掲載しますので、ご参考にしてください。

 

 

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夏休みも過ぎて

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教育委員長の山元行博です。
楽しかった夏休みが終わりました。朝が涼しく感じられるようになってきたのでホッとしていますが、みなさんは、いかがでしょうか?

8月30日朝の空・・・もう秋の気配ですね

●長生きランキングと学力テスト

8月28日、ある学会で講演を行いました。テーマは「大阪の七不思議」です。いろいろ準備したのですが、結局、「大阪の二不思議」で終わってしまいました。
提示した資料は、全国都道府県別中学校給食実施データ、全国学力学習状況調査平均正答率都道府県別データ、公表された大阪府市町村別データ、そして、大阪府内市区町村別長生きランキングデータでした。「大阪府内市区町村別長生きランキング」のデータを資料に入れた訳は、17日に、私の母校である四條畷高校出身で、北河内7市の教育関係者(教育委員会関係者や、学校管理職、OBなど)が集まる同窓会があり、その席上で、昨年まで枚方市教育委員会の教育次長を勤めていた方が、「大阪府内33市の長生きランキングと学力テストとの相関関係を調べている。ここにいる山元さんが勤める箕面が男女とも長生きランキング1位で、学力テストもそうである。」と語っておられるのを聞いたからです。「へぇー、そうなのか。」私は初耳でした。北河内の教育関係者が集まっている席で、そんな話が出てきて、私としては、背中がこそばゆいような気持ちになり、小さくなっていたのですが、すごくうれしかったです。
28日の講演では、結局、「中学校給食」と「内申書絶対評価」までしか話すことができなくて、長生きランキングの方は、質疑応答の中で話をさせていただきました。

●箕面の子どもたちの活躍

最近、いろんな場面で箕面がよく取り上げられます。

夏の大阪府中学校野球大会での四中・二中の活躍、箕面高校ダンス部のミスダンスドリル世界大会での快挙他にも、箕面の子どもたちはこんなに頑張っています。


第四中学校野球部、大阪大会優勝!

大阪を引っ張っていく街として、次々と話題性のあるメッセージを発信してくれていると思います。

●学校訪問

この夏休みには、他の教育委員さんとともに学校訪問をさせていただきました。夏休みですが、校長先生も、教頭先生も、忙しそうでした。お世話いただいてありがとうございました。学校の思いと教育委員の思いが、もっともっと相通ずるようにしていくには、今しばらく時間をいただきたいと思っていますが、これからも、できる限り学校園所に出向き、現場の先生方と膝をつき合わせて話がしたいというのが、私たちの思いです。お互いの立場をわきまえることは当然ですが、何とか、子どもたちの、保護者のみなさんの、学校の力になりたいと、教育委員全員が思いを募らせています。

 

学校訪問(第三中学にて)

●全国学力テストの結果

ちょうど、この原稿を書いている時に、テレビのニュースが目に入ってきました。
「全国学力テストの結果公表。大阪はまたダメだった。」
大阪の子どもたちにとって、本当にきついニュースで、子どもたちの受けるダメージは大きいと思います。
ただ、箕面だけの結果では、全国平均を上回る良好な結果となっています。詳しくは大橋子ども未来創造局長のブログを参照ください。

とはいえ、「大阪」というくくりで見られることで、箕面の子どもたちも少なからずショックを受けていると思います。
私は、具田教育長の、「秋田の良いところはとことん盗み取ろう!」という言葉に感動を覚えています。なんでもできることはどんどん取り入れ、箕面のものにしていきましょう。そして、ぶれることなく、大阪全体を引っ張っていきましょう。
何か、大それたことを書いてしまいましたが、具田教育長も私も、箕面の子どもたちの幸せを願うのはもちろん、他の街の子どもたちの幸せも箕面から願っています。なんとかして、大阪の子どもたちの受けているダメージを払しょくしたいと真剣に願っているのです。

秋田県由利本荘市佐々田教育長をお迎えして

 

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平成24年度 決算審査意見書

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みなさん、こんにちは。監査委員事務局の吉田譲二です。

本日から箕面市議会第3回定例会が始まりました。
この定例会では、平成24年度各会計の決算が、監査委員の意見を付けて認定に付されています。

これに先立つこと3カ月。監査委員事務局では、提出を受けた決算書や関係書類に基づき、一般会計・特別会計、病院事業会計、水道事業会計及び公共下水道事業会計の各会計について、係数を確認するとともに、予算が適正に執行されているか等々の事前審査を行い、監査委員による各会計管理者へのヒアリング・質疑応答を経て、決算審査意見書として取りまとめる作業に追われていました。

