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学生の皆さん「市長ほっとミーティング」へ参加しませんか

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 皆様こんにちは。生涯学習部と人権文化部の稲野です。
 早いもので、もう2月最後の日を迎えました。今年は例年にない強い寒波が何度も押し寄せ、北海道や東北地方などに大雪をもたらし、たいへんな被害を発生させています。
 また、東日本大震災からもうすぐ2年が経ちますが、まだまだ復興には程遠い状況にあります。それぞれができる範囲で、可能な限りの支援を続けていきましょう。

 
(チラホラ咲き出した梅の花)

 さて、今回は来る3月15日(金曜日)午後4時30分から、MGK24さくらい(桜井スーパーマーケット2階)で開催する「市長ほっとミーティング・学生の皆さんと倉田市長の意見交換会」をご紹介します。

○「箕面市学生活動連携会議」とは
 学生の皆さんがより積極的に活動ができるように支援するため、箕面市内をフィールドとして活動する阪大生のグループと市で「箕面市学生活動連携会議(MGK24)」を立ち上げたことは、平成24年10月25日のこのブログで紹介しました。
 そのとき、学生たちの取組としてご案内した、箕面マーケットパークvisolaのかやの広場で開催した「オクトーバーフェストみのお2012」には大勢のかたにご来場いただき、箕面の良さを知っていただくよい機会となりました。

 その後の学生たちの活動を少し紹介すると、

■ゆずサポーター
 箕面ゆずフェア2012の初日、平成24年12月2日に、阪大で環境を学び、タッキー816箕面エフエムで発信している「ふらっとちゃっと」のメンバーが止々呂美の「ゆずサポーター」として、ゆずの収穫・剪定のお手伝いに行きました。「身近な自然(農地)をどう守るか」という視点から、栽培事情の取材も兼ねたものでした。
 学生たちは棘から手を守るため、革の分厚い手袋をつけ、剪定ばさみでゆずを摘んでいきました。剪定した枝はなんと軽トラック4台分、ゆずも1台分ありました!
 学生たちは、止々呂美ゆず生産者協議会の尾上会長から、ゆずのおいしい食べ方やゆず農家の現状をお聞きした後、「好きなだけ持って帰ってください」のお言葉に甘えて、たくさんのおみやげをいただき、大喜びでした。



(ゆずサポーターのようす)

■はんだいキャンドルナイト2013
 阪神・淡路大震災から18年目を迎えた去る平成25年1月17日(木曜日)に開催された「はんだいキャンドルナイト2013」も、学生たちの「震災を風化させないため、キャンドルナイトをやろう」というアイデアが始まりです。阪大ボランティア支援室や石橋、桜井両商店街の皆さんのご協力で実現できました。
 企画・運営した学生の皆さんは、震災当時、まだ1歳から3歳です。そんな彼ら、彼女らが1.17と3.11を風化させてはいけないと強風の中、「1.17」を型どった手作りろうそくを燈し続け、その灯りの中でそれぞれの思いを分かち合いました。



(キャンドルナイトのようす)


■プロムのすゝめ2013
 去る2月22日(金曜日)と23日(土曜日)にMGK24さくらいで、阪大生の卒業イベントとして、「プロムのすゝめ2013」が開催されました。アート展示、音楽、似顔絵、野外こたつ、朗読会、映画鑑賞会、フリマ、飲食など、遊び心あふれるイベントで、多くのかたにご来場いただきました。
 桜井商店会事業協同組合をはじめ、桜井地区の皆さんの温かいご支援のもと、今春卒業する阪大生がそれぞれの思いを込めて演出し、それぞれ素敵な思い出をつくりました。



(プロムのすゝめ2013のようす)


○学生さんとの「市長ほっとミーティング」
 市では、今後も学生の皆さんの市政参加や異なった世代間の交流、協働による取組を進めていきます。今回、その一環として、「市長ほっとミーティング・学生の皆さんと倉田市長の意見交換会」をMGK24さくらい(桜井スーパーマーケット2階)で開催します。
 大学、短大、専門学校に通う市内在住、在学(MGK24会員は市外在住可)の学生の皆さんが対象です。
 1.倉田市長から最近の市の動きについてのお話
 2.市政に望むことやまちづくり
などについて、若い皆さんと市長が楽しく語り合う場です。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
■日時:3月15日(金曜日)午後4時30分から午後6時まで
■場所:MGK24さくらい(阪急桜井駅前・桜井スーパーマーケット2階、桜井2丁目2番1号)
■定員:50名(当日先着順)
 

【お知らせ】
○第8回箕面芸術祭『ロックンロール小町』
「器量と才覚で平安の世を駆け抜けた小野小町の一代記」
■日時:3月9日(土曜日)午後6時30分開演・ 3月10日(日曜日)午後2時開演
■会場:箕面市立メイプルホール大ホール
■料金:一般(大人)3000円/会員・団体(大人)2500円
        一般(高校生以下)1500円/会員・団体(高校生以下)1200円
*チケット好評発売中です。(詳しくは、こちらをご覧ください。)

 

箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。


冬の勝尾寺

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  こんにちは、監査委員事務局・公平委員会事務局の坂本です。
 さて、今回は、勝尾寺に行く機会がありましたので勝尾寺のことを書くことにしました。
 この時期の勝尾寺はまだまだ寒さが厳しく、春まだ遠しという感じです。でも空気は澄みきってる感じがします。
 勝尾寺にはよく来るのですが、勝尾寺のことをよく知らないというのが本当のところです。ということで、少し調べてみると創建は奈良時代まで遡り、西暦727年となっています。立派な山門には応頂山という山号が掲げられています。

   


 勝尾寺は大阪みどりの百選に選ばれており、広々とした境内には多くの樹木が植えられています。残念ながらこの時期は木々が落葉していますが、中には小さな花のつぼみをつけた木もあります。

   

 

   

 

 勝ち運祈願のお寺なので、境内にはおみくじに使われた小さなダルマ置かれています。

    

 

   

 

  さらに、勝ちダルマ奉納棚には、ごらんのとおり勝ちダルマがあふれかえっています。

    


 本堂は西暦1603年に豊臣秀頼により再建され、平成に入り当時の姿に戻る修復がされています。 

 十一面千手観世音菩薩が安置されています。                                                       

   

 

  この本堂の周辺には、大師堂などのお堂が建ち並んでいます。

   

 

  境内には桜やシャクナゲが数多く植えられていますので春になるとこれらの木々が花咲き、多くの人がこの寺を訪れます。
 春に勝尾寺を散策されてはいかがでしようか。

 

   

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春の足音

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  こんにちは、総務部理事の南です。


 明日3月5日が「啓蟄」で、冬眠していた虫が春の暖かさを感じて、穴から外に出てくる頃といわれています。「啓」には、ひらく、開放する、明けるなどの意味、「蟄」には、冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもるという意味があるようです。また、そろそろ鶯の初鳴きが聞ける頃でもあります。
 といってもまだまだ寒い日が続いています。奈良(東大寺二月堂)のお水取りが終わり、春分が過ぎるともっと春を感じられることになるでしょう。

    

   

 

 確定申告は3月15日まで


 さて、平成24年分の確定申告の期間も残りわずかとなりました。確定申告は、1月1日から12月31日までのすべての所得金額と、それに対応する所得税額を確定する手続きで、申告の受付及び相談は、3月15日(金曜日)までとなっています。申告会場は豊能税務署です。申告が必要な方は、期限内に申告をよろしくお願いします。

    

   

            〜豊能税務署での申告風景〜

 

 平成24年度市税収入の総括

 年度末が近づき税務課では、固定資産税、市民税等の当初賦課に向けての事務作業がピークを迎えようとしています。
現在開会中の市議会で、平成24年度補正予算及び平成25年度当初予算等の審議していただいているところです。
上程している施政及び予算の主な内容は報道資料(→こちら)と市長ブログ(→こちら)をご覧ください。


 平成24年度の市税収入は、6月にならないと確定しませんが、今の時点での見込みは、平成23年度の決算と比べて約7千万円増の224億円程度と見込んでいます。
 その理由としては、固定資産税等において、箕面森町や彩都における新築家屋等の増加があるものの、3年に一度の評価替えを行ったことにより在来分家屋の減額や土地の下落が影響し、約5億7千万円の減となる模様です。また、個人市民税においては、子ども手当との兼ね合いで年少扶養控除の見直しがされたことと、個人所得金額の増加により、約6億4千万円の増となる模様です。その他、法人市民税、軽自動車税は微増になると見込んでいます。
 一方、平成25年度から新規事業としてクレジット収納を国民健康保険料と上下水道使用料と併せて実施する予定です。税分野では、まず軽自動車税から始め、平成26年度には個人市民税、固定資産税・都市計画税も実施します。これは、市役所での窓口支払い、金融機関での支払い、口座振替、コンビニ収納に加えて、新たな納税環境を整備しようとするもので、24時間、いつでも納税が可能ということになります。

 

 退職金にかかる課税の一部改正について

 先月のブログ(→ こちら)で医療費控除について説明させていただきましたが、今回は今年(平成25年1月1日以後の支払分)から一部改正されている退職所得の住民税課税について、その変更点を含めて退職所得課税の概要を説明したいと思います。
退職所得による所得割は、前年の所得に対するその年度分の課税ではなく、他の所得とは区別して課税される現年分離課税になっています。
 * 退職所得とは、退職金のほかに
 (1)確定給付企業年金法に基づいて支給される退職一時金
 (2)各種の共済制度に基づく退職一時金
 (3)小規模企業共済契約に基づいて支給される退職一時金などがあります。
分離課税にかかる所得割の課税標準は、その年中の退職所得の金額とされ、所得税法に規定する退職所得の金額の計算によって算定されます。
   具体的には、次のように計算します。

 


 重要な改正点として上記にもあるように、これまで地方税法附則により退職所得かかる税額は、当分の間、上記により算出された税額からその10分の1に相当する金額を控除した金額とするとされていましたが、平成25年1月1日以後の支払い分からはこの10%減額の措置が廃止されました。
これは、前年所得課税主義の例外として現年分離課税としたことから通常の前年課税で考慮される「損失の繰越控除」、「所得控除」などが受けられない不利益を考慮し当分の間とられていた措置ですが、金利水準等の面から廃止されることになったものです。
 この退職金にかかる課税の徴収については、特別徴収の方法(申告納入)によって徴収されるとされています。特別徴収義務者(会社)が、その徴収すべき地方税の課税標準額や税額を申告して、その申告した税額を納入することを申告納入といいます。
 また、もう一つの重要な改正点として、「勤続年数5年以内の法人役員等の退職金」について2分の1課税(上記図の「50%切捨て」部分)が廃止されました。なお、これは所得税法の改正ですが、退職所得の金額の算定は所得税法等の計算の例によっているので住民税についても自動的に同じ計算となります。

 

 WBCとセンバツ


 これからは余談となりますが、野球ファンにとって待ちに待った WORLD  BASEBALL CLASSIC がいよいよ開幕しました。
 このWBCは、野球の世界一を決める国別対抗戦として、2006年3月に第1回大会が開かれ、今回が3回目の大会となります。皆様もご存じのとおり過去2回とも日本が優勝しています。第1回大会の王監督、第2回大会の原監督に続いて、今回は山本浩二監督が率いる28名の「侍ジャパン」。
 一昨日の1次ラウンドA組(リーグ戦方式)初戦の対ブラジル戦を5×3で逆転勝利しました。日系人が多く日本野球を経験した選手も多数いるブラジルは、予選でパナマを破ったことからもわかるいいチームで、あわやというところまで日本を追い詰めました。続く第2戦の中国戦は危なげなく5×2と快勝しました。ただ、攻撃面でワンチャンスに打線が繋がって得点しましたが、格下相手なのにもう少し打たたないとこれからの対戦するであろうもっといい投手に苦戦するのではとちょっと心配です。この2戦で国際試合に慣れていつも通りの打撃ができることに期待したいと思います。これで、キューバが中国に勝てば2次ラウンドへの進出が決まり、6日に行われるキューバとA組1位をかけ対戦します。
 敗者復活のある2次ラウンドと決勝トーナメントは次のようになります。

 

 

 前回大会(2009年)では、松坂、岩隈、ダルビッシュ(青木、藤川、中島も含めて全てメジャーリーグに行ってしまいました。)の快投とともに、第1回大会とは打って変わって不振を極めていたイチローが決勝の韓国戦で延長10回に放った決勝2点タイムリーヒット。当時ヤクルトスワローズにいた韓国の抑えのエース林昌勇との8球にわたる息詰まる攻防は、今でもはっきりと覚えています。

  一流のプロ選手がものすごい重圧のなか、日の丸を背負ってひたむきにプレーする姿は胸を打つものがあります。
  これからの2次ラウンド及び決勝トーナメントの戦いに熱烈な応援をするとともに、野球の醍醐味を存分に楽しみたいと思っています。個人的に注目しているのがアンパイヤのジャッジ、ストライクゾーンの違いやジャッジの際の位置取りや連携、また、コールのスタイルなども大いに興味があります。

 観戦するうえで知っておきたいのがこの大会独自のルールです。
 (1) 投手の予告先発とDH制(指名打者制)を採用し、ジャッジに関しては本塁打のみビデオ判定を採用。
 (2) 延長は12回迄で13回以降はタイブレーク制が適用されます。タイブレーク制とは、ソフトボールや一部のアマ野球で実施されているもので、得点が入りやすい状態、すなわち、ノーアウト・一、二塁の状態からその回を始めるものです。
 (3) コールド制が採用され、5回以降に15点差、7回以降に10点差がつけばコールドゲームとなります。
 (4) ケガ防止などのため、投手の投球数を制限する特別ルールが採用されています。2次ラウンドでは80球、準決勝以降は95球となっています。(登板中に制限数を迎えた投手は、その対戦打者が打席を終えるまでは投球を認められます。)また、登板間隔も細かく決められ、50球以上投げた場合は中4日、30球以上の場合と30球未満でも連投した場合には中1日空けることとされています。先を見据えた投手起用が必要です。

 

 野球関連でもう一つ、「春の甲子園」ともいわれる、『第85回記念選抜高等学校野球大会』が今月22日から4月3日までの予定で阪神甲子園球場で行われます。今年のセンバツは5回目ごとの節目の大会ということで、例年より多い36校が出場します。


 北海道地区からは北照(2年連続5回目)。


 東北地区からは、岩手の盛岡大付(3年ぶり3回目)・宮城の仙台育英(6年ぶり10回目)・福島の聖光学園(2年連続4回目)の3校。
  【各地区の秋季大会で優勝した10校で争った明治神宮大会で、仙台育英が優勝したので、東北地区の出場枠が2校から3校に増えました。】


 関東地区からは、栃木の宇都宮商(34年ぶり3回目)・茨城の常総学院(8年ぶり7回目)・埼玉から浦和学院(3年連続9回目)と花咲徳栄(3年ぶり3回目)の4校。

 東京からは早稲田実(4年ぶり20回目)と安田学園(初出場)の2校。

 東海地区からは静岡の常葉菊川(5年ぶり4回目)、岐阜の県岐阜商(18年ぶり27回目)・三重の菰野(初出場)の3校。

 北信越地区からは福井から敦賀気比(2年連続5回目)と春江工(初出場)の2校。

 近畿地区からは大阪から前年度優勝校の大阪桐蔭(2年連続6回目)と履正社(3年連続5回目)・兵庫から報徳学園(2年ぶり19回目)・京都から京都翔英(初出場)と龍谷大平安(5年ぶり37回目)・奈良から大和広陵(28年ぶり2 回目)の6校。

 中国地区からは岡山の関西(2年ぶり12回目)・広島の広陵(3年ぶり23回目)・山口の岩国商(初出場)の3校。

 四国地区からは徳島の鳴門(2年連続8回目)・愛媛の済美(9年ぶり2回目)・高知の高知(2年連続17回目)の3校。

 九州地区からは長崎の創成館(初出場)・熊本の濟々黌(55年ぶり4回目)・鹿児島の尚志館(初出場)・沖縄の沖縄尚学(5年ぶり5回目)の4校。

 そして、21世紀枠【恵まれない野球環境の克服、文武両道の実践、積極的な地域貢献活動など他校の模範となる学校に出場権が与えられる制度。】から北海道の遠軽(初出場)・福島のいわき海星(初出場)・島根の益田翔陽(初出場)・高知の土佐(20年ぶり7回目)の4校、

 さらに東北絆【東日本大震災で被災した東北地方を元気づけるための特別枠。】として山形の山形中央(3年ぶり2回目)以上の36校が紫紺の優勝旗目指して、熱い戦いを繰り広げることでしょう。
   高校生たちの一球、一打にかける気迫溢れるプレーを期待し、出場校それぞれが故郷や周りの人たちの思いを背負って熱戦を繰り広げて、日本中に元気を与えてほしいと思います。

 最後に、スポーツの話題をもう1つ。先週の消防長のブログ(→ こちら)でも紹介されていましたが、2月24日に行われた東京マラソン大会、およそ3万6千人が参加したビッグイベント。その23km地点で突然30歳の男性ランナーが意識を失って倒れました。心肺停止状態で、その異変に気付いた女性ランナーが119番通報。別の男性ランナーが心臓マッサージを続け、沿道にいた観客がAED(自動体外式除細動器)を近くの交番から取り寄せ、もう一人の男性ランナーがAEDで蘇生措置をしたようです。この連係プレーにより倒れた男性は意識を取り戻し、駆けつけた救急車で病院に運ばれましたが、快方に向かっているとのことでした。
   連係プレーにより1人の大切な命が救われました。救助に当たった3人はレースに戻り、沿道の男性も名乗らないまま立ち去ったようです。日本橋消防署員によると、「命を救えたのはこの方々のおかげ」とコメントされていました。迅速で的確な措置が功を奏したようです。
   その後、救助に当たったうちのお一人が松山市役所の職員であることが分かりました。東京消防庁からの感謝状を受け取られたときに、「レース後、ホテルのテレビで救助した方の無事を確認して、思わず小さくガッツポーズしてしまいました。救命講習を受けていてそれが役立った。」と話されていました。

       

                〜市役所に設置されているAED〜 

  いつこのような場面に遭遇するかわかりません。本市では公共施設や学校等にAEDを設置していますので、この機会にご確認をお願いします。(AEDの市内での設置状況は→ こちら)【参考;大阪府AEDマップ】。
  箕面市消防本部では、定期的に種々の救命講習を行っています。『助かる命を助ける』ため、市民の皆さまも機会があれば是非受講をお願いします。(詳細は→ こちら
  また、不特定多数の人が集まる行事等の際には、AEDの貸し出しも行っていますのでご活用ください。(詳細は→ こちら) 
  なお、当然のことですが、本市職員全員、このAEDでの蘇生措置を含む救命講習を受講しています。

 

 

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青少年に夢とロマンを・・・青少年健全育成市民大会

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  3月に入り暦の上では春ですが、暖かい日があったかと思えば、寒い日もあり本格的な春の訪れはもうしばらくお預けでしょうか。
 この時期は、朝昼夜の寒暖の差も激しいので、体調管理には十分気をつけてください。
  みなさん、こんにちは、子ども部長の 木村 均 です。

                       

〜青少年に夢とロマンを 青少年健全育成市民大会〜
 去る、2月16日(土曜日)に、メイプルホールで青少年健全育成市民大会が開催されました。この大会は、市内で青少年健全育成や福祉に関わっていただいている12の市民団体の方々が実行委員会を組織し、本市における青少年の健全育成活動が、これからも地域に根ざし広がっていくことを願って開催されているものです。
 大会は、箕面市青少年指導員連絡協議会福田副会長により朗読された大会決議文が会場の大きな拍手をもって採択され、これからも、地域、団体が力をあわせ、いきいきと輝く「箕面っ子」の夢とロマンを育むまちづくりを行っていくことが確認されました。