      

この意見書は、8月6日、監査委員から市長に手交しましたが、その際の代表監査委員のコメントは次のとおりです。

1 一般会計
●経常収支比率は、ここ数年着実に改善され93.8%になっています。また、ここから臨時財政対策債等を除いても99.6%と、10年ぶりに100%を下回りました。
● これらは、緊急プランによる行財政改革を積極的に推進してこられた成果と考えられます。
●前年度から市税がやや増加する傾向にあるものの、扶助費をはじめとした社会保障経費も増加傾向にあり、依然として厳しい財政状況に変わりはなく、引き続き緊急プランによる行財政改革に取り組み、収支バランスの適正化に努めてください。

2 特別会計
●特別会計の実質収支は、国民健康保険事業費を除き黒字となっています。
●この国民健康保険事業費ですが、約22億円の累積赤字になっているものの、単年度では黒字となって累積赤字が縮小しており、改善の兆しがうかがえます。
●今後とも、まずは単年度の黒字を維持し、さらに長期的視点から累積赤字の解消に取り組んでください。

3 病院事業会計
●平成24年度も約1億円の赤字が計上されていますが、前年度の赤字約3億8千万円に比べ、赤字が大幅に圧縮されています。
●この赤字額は、市立病院改革プランの目標収支内に収まっており、同プランに基づき着々と経営改善が図られています。
●今後も、消費税の引き上げ等、病院経営を取り巻く環境は厳しさを増すものと考えられますが、引き続き同改プランに沿って着実に経営改革を進めてください。

4 水道事業会計及び公共下水道事業会計                                  ●両会計とも、前年度に引き続き黒字決算となっています。
●特に、公共下水道事業会計は、経費が減少したこともあって前年度を上回る黒字です。
●しかし、水道事業会計においては、給水原価が供給単価を上回る逆ざや現象が続き、それがやや拡大していること、また、上下水道施設の老朽化や耐震化に対し、今後多額の費用を要することから、上下水道改革プランに沿って経営基盤の強化に取り組んでください。


                *   *   *   *   *


前回このブログに、「世界遺産 マチュピチュ」を紹介しつつ、兵庫県朝来市にある「東洋のマチュピチュ 竹田城跡」へ行ってきた話を書いたところ、誤解を含め多くの反響をいただきました。それに味をしめ、今回は……。

 

 世界遺産 ヴィクトリアの滝へ!?

     

ヴィクトリアの滝は、アフリカ南部、ジンバブエとザンビアの国境を流れるザンベジ川の中流に位置しています。最大幅1700m、最大落差108mに及ぶ巨大な滝で、南米のイグアス、北米のナイアガラに並ぶ世界三大瀑布のひとつです。1855年にイギリス人探検家リビングストンによって発見された際、英国女王の名を取ってヴィクトリアの滝と命名され、1989年に世界遺産に登録されました。

              

日本からアフリカ南部への直行便は飛んでいないようです。
まずはシンガポールか香港を経由して南アフリカのヨハネスブルグへ。そこからさらに空路でジンバブエのヴィクトリアフォールズかザンビアのリビングストンへと、丸2日かけてようやく到着です。

 

どうです、この神秘的で雄大な眺め。感動します。
北側からザンベジ川が流れてきて、その水が東西に走る大地の割れ目に向けて一気に落ちていきます。太陽が出ている間は常に虹も出ており、しばしばダブルレインボー(二重の虹)が見られます。月夜はルナレインボーも見られるそうです。

    

地球の裏側にあたりますが、時間をかけ、体力とお金をかけ、一度行ってみる価値は十分にあります。


……と、数年前からこんな夢と野望を抱いていましたが、それを果たすのは今後の楽しみに取っておくことにし、実はこんな所へ行ってきました。

    

「これは日本?!」と、思わず唸ってしまいます。
この滝は幅30m、高さ7m。ヴィクトリアの滝とは比べものにならないですが、まるで河床を引き裂いたかのように割れた巨石の間を、ごうごうと水しぶきをあげて清流が流れ落ちる様は、ただただ自然のパワーに圧倒されます。

 