                  

 また、引き続き行われた基調講演では、箕面高校ダンス部顧問の高木克彰先生が、「ダンスがくれた奇跡」をテーマに部活動を通しての子どもたちの成長や日々の活動を映像や写真を交えて紹介してくださりました。また、講演の最後にはダンス部1年生が登場し、すばらしいパフォーマンスを披露してくれました。
箕面高校ダンス部は、今年4月にアメリカのテキサス州で開催される「ダンスドリル世界大会」に日本代表として出場されます。世界大会という大舞台で素晴らしいパフォーマンスが発揮できるように応援したいと思います。     

 大会の最後には、スポーツや文化活動で世界大会や全国大会などで活躍されたかた・団体や、青少年のためになる育成活動をされたかた・団体に贈られるもみじ顕彰・ささゆり褒章の表彰式を実施しました。今回は、オリンピックへの出場など特に顕著な活動・貢献をされた方に贈られる「もみじ顕彰」が6名の個人の方と1団体に、また、49名の方と8団体に「ささゆり褒賞」が贈呈されました。受賞されたみなさんがこれからも益々ご活躍されることを期待しています。 

     

 


〜ハラハラ どきどき 生活発表会〜
 以前、ブログで保育所のせいかつ発表会をご報告しましたが、今回は2月に各公立幼稚園で開催された生活発表会をご報告します。
 昨年4月に幼稚園に入園した年少さんも、この4月には小学校に入学する年長さんも合奏に、劇に、歌に、日頃の練習の成果を力いっぱい発表してくれました。
 子どもたちには、劇や合奏の練習を通して「友達と力を合わせること」の大切さを改めて感じてもらえたのではないでしょうか。年長さん、4月に小学校に行っても頑張って。みんなで応援しています。               

    

      


〜素敵な吹奏楽に癒されませんか〜
 3月24日(日曜日)に箕面市青少年吹奏楽団第20回記念定期演奏会が開催されます。
青少年吹奏楽団は、平成3年に発足以来、成人式や出初式での演奏など市の行事をはじめ様々な場面で活躍されています。
 昨年には第60回全日本吹奏楽コンクール職場・一般の部に関西代表として出場するとともに、3月20日には、サクソフォーン4重奏が関西代表として、第36回全日本アンサンブルコンテストに出場されます。
 みなさんも是非、素晴らしい音色に癒されにグリーンホールに足を運んでみてはいかがですか。なお、開演は、18時30分(18時開場)からです。前売り券は、グリーンホール・メイプルホールなどで発売されています。♪♪ 

    

             

 

 

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この1年を振り返って しんどい話題と明るい話題

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こんにちは。健康福祉部理事の中井です。
3月に入り日差しも暖かさが増し、春の訪れを感じさせます。早いもので健康福祉部理事として4月にブログに登場してから早1年が経過しようとしています。この間、とにかく解決すべき課題が多く、スピード感も今一歩二歩三歩足りず、なかなか満足のいく成果は出ていませんが、部下や上司の助けを借りながら何とか少しは前に進めたかなと、ふと考える今日この頃です。

刑務所作業製品等展示即売会に行ってきました。

2月22日(金曜日)、23日(土曜日)の2日間、グリーンホールで刑務所作業製品等展示即売会がありました。刑務所作業製品とは、全国の受刑者が社会復帰に備え、技術を学びながら丹精込めて制作した商品です。また、売り上げの一部は、犯罪被害者支援団体の活動に役立てられます。


これは、当日会場でふるまわれたお抹茶と春らしい和菓子です。お茶席は和装の更生保護女性会の皆さんが設けられたもので、席は満席で来場者の皆さんも優雅に楽しまれていました。

即売会の販売品目は次のとおりで、いずれの製品も時間をかけて丁寧にしっかりと作られています。今年は例年より種類・品数が多く、22日の午前中は多くの市民で会場が混雑したそうです。
販売は、年1回程度の開催ですが、次回の開催にはぜひご利用ください。

   木工製品   整理タンス・民芸タンスなど家具類、小物製品
   洋裁製品   そばがら枕・エプロンなど
   革製品     紳士靴・婦人靴・ベルト・バッグ・財布など 
   その他製品 石鹸類・折り紙・用紙類など

 

木工製品の小物から大型家具まで販売されていましたが、係員さんのお話では住宅環境の変化や景気の影響で、近年は家具類の売り上げが落ち込んでいるそうです。

更生保護協会

この刑務所作業製品等展示即売会の主催は箕面市更生保護協会です。
更生保護協会は、犯罪者の更生と、犯罪を予防し明るい社会を築くことを目的に昭和38年に設立された団体で、ご寄附いただいた寄附金、会費をもとに、更生保護四団体(更生保護協会・保護司会・更生保護女性会・協力雇用主会)が協力し、犯罪予防活動や犯罪を犯した人たちの更生に向け、様々な活動に取り組まれています。


この1年を振り返って

冒頭に触れましたが、健康福祉部ではとにかく解決すべき課題が多く、懸命に取り組んではいますが、経済情勢、高齢化などの影響から充分満足のいく成果が出せていない現状があります。その中で、この1年私が感じた「しんどい話題」と「明るい話題」をひとつずつご紹介します。

しんどい話題「高齢者・障害者の虐待」

最近のブログで何度かご紹介していますが、「高齢者・障害者の虐待」事案が後を絶ちません。特に、昨年10月に「障害者虐待防止法」が施行されて以降、障害者虐待にかかる通報・相談が続いており、高齢者虐待の約2倍の件数で推移しています。

法律の施行を契機に、気付かれていなかった虐待のケースが地域や事業所の協力により一斉に発見、通報されており、一定期間を経過すれば虐待の総数として減っていくのであれば幸いですが、反対にまだまだ潜在的なケースは多く、現在発見、通報されているのがほんの一部としたら非常に悲しいことです。

虐待は、対象者の人権と人命にもかかわります。被害の状況により緊急性が高く、すぐ対応が必要なケースもあります。
虐待は、テレビや新聞などマスコミ報道だけでなく、箕面市の身近な地域でおこっています。ぜひ、身の回りで、おかしいなと感じることがあればご連絡ください。

総合保健福祉センター内 健康福祉部
   高齢福祉課(高齢者虐待) 電話 072-727-9505
   障害福祉課(障害者虐待) 電話 072-727-9514
   FAXは、いずれも 072-727-3539 


<障害者虐待 市への通告件数>

「障害者虐待防止法」が施行された平成24年10月から平成25年2月末まで5か月間の件数です。

10月

11月

12月

1月

2月

合 計

2件

1件

4件

2件

5件

14件


<高齢者虐待 市への通告件数>

平成21年度

平成22年度

平成23年度

平成24年度

5件

9件

11件

15件

4月から2月末

11か月間

* 地域包括支援センターだけで対応した相談等は含まず。


仕事はしんどいが明るい話題
「稲ふれあいセンター」多世代交流センターとゆずの郷

何度かブログで紹介していますが、旧清掃工場跡地(ライフプラザの近く、稲6丁目)に福祉複合施設「稲ふれあいセンター」が4月1日にオープンします。
この複合施設は、敷地面積約9千平方メートル、全体の延床面積も8千平方メートルを超える大型施設で、養護老人ホーム、29床の特別養護老人ホーム、デイサービスセンターからなる「ゆずの郷」、そして老人福祉センター「松寿荘」や、子育て支援センターの機能を併せもつ、箕面市立の施設「多世代交流センター」で構成しており、これら全体を社会福祉法人ひじり福祉会が運営します。
 
前回も利用した写真で失礼します。

福祉複合施設「稲ふれあいセンター」の始まり

養護老人ホーム「永寿園」のあり方検討

箕面市白島に、豊中市と箕面市が運営する養護老人ホーム「永寿園」があります。この「永寿園」については、施設の老朽化、恒常的な赤字体質、ニーズに対応できない施設構造など様々な課題が山積していたため、平成17年度に両市が運営検討委員会を設置し、施設の在り方について様々な観点から検討を行ってきました。
そして紆余曲折を経て、両市がそれぞれに新しい施設を整備することとなり、箕面市では永寿園と同様に老朽化が進み、大規模改修が必要となっていた老人福祉センター松寿荘など福祉施設を複合化し一体的に整備する方針が打ち出されました。

別に「よいしょ」するわけではありませんが、この時代にこんな大きな箱ものを作ることの是非、市の財政負担等々を考えると、方針決定には大きな決断が必要だったと思いますが、当時、倉田市長にダメもとで健康福祉部の素案を説明したところ、前向きに検討を進めてくださいと即答いただき勇気づけられたことを鮮明に覚えています。

「施設再編プロジェクト(たたき台)」

その後、本市では、市内のいくつかの公共施設も含め、これまで抱えていた複数の政策課題について、市全体で解決を図る「施設再編プロジェクト(たたき台)」を作成し、新たな公共施設を作るだけでなく、既存の公共施設の「機能」をシャッフルすることで、思い切った課題解決に踏み出すこととなりました。
そして、課題の1つであった「永寿園」「松寿荘」についても、子育て支援センターを併設した、多世代交流の場を創出する福祉複合施設の整備に向けて、市議会や施設を整備する地元の皆さん、そして事業の実施主体となった社会福祉ひじり福祉会のご理解、ご協力をいただきながら準備してきたわけですが、私自身、平成17年度からこの検討委員会の事務局や委員として参加し現在に至っていますので、このたびの竣工、オープンを迎えることは感慨ひとしおです。

市立施設「多世代交流センター」は、松寿荘の機能、子育て支援センターおひさまルームの機能などを併せ持った、子どもから高齢者までが集う施設です。ぜひご利用ください。

多世代交流センターお問い合わせ先
 総合保健福祉センター内 健康福祉部高齢福祉課
   電話 072-727-9505
   FAX  072-727-3539 

平成25年4月1日 施設のオープン以降
 多世代交流センター
     電話 072-734-8617
    FAX 072-734-8818          

箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。

紙面刷新、教育改革の正念場〜教育とは、未来に向けた希望〜

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「3月から紙面が変わります。」とある新聞に掲載されていました。
1年の始まりは、1月だが、いわゆる学校年度というものがあり、学校とか、教育委員会などは、4月から紙面(新体制がスタート)が変わります。
さて、部長ブログ(のめざしているところ)は、各部長の所管業務の紹介や、今、ここに怒っている、間違った。ここに起こっている、推進している取組をよりわかりやすく読者のみなさまに紹介・説明することでもある。
これまでのわしのブログはこの目的に必ずしも合致していなかったのではないか?と猛省している今日この頃。
過去形で書いてしまったが、今回のブログも少し横にそれてしまうかもしれないことを前もって宣言しますので、ご理解願います。

        

まずもって、月日の立つのは、早い。実に早い。わし(広島弁。世間では、僕、私、拙者、おいどん、わたくし、の意味合いだろう)のだいぶ前のブログの中、「落語調」で少し記述したことを覚えていらっしゃるでしょうか?
少し復習します。
えぇ、ここで一席。(まってました、大統領、首相、)

ある旅籠(はたご。旅館、ホテルの意味あいか?)で、次の三人が同宿。
登場人物は、 お月さん。お日さん(お陽さん)。雷さん。
ある朝
  旅籠の主人「あれ、雷さんよ、お月さん、お日さんは、いないのかい」
  雷さん  「もう、お月さん、お日さんたちは、すでに、出発しましたよ。」
  主人   「えっ。ほんとうですが。さすがに、月日の立つのは早いね。」
      (うまい!!拍手・・・・・・パチパチ・・・)
  主人   「ところで、雷さんは、いつ出発するんですか?」
  雷さん  「いいこと聞いてくれた、そうだね、夕立だね。」
      (うまい、うまい・・拍手)
ということで、月日が過ぎる、いや立つのは早いですね。
季節は、もう過ぎ春。
キャンディーズ世代の教育推進部学校改革監  若狭周二です。
みなさん、元気ですか!(元気ですよ!)
元気であれば、何でもできる(ホンマや)。本日は、少し教育概論としましょう。

 


○序論
いじめによる子どもの自殺や児童虐待など子どもに関わる悲惨な事件などが発生している。残念至極である。本当に申し訳ない。
不登校、問題行動の低年齢化など、各種全国調査等の結果・分析からも指摘されている子どもの学ぶ意欲や学力、体力の低下など、様々な教育課題がある。
わし自身は、学力の二極化というより、それ以前の「学習意欲の二極化」が至極心配である。(だから、どうするのかが、仕事や!)
これら諸課題の解消に向けてあたりまえだが、地道に取り組んでいるのだが。
学校は、家庭は、教育委員会は、(順不同)今、この今、何をすべきなのか。計画的に、意図的に、単体ではなく、共同で、協働で何をすべきか?(振り返りが大切)
本年度から開始している「箕面子どもステップアップ調査」については、子ども達一人ひとりの学力、体力、などのステップアップを目的としているが、そのためには、教員の授業力、指導力のステップアップが必要十分条件である。子どもがわかる授業、子どもにとっての楽しい授業、授業後にさらに「学びたい。知りたい」といった興味・意欲・関心が持てる授業づくりを教員はめざしている。
当然、現在でも、懸命に「創意工夫」された授業、教育活動を実践されているとは思うのであるが、もしかして、もしかしてだが、旧態依然の授業であったら、と一抹の不安は正直持っている。
そこで、少し古くなるが、平成19年1月の教育再生会議の提言、同年3月の中央教育審議会の答申をふまえ、いわゆる「教育三法」が改正され、同年12月に施行された。(そうだったのかぁ)
「学校教育法」では、義務教育の目標の新設、学校種の目的・目標の見直し、新たな職の設置等などを規定し、
「教育職員免許法と教育公務員特例法」では、教員免許更新制の導入、指導が不適切な教員の人事管理の厳格化を規定し、
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」では、教育委員会の責任体制の明確化や体制の充実等を規定しているのである。(そうだったのかぁ)

学校現場では、新学習指導要領の趣旨・目的についての十分に重ねて、十分な理解が必要なので、少し書かせていただく。
文部科学省は、旧学習指導要領の「生きる力」をはぐくむという基本理念を引き継ぎつつ、その具体的な手だてを確立することを観点とした学習指導要領の改訂の告示は、平成20年3月。
小学校では平成23年度から中学校では平成24年度から完全実施されている。このタイムラグは移行期間を意味している。
今回の、新学習指導要領の大きなポイントの一つには、道徳教育や体育などの充実により、豊かな心や健やかな体を育成することにあり、今後とも一層、規範意識や他人を思いやる心をはぐくむことが重要とされているのである。
例えば道徳の時間では、子どもたちの発達に応じて、あいさつ、規範意識、自他の生命の尊重、社会への主体的な参画などについての指導に努めることが大切になるのである。
各教科等においても「道徳の時間」との関連を考慮しながら適切な指導をすること、すなわち、道徳教育は、学校教育活動全体で推進することが必要となる。
来年は、第19回近畿中学校道徳教育研究大会と第9回大阪府道徳教育研究大会が兼ねて開催されます。両大会を、豊能地区が担当するのですが、箕面市立第五中学校が公開授業を受け持ち、池田は分散会、豊中は事務局となります。
また、3市2町で「プレ公開授業」として、全中学校で公開授業をします。
開催日は、11月14日です。プレの期間は、開催日前1ヶ月です。


ご存知のように、本市では、現在、小中一貫教育を積極的に推進している。
推進にあたっては、就学前を含め、義務教育9年間を見通すという教職員の教育観・指導観などの見方を大切にしている。
当然、小中一貫教育を進める観点から現行の市内のシステムについてしっかりと見直し、継続・発展させるためには、それぞれの中学校区において、子どもを中心にして小学校、中学校が保育所、幼稚園、地域を巻き込んで協働、協力しやすい環境づくりが大切である。これまで以上に地域、家庭の協力が必要であることを保護者のみなさんに呼びかけることも必要だと思っている。
つまり、地域の教育力を生かし、地域のいろいろな大人が学校の教育活動に関わることで、多様な体験、経験の機会が増え、規範意識やコミュニケーション能力の向上が図られるとともに、様々な取組を通じて学校・家庭・地域が一体となり、協働体制のもと箕面の教育を推進していくことが、箕面の将来、未来を担う子ども達にとっても最大の利益となると思っている。

○序論(まだまだ、本論に入れない)
さて、新学習指導要領、小中一貫教育、その検証軸としての「箕面子どもステップアップ調査」等々、箕面の教育の新しいステージに対応した箕面市独自の教育の充実・推進には、社会背景としての、本格的な知識基盤社会、未来に向けての教育の重要性が高まっていることを十分に理解しておく必要がある。現在、生涯にわたって学習を続ける社会となってきているが、その基礎基本をつくるのはやはり、義務教育においてほかにない。まちづくりの基盤となるものもまた教育による人づくりである。
教育の新たな時代を切り拓くべく、(国においても)本市においてもこれまで以上に教育を重視し、その振興に向け、学校だけでなく家庭や地域を含めた、それこそ真のオール箕面で教育の向上に取組む地域社会をつくることは誰しもが納得することであろう。
この新たな時代の教育を担う、担ってもらわないと困る、新規採用教職員33名のオリエンテーションの場で、わしから、次のお祝いと激励の言葉を送ったのである。


平成25年度、新規採用教職員オリエンテーションの開会にあたり、ご挨拶いたします。本来なら、教育長がこの場で「お祝いと激励の言葉」を述べられるのですが、現在、秋田県に教育視察に行っています。
本市は、ご存知かどうかですが、国が実施する「全国学力・学習状況調査」の各教科の平均正答率が概ね良好です。全国でも高い位置にいます。しかし、秋田県、福井県と比べましたら、近い水準にはありますが、あと一歩ということです。「教育(学び)の継続性」、「指導の連続性(授業改善)」が課題となっていました。その観点から、秋田に学べ!ということで、現場の教職員、管理職、事務局職員等々の総勢40名程度で視察に行っています。その団長として教育長が参加しているということです。

ということで、わたくし、教育推進部学校改革鑑兼ねて次長から「お祝いと激励の言葉」を述べさせていただきます。
まずは、ようこそ、滝ともみじと猿、そして、ゆずるの箕面市に。33名のみなさん。厳しい選考試験を合格され、本当におめでとうございます。
その内訳は、
小学校教諭          17名
小中いきいき連携教諭       2名
中学校教諭          12名
養護教諭             1名
事務職               1名
のちほど、みなさんの自己紹介が一人1分で予定されています。楽しみにしています。
わたくし、若狭周二といいます。中学校の数学教員をしていました。
箕面市講師出身のかたが、17名。51.5151・・・・%
ぴぁカレッジ出身のかたが  6名。18.1818・・・%
いずれも循環小数です。この規則性の美しさは、お判りでしょう。
箕面市内には、小学校  12校    中学校  6校
施設一体型小中一貫校、府内の公立の1番目と2番目ですが2校。
箕面市内の児童・生徒数は、11000人程度
箕面市民が130000人程度で、1割が小中在籍ということです。      
これらの詳細については、4月になりましたら場所を変えて話がありますのでここでは、割愛します。
さて、これから学校の教職員として、ご活躍いたたくわけですが、
わたしからのいくつかのメッセージを送ります。
一つ、「記憶は一瞬、記録は一生」という言葉です。
    メモをとる。生徒指導、学習指導で不可欠です。
一つ、「つながる」という言葉です。
   コミュニケーション、言語活動が大切です。
   教職員、児童・生徒、保護者、地域とあれば、
   (つながる組み合わせはいくつかあります)
   教職員同士、子ども同士、保護者同士、地域同士、教職員と子ども、
   教職員と保護者、教職員と地域等々です。
一つ、「教育とは人なり」というより「教育こそ人なり」という言葉です
   完全無欠とは言いません、人との人権意識等々の見識です。
   知恵と知識の豊かな、そして決断のできる教職員をめざすべく
   しっかりと学び続けてください