ここは、群馬県沼田市の片品川にある『吹割の滝(ふきわれのたき)』。

数年前の夏休み、尾瀬に向かう途中、たまたま立ち寄ったところです。1936年に国の天然記念物に指定され、日本名瀑百選にも数えられており、2000年のNHK大河ドラマ「葵徳川三代」のオープニングに登場して有名になりました。

吹割の滝は、東洋のナイアガラと呼ばれていますが、滝の形態から言うとヴィクトリアの滝に近いので、本当は「東洋のヴィクトリア」と呼んだ方が良いのかもしれません。

     

この滝の魅力は、余計な柵などが一切無く、すぐそばまで近寄って水が滝に吸い込まれていくのを上から見下ろすことができるなど、ありのままの自然を堪能できることです。
特に、5月は尾瀬からの雪解け水によって水量が増し、ゾクッと身震いするほどの迫力があるそうです。

 

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積乱雲の動きにご注意を・・・

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 こんにちは、総務部理事の南です。

  今年の夏は、全国で暑夏となりました。高知の四万十川で41度を記録するなど、特に、西日本の夏平均気温差は+1.2度となり、統計を開始した1946年以降で最も高くなりました。この要因として、日本海の海水気温が過去30年間で一番高かったことが一因になったと云われています。
7月、8月で全国で5万6千人が熱中症で病院に運ばれたそうです。
  ただ、9月に入ってまだまだ日中の暑さは厳しいものの、朝夕はかなり過ごしやすくなりました。夜半には「リーン〜リーン」と涼しげな虫の声が聞こえてきて、少しではありますが秋の気配が感じられる頃となりました。
  季節の変わり目は、体調を崩すことがままありますので、体調管理には十分留意いただきたいと思います。

 

恐ろしい竜巻

  9月2日午後2時すぎ、前線に南から湿った空気が入り込んで大気が不安定になった影響で、埼玉県越谷市や千葉県野田市などで竜巻が発生し、多くのけが人と540棟の建物が損壊するという甚大な被害となりました。
  ニュース映像では、2階部分が屋根、天井ごと吹き飛んだり、電柱があちこちで倒れ、車が横転している画像が流れていましたが、改めて竜巻の恐ろしさを見る思いでした。被害に遭われた方にとっては、一瞬の出来事でまさに青天の霹靂だったのではないでしょうか。復旧するにはいろいろ大変なことと思います。心からお見舞い申し上げます。

 

箕面でも竜巻?

 同日の11時20分頃、箕面市役所周辺でも竜巻と思われる突風がありました。窓枠がガタガタと揺れ、街路樹も大きくしなっていました。10秒程度でぴたりと止みました。市内で特に被害はなかったようですが、本当に竜巻であったのかが気になったので、大阪管区気象台等に問い合わせをしましたが、確認できませんでした。ただ、箕面消防署で24時間観測している風速計を確認すると、その時間に13.1m/sの瞬間風速が記録されていました。
 昨日も栃木県矢板市、高知県宿毛市でも竜巻が発生し、被害が出ている模様です。そこで、竜巻に関する情報を調べてみましたので紹介したいと思います。

 

積乱雲ってどんな雲?

  積乱雲は、強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した雲で、その高さは10キロメートルを超え、時には成層圏まで達することもあります。水平方向の広がりは数キロ〜十数キロメートルで、積乱雲がもたらす現象は、30分〜1時間程度で局地的な範囲に限られます。夏によく見られる入道雲も積乱雲です。
  積乱雲は、大気の状態が不安定(上空に冷たい空気があり、地上には温められた空気の層がある状態)な気象条件で発生しやすくなり、地上付近の空気が湿っているときは、さらに大気の状態が不安定となり、積乱雲が発達しやすくなります。
  積乱雲の発達に伴って、竜巻、雷、局地的大雨などの災害が発生する可能性があります。積乱雲の動きにご注意ください。

 

竜巻発生のメカニズム

  竜巻とは、積乱雲に伴って発生する強い空気の渦巻きのことで、日本で起きるほとんどの竜巻は、地上近くで風が回転しているところに、上昇気流が重なったときに発生すると考えられています。風が回転しながら上へあがるにつれて、回転の半径が小さくなり、風が強くなるので竜巻になるのです。
 上昇気流は、台風や積乱雲などといっしょに現れるので、竜巻はだいたい夏に起きています。日本の竜巻は、半分以上が8月から9月ごろ、台風が発生する時期に発生していると言われています。
  多くの場合、竜巻の直径は数十〜数百メートルで、数キロメートルに渡ってほぼ直線的に移動する。移動速度は時速数十キロメートル程度のものが多いですが、中にはほとんど動かないものや時速90キロメートルと非常に速い場合もあるようです。被害地域は帯状になる特徴があります。