最後に、教育の「不易」と「流行」という言葉です。
ここ5年、小中一貫教育が教育の「流行」となっています。
しかし、この小中一貫教育は国も認知し、まさに『不易』となりつつあります。時代に敏感であれ。いっしょに、箕面の教育、教育の箕面をしっかりと作りましょう。

 

長くなって申し訳ありません。
恒例の(わしはそう思っている)各学校の学校だより3月号を紹介して、ブログを終了、修了します。


・箕面小       草木(そうもく)萌え動く
・とどろみの森学園  1年のしめくくり
・萱野小       ご支援、ご協力に、心から感謝し、新たな出発を
・北小        子どもの育ち 見えないところの成長
・南小        春の日に
・西小        三月〜次の飛躍に向けて〜
・東小        草木萌動
・西南小       考えてみませんか?〜子育ての不易と流行を!〜
・萱野東小      一年間ありがとうございました
・豊川北小     してみせて 言って聞かせて させてみる
・中小       巣立ちゆく  6年生   ありがとう!
・豊川南小     一人ひとりを大切に!
・萱野北小     認めて  ほめて   励まそう
・彩都の丘学園   春3月、次のステージをめざして
・第一中      最後の1か月となりました
・第二中      卒業を迎えて
・第三中      おかげさまで
・第四中      3月を迎え、いよいよ、1年間の・・・・
・第五中      校長から
・第六中      思い出を味方に飛び立て!!    

序論で終わりですが、本論、結論はこうご期待。
すべての人に感謝。
                 ありがとうございました。

  

 

 

 

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市立病院の今年度! 〜 明日に向かって 〜

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 市立病院事務局長の宇治野清隆です。今週になってやっと気温と日差しが春の兆しを感じさせてくれます。
 僕の今年度最後のブログになりますので、少し早いですがこの1年度の市立病院の状況を振り返ってみたいと思います。

− 総  −
 昨年4月から今日まで、1年は早いもので病院の行事などをまとめてみると、次のようになります。

 平成24年4月は、2年毎に行われる診療報酬改定の年だったので、全国の医療機関にとって大変多忙な年度初めとなりました。
 診療報酬の改定率は、プラス0.004%という、実質的には据え置きの状況でしたが、内容的には様々な変更がありました。

 診療報酬の改定内容が掲載されている「診療点数早見表」という1300ページを超える解説本があり、それを院内それぞれの部署で確認し、市立病院の診療内容に影響するものや、新たに届け出が必要なものを調べる状況が3月下旬から始まっていました。

 4月に近畿厚生局に届け出が必要なものだけで20項目を超え、1カ月から6カ月間の診療体制の実績をもって届け出る項目も数種類がありました。

 まず、4月から回復期リハビリテーション病棟の入院患者さんを対象に、これまで行っていた土曜日リハビリに加え日曜日、祝日のリハビリテーションを実施し、切れ目のない365日リハビリテーションを開始しました。

 5月の10日、11日の2日間は、毎年恒例の「看護フェア」を開催し、多くの患者さんやご家族の方などの参加により、市立病院の現状や看護内容などをアピールしました。

 6月には、市立病院の連携医療機関として登録していただいている病院や診療所の医師との意見交換会を開催し、病院間や診療所との連携強化を図りました。

 7月は、医学部の学生や看護学生の就職セミナーが各地で行われ、箕面市立病院も様々な会場でPR活動を行いました。
 また、「白内障について」と題して、市立病院の眼科医師による、今年度第1回目となる「市民医療講座」を箕面サンプラザで開催しました。

 8月には、平成21年3月に策定した「市立病院改革プラン」の進捗状況と、どのような成果をあげているのか、またその内容を評価する公募市民委員も参加した「市立病院改革プラン評価委員会」を開催し、ご意見や病院へのご要望などをいただきました。

 9月には、平成25年度当初に新規採用する看護師やパラメディカル職員の面接試験を行い、第1回目として看護師15名が合格されました。9月以降も採用試験を行い、最終的に新年度4月には22名の看護師を確保することができました。活躍を期待しています。

 10月は、4月から開始していた365日リハビリテーションの実績が認められ、高いリハビリ機能を有する病棟としての評価である「回復期リハビリ病棟入院料1」の届け出が受理されました。 
 また、第2回目の市民医療講座「七転び八起きの糖尿病カルテ」と題し、市立病院 糖尿病センター長による講演会を箕面市立メイプルホールで開催しました。

 

 11月には、第3回目の市民医療講座「大腿骨頸部骨折の治療と転倒防止」と題し、「転ばないリハビリ、転んでからのリハビリ」についての講演会を行い、一方、開業医さんとの連携強化のための「病診連携懇談会」も開催されました。
 また、平成25年7月に受審予定の(財)日本医療機能評価機構の「病院機能評価受審病院説明会」に参加し、新たに「機能種別ヴァージョン」となった評価内容を確認し、受審に向けての準備作業を始めました。

 12月は、恒例の「クリスマスコンサート」をリハビリ棟1階ロビーで開催し、病院職員のピアノやサックスなどの演奏を患者さんに満喫していただきました。

 年が明けた1月は、全市一斉の防災訓練に合わせ、市内の病院や医師会、歯科医師会、薬剤師会との大規模災害時の情報伝達方法や今後の連携内容について調整し、引き続き防災に関する医療連携を行うことを確認しました。
 
 2月は、来年度のリハビリテーション医療体制の充実に向け、言語聴覚士やメディカルソーシャルワーカー(MSW)の採用試験を行い、今年度2回目となる「市立病院改革プラン評価委員会」を開催し、プランの進捗状況と平成25年度予算の概要についての報告を行いました。
 また、子育て中のお父さんやお母さんを対象に「助産師と学ぶ赤ちゃんの発達と運動」と題して、第4回目の市民医療講座を箕面ヴィソラ 市民活動センターで開催しました。

 3月は、下記にご案内しています「キッズ感染防止セミナー」を開催します。ご参加をお持ちしています。

 市立病院のこの1年間の行事や出来事を通して驚いたことがあります。それは、ある市民の方から「市立病院で出産ができることを知らない市民が多い」と聞かされたことでした。

   箕面市立病院には産科があり、安心して出産(分娩)ができます!

 病院職員の「知っていて当たり前」、「当然知っているはず」のことを市民が知らない。
 様々な機会に啓発しているつもりだったのですが、情報がうまく伝わっていないのですネ。情報の発信、伝達の難しさをあらためて痛感しました。今後は更に工夫をしたいと思います。

 今年度は、診療報酬制度の改定内容を運営に上手に取り入れ始めた年であると感じています。
 平成24年度の収入は、平成23年度と比較して3億8千万円の増加を見込んでいます。一方の支出は、入院患者数の増加などにより薬品費や材料費が2億円増加しまた。
 差し引いた単年度収支の状況は、おおよそ約1億8千万円改善する見込みで、「市立病院改革プラン」の収支計画と比較しても6千7百万円の改善が見込まれる予定です。

 来年度は、高度で安全な内視鏡手術や検査、安心できる看護、美味しい病院給食の提供などに加え、重点的な取り組みとして、積極的なリハビリテーションを提供できる体制作りなど、内容の充実に取り組む予定です。
 安定した経営基盤の基で、患者さんをはじめ地域の開業医さんからの信頼を得ながら、地域医療支援病院としての役割を果たし、担うべき医療を提供し続けたいと考えています。

− 催 −
 市立病院では、院内感染防止対策チームICT(Infection Control Team)が常に患者さんや職員の感染防止対策を管理しており、最近では市内をはじめ近隣市の病院間で相互に研修会などを行い、感染に関する情報の共有など、連携することで地域全体での感染防止対策が行っています。

 ICTメンバーが中心となり、恒例の「キッズ感染防止セミナー」を下記により開催します。ウイルスや細菌を観察して、感染の仕組みや予防方法が学べる小学生と保護者を対象としたセミナーです。ぜひ参加してください。

★ 「キッズ感染防止セミナー」
 〜ばい菌を見てみよう〜
対  象 小学生(4年〜6年生)の児童と保護者
開催日時 平成25年3月27日(水曜日)14時〜15時
開催場所 箕面市立病院(箕面市萱野5-7-1)
内  容 ・ばい菌を顕微鏡で見てみよう!
      ・ばい菌を退治する手の洗い方を習おう!
      ・正しいマスクのつけ方を習おう!
参 加 費  無 料
講  師 箕面市立病院 医師・認定看護師(ICT:感染管理チーム)
申  込 3月15日(金曜日)までに住所、児童の氏名・年齢、保護者氏名、電話番号を
      電話またはFAXで下記まで伝えてお申込みください。但し定員20組となりま
      す。(申込順)
      市立病院 病院管理課(TEL:072-728-2001・FAX:072-728-8232)

 

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あれから2年

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市民のみなさんこんにちは 市長政策室長の具田です。

 東日本大震災が発生してから今日で丸2年になります。まずは、犠牲者のみなさまのご冥福をお祈りしますとともに、未だに原発の避難指示区域から避難されているみなさまや仮設住宅などで不自由な生活をされておられる方々にお見舞い申し上げます。
 現在(復興庁:2月7日現在)でも、約31万5千人の方々が全国に避難され、未だ避難所におられる方も139人おられます。本市市営住宅にも1世帯の方が入居され、また、テレビや新聞でも、あれから2年をテーマに“復興と現実”や“明日へ”、“福島第一原発事故の検証”など様々な角度からの番組が組まれています。
 昨今の報道では、東京電力福島第一原発事故による原発避難区域の再編がおこなわれ、今後4年間は帰還できない区域が設定され、その規模は5万4千人にも上ることや、東日本大震災の津波被害で入学する生徒が減少した宮城県石巻市の大川中学校は、津波で7割の生徒が犠牲になり、生徒の減少で66年の歴史に幕をおろすことなど、残念な記事もありますが、一方で、震災で浜が壊滅的な被害を受けた石巻市のカキ漁業者などが、震災以降初めてのカキを出荷したことや、天皇、皇后両陛下が9日の東日本大震災復興支援のチャリティーコンサートを鑑賞され、アンコールでの出演者全員と会場とで「故郷(ふるさと)」を斉唱した際、両陛下も口ずさまれたことなどなど、復興への足音や応援の記事も多く取り上げられています。
 復興の兆しが、少しは感じられることもありますが、まだまだ課題も山積のようです、本当に1日でも早く、普通の生活に戻れることを願っています。
 本市でも、被災地への支援は引き続き行っています。震災後すぐに緊急消防援助隊として応援に入った岩手県大槌町へは、今も3名の職員を派遣しています。3月末で1名の職員が帰還しますが、次の人選も終え、4月からの派遣に備えています。もう2名は、3月末の帰還予定でしたが、半年間の延長を希望してくれたことから、9月末まで派遣延長となりました。
 また、本日は市議会民生常任委員会での審議中ではありましたが、14時46分に審議を中断し、黙祷を捧げました。

<気仙沼市鹿折地区に打ち上げられたままになっている巻き網漁船「第18共徳丸」  解体か保存かで意見が割れている>

<街再生のためのコミュニティースペースとして開設された、気仙沼復幸マルシェ>

 さて、平成24年度の最後のブログですので、この一年?四年?を振り返ってみたいと思います。
 4年前に私がこの職に着任しました時のブログで、「今回、市の組織を改革し、市長の考えをきちんと各部に指示し、また、その推進の内容や実施時期をしっかりと固めるなど、市の重要施策の進行を管理し市民サービスを確実に推進することを、この「市長政策室」が担っていきます。」と書きました。果たして、この「市の重要施策の進行を管理し市民サービスを確実に推進すること」を、きちんと対応できたか?が重要です。ですので私の仕事は、例えば、健康福祉部長が担っている、4月にオープンします“稲ふれあいセンター”の開設や、人権文化部長・生涯学習部長が担当している、5月にオープンします“多文化交流センター・小野原図書館”の開設のように、直接目に見えるものはありません。

<稲ふれあいセンター>

 例えば、今具体に書きました2つのセンターの開設に向け、細かな事も含め、市長や副市長(理事者と呼びます)の意向を汲んで各部長に伝え、調整、協議し、予定通り開設にこぎ着ける裏方の仕事ですので、市の主要な仕事が予定通り進んでいれば、それが私も成果となるのかもしれません。しかしながら、理事者の意向を受けて最前線で調整するのは、各部長さんですので、どうも私の成果ってのは、あるのかないのか、ほんと目に見えないことばかりです。
 具体的には、市長の役所の中で協議に使える時間は限られています。その限られた時間ですので、各部局と理事者との協議を毎回する訳にはいきません。そこで、私たち市長政策室のスタッフが担当部局からの意見や検討作業の進捗状況を聞いて整理をし、週2回、各30分程度の短い時間で、“政策レク”と称する、理事者と当室との協議の場で、いくつもの各部の意見や状況を報告し、指示・判断を貰っています。
 それでも、時間が足りない時は、理事者3人はよくお昼ご飯を一緒に食べておられますので、その食事の場や昼休みに各部の職員が入って協議をしています。今は、“ランチミーティング”との名前まで付いてしまっています。
 それでもそれでも、更に時間がない時は、理事者が大阪市内などに出張される車に乗り込んで、協議をする時間を確保しています。
 これまでを振り返ったのかどうかは分かりませんし、当室の役割がどの程度お役に立っているのかも何とも計れませんが、この4年間で、本市において、さまざまな新しい政策、施策を実現しているのは、市民のみなさまも少しは感じていただけているのではないかと思います。
 引き続き倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願い申し上げます。

<市役所の地下の食堂で、試作された“ゆずる丼?”>

 

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新しい外向発売所の名称は「ボートパーク住之江」に決定!!

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 みなさんこんにちは、競艇事業部 栢本です。

 先週後半から一気に気温が上がり、最高気温が20度前後になる日が続きました。少し暖かくなると、気分も軽くなるような気がします。ただし、三寒四温といわれるように、日によって寒暖差が大きいのもこの時期の気候の特徴です。寒暖差に体調を崩すことのないよう注意しましょう。

 また、今年は花粉の飛散量が非常に多いそうです。花粉症のかたは十分気を付けてください。

 

☆新しい外向発売所の名称は「ボートパーク住之江」に決定!!

 4月にオープンを予定いたしております新しい外向発売所につきまして、去る2月17日までの間、名称の募集を行いました。インターネットやボートレース住之江場内でご応募をいただき、応募総数は1,871件となりました。たくさんのご応募ありがとうございました。

 ボートレース住之江の関係団体で構成する委員会におきまして選考いたしました結果、名称は「ボートパーク住之江」に決定いたしました。年間360日、朝から晩まで、ボートレースを楽しむ憩いの空間となるよう、また、多くのお客さまにご来場いただけるよう関係者一同努力いたしますので、ぜひご期待ください。

 先月のブログでもお知らせしましたが、現在、リニューアルオープンに向けた準備作業を行っています。本日からの開催では、場内の一部投票所(2号館)の閉鎖に加えて、南スタンド3階、4階の有料指定席(マークワンスタンドを含む)を閉鎖させていただきリニューアル工事を実施します。日頃有料指定席をご利用いただいているお客さまにはしばらくの間ご迷惑、ご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いします。

※リニューアルの詳細につきましては、あらためてお知らせします。

 

☆今日(3月12日)から「ボートピア梅田開設6周年記念 報知杯争奪 第30回全国地区選抜戦」が開幕します

  平成24年度の箕面市主催の開催も78日間のうち72日間が終了し、残すところ6日間となりました。今日(3月12日)から6日間にわたり開催する「ボートピア梅田開設6周年記念 報知杯争奪 第30回全国地区選抜戦」が今年度箕面市主催の最終開催となります。

 今年度の箕面市主催開催の売上状況を見てみますと、72日間終了時点で、約409億円で、前年度に比べますと約35%増加しています。これは昨年12月に開催いたしましたSG賞金王決定戦競走が大きな増加要因となっています。

 一方、ボートレース住之江全体の売上状況を見ますと、現在約756億円で、今後残り12日間の開催分を加えますと、昨年度の763億円を上回るのは確実な状況となっています。

 日頃からボートレース住之江にご声援をいただいている多くのボートレースファンの皆さんのお陰と心からお礼申し上げます。

 今日から17日までの6日間の開催におきましても、引き続き熱いご声援をいただきますようよろしくお願いいたします。

 また、今日からの開催には、昨年の女子王座決定戦を優勝し、平成24年の特別賞を受賞した田口節子選手をはじめ、6名の女子レーサーが参戦します。女子レーサーの活躍にもぜひご期待ください。

 

☆平成24年 最優秀選手は山崎智也選手が受賞!!

  ボートレース業界の「平成24年 優秀選手表彰式典」が、3月9日(土)、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで、多くのボートレースファンをはじめとする約650人の出席のもと華やかに開催されました。

皆川会長ごあいさつ

 この日表彰された選手は、最優秀選手・最多賞金獲得選手・記者大賞の3冠に輝いた山崎智也選手(群馬)、最高勝率選手の白井英治選手(山口)、最多勝利選手の深川真二選手(佐賀)優秀女子選手の三浦永理選手(静岡)、特別賞の井口佳典選手(三重)、田口節子選手(岡山)がそれぞれ受賞いたしました。

特別賞 井口佳典選手(三重)

 各受賞選手に対して表彰盾が授与されたのち、引き続きレセプションが開催されました。会場のあちらこちらで記念撮影が行われるなど、終始和やかな雰囲気のなか、受賞選手とファンのみなさんとの交流がはかられ、盛況裡のうちに終了いたしました。

受賞者のみなさん

 

☆山崎智也選手 賞金王決定戦優勝 祝勝会

  優秀選手表彰式典の翌日、3月10日(日)には、箕面市主催による第27回賞金王決定戦で見事優勝しました山崎智也選手の「賞金王決定戦優勝 祝勝会」が群馬県桐生市の桐生プリオパレスで開催され、ボートレースファン、報道関係者など300人を超える多くのみなさんが祝福に駆け付けました。

祝勝会会場のようす

 山崎選手は賞金王決定戦10回目の挑戦での初優勝、日本モーターボート選手会群馬支部初の賞金王に輝きました。

 この日は、山崎選手の妻で、昨年12月に引退した奏恵さん(旧姓 横西)も山崎選手に寄り添い、2人揃って終始笑顔を振りまいていました。

山崎選手と妻の奏恵さん

 今年もすでにG?関東地区選手権を制するなど、好調を維持しており、年末の住之江でまた素晴らしいレースを見せてくれることを期待しています。


鏡開き

 

☆今後の開催予定

  ボートピア梅田開設6周年記念 報知杯争奪 第30回全国地区選抜戦

  3月12日(火)から17日(日)

 

☆今後の場外発売予定

  SG第48回総理大臣杯競走(ボートレース平和島)

  3月15日(金)から20日(水・祝)

 

箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。

この1年を振り返って「整理整頓」します!