   

 

竜巻接近時によく現れる特徴

   ◇ 空が急に暗くなる。
   ◇ 大粒の雹(ひょう)が降る。
   ◇ 雲の底から地上にのびる、ろうと
    状の雲が見える。
   ◇ 飛散物が筒状に舞い上がる。
   ◇ ゴーというジェット機のような
    轟音がする。
   ◇ 気圧の変化で耳に異常を感じる。

 

 

 

竜巻からの身の守り方

 

雷発生のメカニズム

 

   

 

雷からの身の守り方


  積乱雲の発達により雷鳴が近づく様子があるときは、落雷が差し迫っています。速やかに安全な場所へ避難することが、雷から身を守るために有効です。
雷は、雷雲の位置次第で、場所を選ばずに落ちます。近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があります。グランドやゴルフ場、屋外プール、砂浜などの開けた場所や山や尾根などの高いところでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難する必要があります。
鉄筋コンクリートの建物、自動車、バス、列車の内部は比較的安全な空間といえます。また、木造の建物の内部も基本的に安全ですが、すべての電気器具、天井・壁から1メートル以上離れれば安全です。


  近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物 体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4メートル以上離れたところに退避します。
  高い木の近くは危険ですから、最低でも木の幹、枝、葉から2メートル以上は離れることが必要です。姿勢を低くして、持ち物は体より高くつきださないようにし、雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動するようにしてください。

 

 

大阪880万人訓練


 本日午前11時に、府民880万人を対象に携帯電話へ緊急地震速報を一斉に配信する訓練を実施します。携帯電話が通話中か、電源がオフでない限り、マナーモードにしていても強制的に大きな音が鳴ったり、振動します。特に、車の運転には十分ご注意ください。なお、携帯電話の機種によっては受信しないことがあります。 災害はいつ、どこでどのように起きるか予想できません。日頃から様々な場面を想像しておくことが、いざというときに役立ちます。この機会に、日頃の備えや災害時の行動について、家族や学校、職場で話し合いをするようにしてください。

 

 

箕面市では、9月1日から11月8日まで「箕面市PRキャラクター「滝ノ道ゆずる」が今年も参戦!ゆるキャラグランプリ2013」を応援する統一キャンペーンを実施中です。

 

 

 

秋のキャンプはいかがですか!!

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みなさん、こんにちは、子ども未来創造局子育て政策統括監の木村です。
 
9月に入り、過ごしやすくはなったものの不安定な天候が続いています。
早くさわやかな秋空を見たいものです。

私自身は、暑い夏の期間はなかなか外で活動するのも億劫で運動不足になりがちでしたが、これからの季節、できるだけ体を動かすことを心掛けていきたいと思っています。


■秋のキャンプはいかがですか!!
箕面市に、青少年教学の森野外活動センターというキャンプ場があるのをご存知ですか?
阪急箕面駅から西に徒歩約50分(約2.5キロメートル)のところにあるキャンプ場で、標高395メートルの通称「六個山」の山麓にあり、面積は約8万坪あります。
市街地から近距離ですが、多くの植物や野鳥の生息地であり、野外活動に恵まれた自然環境です。

年間約2万人の方が日帰りや宿泊で利用されており、特に、夏は多くのキャンパーで賑わっています。
センターには、定員70人の本館・10人用の既設テントを利用いただく180人定員の第一キャンプ場・10人用のロッジが5棟ある第二キャンプ場・10張のテントを立てるスペースがある第三キャンプ場などの施設が整備されています。また、各キャンプ場には、カレー作りやバーベキューなどができる自炊場も設置され、この夏も多くのキャンパーで賑わいました。


本館の宿泊室です。


第一キャンプ場にある10人用のテントです


第二キャンプ場の10人用のロッジです(5人部屋になっています)


キャンプといえばまきを使っての自炊ですね(おいしいカレーができたかな)

 
こんなきれいな夜景もみれますよ


初めてのキャンプでも、キャンプカウンセラーが指導してくれるから安心です。
 (実は、私も学生時代キャンプカウンセラーをやっていました)

夏だけがキャンプシーズンではありません。野外活動センターは12月から1月の冬季期間は休業していますが、その他の期間はご利用いただけます。
暑い中汗をかきながらのキャンプも楽しいですが、これからのシーズンも、紅葉の中でのバーベキューなどとても楽しい一日を過ごすことができると思います。
野外活動センターは、青少年関係団体はもとより、グループや家族でも利用ができます。
申し込み受付は、利用月の13か月前の1日より行っています。(市外団体は12か月前)
この秋のシーズンも、まだ、空きのある日もあるようですので、家族連れで、仲のいいグループで、是非、楽しいキャンプはいかがですか。
また、野外活動センターでは、家族向けや子どもさんを対象とした主催キャンプも実施しています。詳しくは、広報紙や野外活動センターのホームページをご覧ください。

 


■青少年文化祭を開催します!!
明日9月7日(土曜日)と8日(日曜日)の2日間、メイプルホールで、第21回青少年文化祭を開催します。
青少年文化祭は、軽音楽・バンド演奏・合唱・ダンスなどの舞台発表の部と、絵画・写真・陶芸などの作品展示の部で開催します。
舞台発表は、7日が13時〜17時まで、8日が13時から15時40分まで、また、作品展示は、10時から17時まで(8日は16時まで)開催しています。
幼稚園児から高校生までが、日頃の活動成果を力いっぱい発表してくれます。
私も昨年舞台・作品を見せていただきましたが、いっぱいの元気をもらいました。
今年の青少年文化祭も元気いっぱいの舞台発表や素晴らしい作品展示を見ることができると思います。みなさんも、是非、メイプルホールにお越しください。

  
昨年の舞台発表の様子

  

 

■青少年弁論大会出場者募集中!!
毎年、箕面ライオンズクラブさんと市教育委員会の主催で、青少年弁論大会を開催しています。
今年度は、11月16日(土曜日)午後1時から、箕面市立病院4階の「いろはホール」で開催します。
参加の対象者は、市内在住・在学の中学生となっています。また、発表テーマは特に定めていません。たとえば、学校・家庭生活のことや、クラブ活動、最近の社会について思うことなど、なんでも結構です。なお、発表時間は4分以内となっています。
中学生の皆さん、今思っていることや将来の夢など、思いのたけを思いっきり発表してみませんか。とてもいい経験になると思います。
弁論大会への参加申し込みは、9月30日(月曜日)までとなっています。
また、当日、中学生の応援に是非たくさんの方のご来場をお待ちしています。


 
昨年の青少年弁論大会

 

 

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箕面市民の平均寿命は?

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こんにちは、健康福祉部理事の中井です。記録的な猛暑日が続いた8月も終わり9月に入りました。朝夕は日ごとに涼しさを増し過ごしやすくなってきましたが、テレビでは日本各地で発生した局地的な豪雨や竜巻の被害などが放映され、自然の力を改めて感じる今日この頃です。
9月は敬老月間ということで、最近、新聞などで日本人の平均寿命が報道されていますが、今回は、箕面市民の寿命に関する情報をご紹介したいと思います。

日本人の平均寿命は?

平成22年市区町村別生命表(平成25年7月31日、厚生労働省発表)によりますと、日本人の平均寿命は、次のとおりで女性の方が男性より6.8年長生きでした。

  日本人の平均寿命

男性

79.6歳

女性

86.4歳

 

箕面市民の平均寿命は? 〜市区町村別の平均寿命〜

それでは、箕面市民の平均寿命はどうかというと、男女ともに大阪府内、全国の平均を上回っており、女性の方が男性より6.3年長生きという結果でした。

  箕面市民の平均寿命

男性

80.7歳

女性

87.0歳


箕面市と大阪府・全国平均寿命との比較




                  


また、府内、全国の上位と下位の市区町村の平均寿命は次のとおりです。
大阪府内で平均寿命を比較すると、箕面市だけでなく北摂地域全体に長寿の傾向があるようです。この理由は、北摂地域に市立病院や国立病院、あるいは民間病院が整備され医療環境が整っているためとか言われます。しかし、全国の平均寿命上位の市町村をみると、必ずしも理由は医療環境だけではないように思われます。



* 平均寿命を表すものとして、厚生労働省から「市区町村別生命表」、「簡易生命表」が発表されていますが、引用するデータが異なるため微妙に数値が異なります。ここでは、市町村単位で比較するため、人口動態統計による日本人の死亡数、出生数と国勢調査による日本人人口をもとに、平成12年から5年ごとに作成されている「市区町村別生命表」を使用しています。



箕面市の100歳以上の高齢者は?