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こんにちは。市民部長の千葉亜紀子です。

整理整頓
昨年度から始めました「接遇力向上の取組」ですが、第1弾の「笑顔で挨拶」、第2弾の「電話で名前を名乗る」を経て、3月1日から、第3弾として「Clean Up Office」を行動指標として掲げています。

このようなポップアップが全職員のパソコンの立ち上げ時に現れ、「本日から実行します」をクリックしてから、一日の仕事を始めることとしています。

5月末を目標に、市民のかたが利用されるカウンターと窓口から見える事務所を中心に全庁の整理整頓を行っていきます。


↑ このような事務所を改善していきます。


↑ 研修講師を交えて、改善方法を話し合っています。

市民のかたにとって、快適な市役所をめざすことは勿論ですが、
職員にとっても効率良く業務できる空間をめざしていきたいと思います。

整理整頓に時間はかかりますが、目の前に見える物が減ることによって、「書類を探す時間」「迷っている時間」「考える時間」が短縮でき、新たな時間を生み出すことが可能となりますので、毎朝、庁内放送をしながら、取組を促進していきます。

 

 

1年の振り返り
さて、今年度最後のブログになりますので、1年間の市民部の各課の主な取組を振返ります。

1. 「土曜日」の窓口業務の試行を行いました。

 この3・4月の全土曜日、8時45分から17時15分まで、主に転入・転出の際に必要な手続きについて、窓口の業務の試行実施を行いました。(行っています。)
 対象は、「窓口課」、「国保年金課と介護・福祉医療課」、「子ども総合窓口」の3つの窓口です。この実施にあたっては、市民サービス政策課が中心となり、窓口の委託業務の調整、職員体制の整理を行い、市民相談・管財担当が、庁舎管理面での調整を行いました。
 2か月間の利用状況を調査し、平成26年2月の本格実施に向けて、必要な課題を整理していきたいと考えています。 

2. ごみ処理基本計画の延長作業を行いました。 

  廃棄物減量等推進審議会において、ご審議いただき、平成24年度末をもって計画期間の終了を迎えるごみ処理基本計画[改訂版]について、平成29年度まで計画期間を延長する作業を行いました。
 基本的には、ごみの減量・資源化率目標値の変更は行わず、人口推計については箕面市総合計画との整合性を図るため、第五次総合計画策定時の数値を採用したうえで、平成29年度の総ごみ排出量予測値を算出しました。
 また、今回、この作業と並行して、生活排水処理基本計画を新規策定し、し尿処理について自己処理を行っていく基本的な方針を明記しました。
 これらの内容については、3月中にHP掲載予定です。(環境整備課、環境施設課)

3. 国民健康保険の保険料の整理を行いました。

 国民健康保険の保険料は、平成25年度に賦課を100%にしていくことをめざして、この間、ずっと国民健康保険運営協議会でご審議いただいてきました。
 医療費の伸び等を勘案しながら8月の本算定を行いつつ、平成25年度当初予算編成においては、大阪府財政調整交付金との調整を行いながら、賦課100%の保険料を計上させていただきました。(国保年金課)
 その一方では、医療費分析を行うなど、保険給付費の増を抑制する取組が求められますし、滞納をなくして収納率を上げていく取組も必要です。今、年次的に収納率を向上させており、特に過年度分については平成23年度28.8%で府下1位を達成しています。(収納整理担当)
 来年度は、保険料納付が年12回から10回へと変更になり、一回あたりで納付いただく額が増えますが、収納率の低下に繋がらないよう、丁寧に納付相談を承っていきたいと考えています。

4. 第5期介護保険事業計画の初年度が終了しました。

 この3月で、3か年の介護保険計画期間の初年度が終了します。居宅介護サービス給付費が平成24年度当初予算の見込みを上回った結果、約3千万円ほどが単年度赤字とはなりますが、このような場合を想定して介護保険準備基金の中で留保している7千万円の範囲内の額です。
 ただし、平成25、26年度も平成24年度と同様の伸びがあった場合、7千万円の留保を越える赤字が発生することがあり得ます。そうなると、第6期において更なる保険料の負担が必要となりますので、引き続き介護予防の取組など適切な介護保険制度のご利用をお願いしながら、事業実施をしていきます。
 平成25年度の当初予算については、計画どおりの予算を計上しています。(介護・福祉医療課)

5. 墓地等の経営の許可等に関する条例の運用を開始しました。

 平成24年4月に墓地等の経営の許可等に関する条例の運用を開始しました。その後、墓地開発に関する問い合わせが数件ありましたが、この条例の規定により、新規開発の要件が非常に厳しくなっていることを説明し、ご理解いただいています。
  なお、平成24年12月までに、まちづくり推進条例による協議が成立した1件については、経営許可に至っています。(環境政策課)

 

平成25年度に向けて

この1年間かけて、翌年度の取り組みの準備を行ったものも、多くありました。
これらについては、3月11日月曜日、箕面市議会の民生常任委員会においてご審議いただき、
今後、本会議でのご議決をお願いしております。

今回、市議会に主な議案としてご説明した案件以外で、私として、来年度積極的に取り組んでいきたいと考えていることは、大きくは2点あります。

1. クリーンセンターの今後の方向性について

 今回の民生常任委員会でもご指摘いただきましたが、クリーンセンターは平成4年に竣工してから21年が経過しました。設備の耐用年数を考えると、施設の保全計画をどのようにしていくかを方針化しなければならない時期にきています。国の流れとしては、長寿命化計画を各市町村に出させて、それに交付金をつけるという動きが主流ではありますが、老朽化した設備はどうしても保全費用が年次的に拡大します。
 現施設・設備を長期間保全していくのか、もしくは炉の規模を含めて再考して新たな施設・設備を計画するのかについて、近隣市の状況も把握しながら、整理していく必要があると考えています。(環境施設課)

2. 市役所庁舎の防災の取組について

 昨年11月、しばらく行っていなかった市役所の消防訓練を再開しました。会議室で出火の設定で行いましたが、煙感知器の点灯の確認方法、誤報か否かの確認方法、避難誘導の方法など、多くの課題を発見できました。
 また、1月17日の全市防災訓練に合わせて、避難誘導訓練も行いましたが、実際にどのような状態において市民の避難を判断するのか、といった課題も残りました。
 災害時の対応は、もっとも重要な業務だと考えますので、引き続き課題整理を行い、平成25年度においても、市の消防計画に基づき、防火担当責任者や火元責任者に周知しながら、今度は新たな設定を行って避難訓練を行っていきます。(市民相談・管財担当)

 来年度も、引き続き、よろしくお願いします!!

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一年の振り返り と “たまごっち” “はなかっぱ” etc. …

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 こんにちは、地域創造部長(兼)みどりまちづくり部専任理事の広瀬幸平です。

 時のたつのは早いもので、今年度最後のブログです。 平成24年度もあと少し、一年間があっという間に過ぎ去ってしまいました。 予定どおりに進めることができたこと、できなかったこと、色々ですが、年度末の節目ですので、少し振り返ってみたいと思います。


 “箕面駅前広場 ・ 滝道” のリニューアル                                

 大阪府と連携して平成 21年度から進めてきた “箕面駅前広場と滝道の再整備” が完了し、昨年4月29日にリニューアルオープンを果たしました。 広場の一角に新設した “野外ステージ” では、ミニライブやイベントが開催され、新たな賑わいの場となっています。

※ 詳しくは、 【こちら】 をご覧ください。  


 “箕面駅前第1駐車場 ・ 駐輪場” の建て替え                         

 老朽化や景観面での課題、また、耐震補強やバリアフリー化の課題を抱えた箕面駅前第1駐車場と駐輪場を建て替え、同時に、大規模修繕が必要な時期にある第2駐車場を含めて一体的に管理・運営するため、“PFI 事業 (Private Finance Initiative) =民間活力を活かした社会資本整備= ” の実施に向けた手続きを進めました。 現在は事業者募集の入札公告、説明会を終えたところで、本年夏ごろの落札者決定と基本協定の締結、年内の本契約をめざしています。

※ 詳しくは、 【こちら】 をご覧ください。  


 “MINOH KAJIKASOU” のリニューアルオープン                  

 今から2年前、滝道にある代表的な建物 「河鹿荘」 のもつ “風情と風格” を後世に残し、滝道の資源として活用するため、箕面市土地開発公社が当該物件を買い取りました。
 その活用を図るため、昨年、公募型プロポーザルを実施し、箕面の特産品を利用したスイーツや地元の野菜などにこだわったカフェレストランの展開を提案された “絹株式会社” が事業者に選定され、昨年10月にリニューアルオープンを果たしました。

※ 詳しくは、 【こちら】 をご覧ください。


 “桜井駅前再整備” の具体化                                               

 “歩いて暮らせるまちづくり” をコンセプトに、官民の役割分担による再整備をめざしています。市はこれまで駅前広場用地の先行取得や駐車機能のある暫定ロータリーの整備を進めてきましたが、今年度、民間による商業施設の建て替えプランが具体化しました。 敷地整序型土地区画整理事業とセットになったプランで、桜井駅から東側の道路に通じる緑道が新たに整備されるなど、周辺住民の利便性の向上やまち並み形成にメリットのある内容で、現在、土地区画整理事業の実施に向けた具体的な協議が進んでいます。


 “小野原多世代地域交流センター” のオープン                        

 長年にわたり “公共施設の空白地域” という課題があった小野原地域において、昨年10月、“小野原多世代地域交流センター” がオープンしました。施設の管理運営は箕面市シルバー人材センターが担っています。

※ 詳しくは、 【こちら】 をご覧ください。


 “北大阪急行線の延伸” と “新駅周辺のまちづくり”                  

 過去数十年にわたって夢のように語られ続けてきた “北急延伸” が事業化の最終段階を迎え、今年度、国の支援を受けて、府、市、鉄道事業者が協働で現地調査 (地質調査、測量調査、環境影響評価など) と鉄道の基本設計に着手しました。 地質調査の結果、予測していたより複雑な地質であったため、現在、トンネル工法や箕面船場駅の位置等の精査を進めるとともに、関係者間の負担協議を進めており、新年度の早い時期に事業化合意を図りたいと考えています。