箕面市では、平均寿命の高さを反映してか、100歳以上の高齢者のかたが多数お暮しになっています。しかし、男女の内訳をみるとびっくりというか、やはりというか、男性の私から見ると何とも複雑な心境になります。(平成25年9月1日現在)


箕面市の100歳以上の人数

 100歳以上の男性

 4人

 100歳以上の女性

57人


箕面市の最高齢者

 男性の最高齢者

102歳

 女性の最高齢者

107歳


 
9月2日(月曜日)、倉田市長が市内の最高齢者の女性を訪問され、長寿をお祝いしました。女性からは、市長に自作の川柳を手渡しされ、市長はお礼と川柳を市長室に飾りますと述べられていました。撮れたて箕面ブログでもご紹介しています。  こちら


いつまでも元気に健康で


「健康寿命」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。健康寿命とは、日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のことです。
WHOが2000年にこの言葉を公表しましたが、平均寿命から介護(自立した生活ができない)が必要な期間を引いた数が健康寿命になります。厚生労働省は、2010年の統計では日本人の健康寿命は、男性で70.42歳、女性で73.62歳であると2012年に発表しました。
長寿を願うのは当然のことですが、その間、いかに健康で自立した生活を送るのかが重要です。その大きな目安が要支援・要介護認定です。


箕面市の要支援・要介護者の認定率


箕面市の要支援・要介護の認定をお受けの高齢者は、平成25年3月末現在、4855人です。これを年齢で分けると次のとおりとなります。
大阪府の認定率は全国平均と比較して高く推移していますが、箕面市は全国よりもやや低い値となっています。

区分

人数

要支援・要介護者の認定率

 65歳〜74歳で認定をお受けの方

636人

3.85%

 75歳以上で認定をお受けの方

4,219人

33.22%

合計

4,855人

 

この表から見て明らかなように、74歳までは大多数の高齢者は比較的お元気にされていますが、75歳を超えると心身の衰えが目立ち始め、加齢とともに認定率は一気に上昇します。


介護予防の取り組み


箕面市では、高齢者の皆さんにお元気で、そしてできるだけ要支援・要介護にならないように、介護予防事業を実施しています。
毎年6月頃に、要介護認定を受けていない高齢者のかたに「基本チェックリスト」を送付しています。このリストに必要事項を記入いただき、市に返送いただきますと、介護が必要となる可能性があるかどうかなどを判定し、再度この結果と、介護予防に向けた各種の教室,講座のご案内を対象者にお返ししています。

市では、保健師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士が連携し、運動、口腔、栄養、生活習慣病予防、そして近年特に注目されています認知症予防などを組み合わせたはつらつアップ教室や、腰痛予防教室、転倒予防教室などを用意して皆さんの参加をお待ちしています。

また、介護保険のご相談や介護予防、その他どんなことでも結構ですので、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターまたは高齢福祉課にご相談ください。

地域包括支援センター

担当地域

西部地域包括支援センター

電話:072-720-5592

ファクス:072-720-5593

箕面・箕面公園・温泉町・西小路・牧落・新稲

北部・西南地域包括支援センター

電話:072-725-7029

ファクス:072-720-5323

上止々呂美・下止々呂美・百楽荘・桜井・桜・半町・瀬川・桜ヶ丘・森町北・森町中・森町南

中央地域包括支援センター

電話:072-727-9511

ファクス:072-727-3597

稲・萱野・西宿・今宮・外院・石丸・白島・坊島・如意谷・船場西・船場東

東部地域包括支援センター

電話:072-729-1711

ファクス:072-730-2230

大字粟生間谷・粟生間谷東・粟生間谷西・粟生外院・粟生新家・小野原東・小野原西
彩都粟生南・彩都粟生北

健康福祉部 高齢福祉課 電話:072-727-9505 ファクス:072-727-3539


地区敬老会の日程が決まりました

毎年、9月から10月にかけて、箕面市内では、元気はつらつ頑張る高齢者表彰、敬老のつどい、老人クラブ高齢者作品展、長寿祝金の配布など、高齢者の長寿を祝福するイベントが各地で開催されます。

これらを代表する箕面市の恒例行事である「地区敬老会」の日程は次のとおりです。
箕面市の敬老会の特色は、高齢者のかたがお住いの地域で、箕面市社会福祉協議会の地区福祉会をはじめ、地域の各種団体の皆さんが協力し、各地区ごとに創意工夫を凝らして高齢者の長寿をお祝いするもので、近くの小学校区ごとに催されます。

みなさま、ぜひ楽しみにご参加くださいますようお願いいたします。
また、地域全体で高齢者の皆さんの長寿をお祝いするというすばらしい取り組みを担っておられる関係者の皆様のご尽力に心から敬意を表します。本当にありがとうございます。

9月

日時

地区名

場所

14日(土曜日)

午後1時から

中小地区

メイプルホール

16日(月曜日)

午前9時50分から

西南小地区

西南小体育館

午後1時から

北小地区

メイプルホール

午後1時30分から

西小地区

グリーンホール

午後1時40分から

止々呂美地区

とどろみの森学園

10月

日時

地区名

場所

3日(木曜日)

午後1時から

萱野小地区

らいとぴあ21

6日(日曜日) 

午後1時から

豊川北小地区

豊川北小体育館

午後1時から

萱野東小地区

萱野東小体育館

午後1時から

萱野北小地区

萱野北小体育館

午後2時から

箕面小地区

グリーンホール

12日(土曜日)

午後1時30分から

南小地区

南小体育館

13日(日曜日)

午後1時から

東小地区

東小体育館

午後1時30分から

豊川南小地区

豊川南小体育館

 

 

箕面市では、9月1日から11月8日まで『箕面市PRキャラクター「滝ノ道ゆずる」が今年も参戦!ゆるキャラグランプリ2013』統一キャンペーンを実施中です。

 

行政課題解決のための斬新な条例制定

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皆様、こんにちは。総務部理事の中野です。

いよいよ秋が深くなり、紅葉の見ごろや「中秋の名月」が近づいてきました。中秋の名月について、インターネットで調べましたので、ご紹介します。

「月の満ち欠けによって暦を作っていた太陰暦(旧暦)の時代では、7、8、9月を秋としていて、その真ん中の8月15日を中秋と呼んでいました(新暦では、9月中旬)。月の観賞は中国から伝えられた行事で、日本では9世紀末ころから宮中で月見の宴が行われていました。秋は空が澄み渡り、月の高度もほどよく眺められる良い季節なので、月を楽しむ習慣として「中秋の名月」が継続しているのでしょう。この中秋の名月の習慣は、現在ではおだんごとすすきを供えて月を愛でるのが一般的ですが、地方によっては、豆やいもなどをお供えしたり、早く採れたイネ(早稲)を供えるなど、農作物の収穫と関連した行事が行われています。これが、もともとの中秋の名月の行事であったと考えられています。特に、月ははるか昔から、農作の守護神として世界的に崇められる傾向がありました。このようなことから、中秋の名月は農作物の実りに感謝するという意味もこめられていたのかも知れません。」

なお、今年の中秋の名月(満月)は、9月19日だそうです。 

 

             我が家の庭に咲く花と蝶

箕面市では、これまで先進的な条例を全国に先駆けて制定してきました。とりわけ、平成20年8月に、倉田市長が就任されて以降は、様々な行政課題の解決や施策の充実に向け、前例にとらわれることなく、行政目的達成のために何をすべきかを考え果敢にチャレンジする、という姿勢が職員にも徐々に浸透してきています。その結果、ここ数年、全国でも珍しい、斬新な条例がいくつか制定されました。今回は、そのような、先進的(言い方を変えれば、変わり種)な条例を紹介します。

◆変わり種条例1:ふれあい安心名簿条例

◆背景  

平成21年のゴールデンウィークに新型インフルエンザの猛威で全国が騒然としている中、本市の学校から児童・生徒の保護者に緊急連絡をとろうとしましたが、連絡網がない学校もあり、緊急連絡が一部手間取るという事態が発生しました。

個人情報の保護に過敏になって、名簿をなくす学校が増加していることが要因であることがわかり、このような状況を憂慮された当時の教育委員さんから倉田市長に提言がされました。提言を受けた市長が、すかさず担当課に対し、地域や学校などで、緊急時などに安心した活用してもらえる名簿が作成できるルールづくりをするために、新たな条例を検討するよう指示がされました。

担当課は、「そんな条例ができるのか?!」と、最初は困っていましたが、課内で幾度となく論議を重ね、市長に何度もアタックした結果、難産の末、「ふれあい安心名簿条例」が、市議会の議決を経て平成22年4月1日に誕生しました。

 

◆条例の概要    箕面市ふれあい安心名簿条例 

◆全国的な反響

この、条例は全国的にも反響を呼び、制定以来、全国の市町村議会議員や行政職員などが、本市へ多数視察にこられています。また、消費者庁の全国自治体向け情報誌の中で紹介されたり公務員向けの雑誌にも取り上げられました。また、去る8月29日に、東京で開催された、災害時の要援護者名簿作成などに関する全国の自治体職員や議員対象の講演会に、本条例を所管する本市職員が講師として招かれるなど、条例制定から3年経過した今においても、全国的にも注目されています。

     

         

         他自治体議員団の視察風景。説明する総務課担当職員(写真左)

 <箕面市への他自治体議員団の「ふれあい安心名簿条例」にかかる視察受入件数>  

    ※( )内は、全体受入件数

      ・H22年度   8団体(40団体)

      ・H23年度   9体(54団体)

      ・H24年度  18団体(44団体) 

       新人奮闘記「みんなでふれあって安心する名簿の話」

 

        

*H25.8.29 東京で開催された講演会(まちづくり行政シリーズ 地域科学研究所主催)パネルディスカッションの様子

左から、宇賀克也教授(東京大学大学院法学政治学研究科。情報公開分野の第一人者)、東京都足立区職員、箕面市総務部総務課長、東京都練馬区職員、神戸市NPO職員

 

◆変わり種条例2:カラス条例

◆背景

正式名は、「箕面市カラスによる被害の防止及び生活環境を守る条例」です。条例名が語るとおり、緑豊かな住宅都市箕面の一部地域においてカラスが大量に飛来し、倉田市長就任のかなり前から住民に多数の被害が発生し、毎年のように市に対し多くの苦情が出ていましたが、効果的な解決策が見いだせない状況でした。

このような事態を踏まえ、倉田市長が就任後、抜本的なカラス対策を講じよう、との方針を打ち出し、平成21年に庁内に動物対策チームを設置し、カラスの捕獲や巣の撤去に取り組み、その結果1日あたりの飛来数が300羽から20羽まで激減しました。しかし、せっかく減らしても、ごみを散らかしエサを与える人がいると、また増えるというイタチごっこの繰り返しでした。

そこで、市長から、カラスのエサやりを禁止する条例の検討指示が所管課にだされました。所管課では、平成21年9月に制定した「サルの餌やり禁止条例」を参考に、条例に罰金を規定する方向で検討を進めました。罰金という刑事罰を科すためには検察との協議が必要で、ねばり強く何度も交渉し、ハードルを乗り越え、パブリックコメントを経て市議会の議決を得て、平成23年7月1日に条例を施行しました。

 

◆条例の概要    箕面市カラスによる被害の防止及び生活環境を守る条例

 

◆変わり種条例3:災害時特別宣言条例

◆背景

平成23年3月11日に発生した東日本大震災を契機に、本市においても市の防災体制を抜本的に見直すべく、市を挙げて防災改革に取り組みました。そのような中、「災害時において、救助活動などで、現行の条例規定がネックになることが想定される。災害時に特別対応ができる条例の制定を検討せよ。」との指示が出されました。

既存の条例に規定する行政活動は、多岐にわたっているため、市民安全政策課と法制課が中心となって多くの関係課から情報を集めながら、災害時に災害対策本部長(市長)が特別宣言をすることによって、業務・施設等の一斉休止、契約・処分等の期限延長、市庁舎の仮移転などの内容に加え、地域住民による高齢者、障害者等の迅速な安否確認の仕掛けを盛り込んだ条例を、市議会の議決を経て、平成24年3月28日に施行しました。

◆条例の概要  箕面市災害時における特別対応に関する条例

 

今回ご紹介した3条例に限らず、本市では、倉田市長の、前例にとらわれることなく、普通の市民目線で考え、法律に書いてないことや困難なことでも、なんとか知恵を絞って実現していく(「なせばなる、なさねばならぬなにごとも」 )という方針のもと、各部門において、新たな発想に基づく斬新な条例や制度などを作り上げています。これからも、各部局室において行政課題解決に向け、新条例の制定など様々な取り組みが展開されると思いますので、ご期待ください。

  箕面市の条例は、右のリンクからご覧になれます。   箕面市例規集    

 

 

 箕面市では、9月1日から11月8日まで「箕面市PRキャラクター「滝ノ道ゆずる」が今年も参戦!ゆるキャラグランプリ2013」を応援する統一キャンペーンを実施中です。

 

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