 

 また、新駅周辺のまちづくりについては、船場地区において、大阪船場繊維卸商団地協同組合と連携し、国立循環器病研究センターの誘致に取り組んできました。昨年6月に公表された同センターの建替整備構想検討委員会の報告書では、候補地の中で唯一、船場地区が 「可能性がある」 と評価されており、現在、同センターが実施する実現可能性調査に対して資料を提出し、ヒアリングを受けているところです。 一方で、新箕面駅周辺の “かやの中央地区” については、「農あるまちづくり」 をめざし、石丸地区で都市計画道路の測量設計に着手するとともに、坊島地区において道路の整備手法などについて地権者の皆さんとの意見交換を重ね、意向調査などを実施しました。

※ 詳しくは、 【こちら】 をご覧ください。


 “オレンジゆずるバス” の実証運行                                         

 平成22年9月から国の支援 (交付金) を受けて実施してきたオレンジゆずるバスの実証運行 (実験的な運行) が本年3月末で終了するため、今年度は、本格運行に向けて、市民ニーズに合致した “持続可能な運行計画” の構築に取り組みました。

 利用実態や市民・利用者アンケートの結果をもとに、利便性のほか、採算性や効率性など多面的な評価・検証を行ない、多くの市民や専門家が参画する 「協議会」 や 「分科会」 で議論を重ねた結果、一部ルートやダイヤを見直したうえで、本年5月から、日曜・祝日を除く平日を対象に本格運行を実施することになりました。日曜・祝日については、新たに国の支援 (交付金) を受けて “お買い物” や “娯楽” を主目的とした実証運行を開始します。

※ 詳しくは、 【こちら】 をご覧ください。


 “滝ノ道ゆずる” が大活躍                                                    

 箕面のPRキャラクター “滝ノ道ゆずる” が “全国ゆるキャラグランプリ” で 2年連続ベストテン入りし、近畿・大阪エリアでトップの座を獲得しました。

 そうした中、“ゆずる” に対するオファーが飛躍的に増えており、担当課はうれしい悲鳴をあげています。 イベントの出演依頼はもちろんのこと、先日はテレビ局のハシゴもありました。


 前回のブログで紹介したとおり、アサヒ飲料さんのCMで新垣結衣さんと共演したり、そのほかにも、バンダイの人気ゲーム “たまごっち” のご当地キャラに採用されたり、郵便局の切手にも登場しています。


 今や “ゆずる” は箕面を全国に発信する重要なツールとなっています。 引き続き、“ゆずる” を、そして “箕面” をよろしくお願いいたします!

 

 このほか、今年度は 「箕面まつり」 などの恒例イベントだけでなく、「箕面ゆずフェア」 の開催や、水戸黄門さんとの 「歩こう会」 の開催など、多彩なイベントがありました。

 


 来たる3月20日(祝日)には、人気アニメ 「はなかっぱ」 とのコラボで、「花さけパッカ〜ン ♪ 箕面公園早春名所めぐり」 が開催されます。

※ 詳しくは、 【こちら】 をご覧ください。


 このイベントは、4月12日から全国で公開される映画 「はなかっぱ」 の公開記念イベントとして実現したもので、子どもたちに大人気の “はなかっぱ” が箕面にやってきます。 滝道を中心とした名所めぐりのスタンプラリーで、瀧安寺前の広場で “はなかっぱ” と “ゆずる” に会えます。

 また、箕面駅前の野外ステージでは、バルーンアーティストによるパフォーマンスを楽しんでいただけます。 暖かくなってきたこの時期に、お子さんと一緒にぜひ箕面にお出かけください。


 振り返ってみると、ハード、ソフトともに本当に色々ありました。うまくいったもの、いかなかったもの。足りたもの、足りなかったもの。さまざまですが、いずれもが、多くの市民の皆さん、関係者の皆さんにご協力いただき、無事に進めることができたものばかりです。 この場をお借りして、心からお礼を申し上げます。 併せて、決して十分とは言えない陣容で、工夫しながら一年間仕事をこなしてくれた地域創造部のメンバーにも、心から感謝の気持を伝えたいと思います。

 

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4人だけの卒業式

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みなさまこんにちは、教育次長の中井です。
三寒四温とは上手く言ったもので、徐々に暖かくなり春を迎える今の季節のことを表していますが、今年は感覚的にはまだまだ四寒三温くらいの比率と感じます。
3月は卒業式のシーズンですが、意地悪のように毎年必ずと言っていいほど卒業式の日は気温が下がることが多いようです。

今年もすでにいくつかの卒業式に出席させていただきました。
3月に入って早々と高校の卒業式があり、市内の高校へは箕面市教育委員会からも出席させていただいおり、今年は箕面東高校の卒業式に出席いたしました。
卒業生が会場の皆さんの拍手に迎えられて入場してくるのですが、その姿を見てどうでもいいこと、変なことに目が留まり驚きました。

入場してくる卒業生の足元、みんなが履いている上履きがとてもきれいでした。
自分自身の高校卒業式、正直あまりきちんとは覚えていませんが卒業間際の制服や鞄などあまりきれいではなかったと記憶しています。この先不要となるものを卒業を控えた時期に買い替えたりもしませんから、卒業式に履いていた上履きはみんなボロボロを履いていたように覚えています。
このきれいさはきっと日頃から丁寧な扱い、荒っぽくではなく大切に使っていたからでしょう。

高校の卒業式は、たとえば何度も練習をして本番に備える小学校と異なりぶっつけ本番的なところもあるようです。ですから担任の先生でも何がおこるかわからない。
クラス全員が終了証書の授与を終えた瞬間、誰かの一言「先生、ありがとうございました」そのあともアドリブで担任の先生へのお礼の言葉。
受ける先生の方が準備が出来ていないので驚きとうれしさ、クラスの全員から見つめられ思わずこみ上げてくるものが。

 (全員で作った卒業制作、
           一人ひとりの想いが詰まったカードを貼り付けて作った「絆」の文字)

昨日は市内全中学校で卒業式、私は小中一貫校、彩都の丘学園に出席させていただきました。開校2年目の彩都の丘学園は今年が2回目の卒業式、卒業生4人の卒業式でした。

彩都の丘学園は彩都の街が着実に発展しているのに合わせ、平成25年度は児童生徒数およそ330人でのスタートなります。ですのでこのプライベート卒業式のような少人数での卒業式は今年が最後となります。

今年はその少人数を思い切り生かしての式となりました。
何よりもいいなと思えたのは校長先生の式辞、ふつうは卒業を迎えた全員にはなむけのごあいさつをされますが、ここでは一人ひとりに「○○さん、あなたは・・・」というようにそれぞれの学校での生活を振り返っての思い出と、併せて将来に向けた激励の言葉がありました。
自分だけのオリジナルな語りかけなので、おそらく卒業生の胸にしみ込んだことでしょう。

在校生の送る言葉は大人数での合唱、返す卒業生の別れの言葉は4人、そこで卒業生一人ひとりが学園での思い出と将来の夢を語り、自分の今の気持ちと在校生へのお礼の気持ちを音楽で表すため4人全員リコーダ合奏。曲名はEXILEの「道」
おじさんにはちょっとついていけないものがありますが、歌詞を見ると

       ゆっくり歩きだそう この道未来へ続く 
          さよなら泣かないで 忘れないよ 離れても愛しています
          道 君と歩いた今日まで かすかに動くくちびる
          特別な時間をありがとう
          「心」「勇気」「友」「笑顔」
          嬉しすぎて 溢れ出した 涙がとまらない      

(選曲のセンスもいいじゃないですか)

実にほのぼのとし、全員が主役となった卒業式
校長先生がみんなに伝えたメッセージは
「夢は叶えるもの、自分で掴み取るもの。本気で思えば必ず実現できる」

今日、4人がみんなの前で披露してくれた自分の夢、是非ともそれに向かって突き進んでほしいと思います。

 

 

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東日本大震災(2周年追悼)箕面市の被災地支援職員の記録集まとまる

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 こんにちは、総務部長の浅井です。例年より早い桜の開花予想が出されていますが、今は、いまわしいスギ花粉のシーズン真っ只中で、スギ花粉アレルギーの私は、鼻がムズムズ、目は、しばしば、しょぼしょぼ、シーズンが早く過ぎ去ることを願っています。
さて、先の3月11日で、東日本大震災の発生から、2周年を迎えたわけでございます。
箕面市においては、当日、犠牲者の方々に哀悼の意を表するため、公共施設においては半旗を掲揚し、地震発生時刻の午後2時46分に合わせ、市内の各地域に設置している防災スピーカーからサイレンを鳴らすとともに、本庁舎などでは、館内放送により1分間の黙とうを市民の皆さんのご協力を得て実施しました。また、箕面市議会においても、ちょうど民生常任委員会の開会中でしたが休憩を取られ、黙とうを捧げられました。
箕面市では、継続的して職員を被災地に派遣しており、発災当日の緊急消防援助隊をはじめ、のべ39名の職員が下記のとおり、様々な分野で復旧・復興を支援してきました。
※これまでの派遣職員

期間 支援内容 派遣職員数 派遣先 短期派遣 緊急消防援助隊 16名 岩手県釜石市・岩手県大槌町 短期派遣 避難所支援 4名 岩手県大槌町 短期派遣 給水支援 8名 岩手県大船渡市 短期派遣 保健業務支援 1名 岩手県山田町 中・長期派遣 保健業務支援 3名 岩手県宮古市・岩手県大槌町 中・長期派遣 学校建設・営繕支援 2名 岩手県大槌町 中・長期派遣 戸籍事務支援 2名 岩手県大槌町

※3/18現在の派遣職員

期間 支援内容 派遣職員数 派遣先 中・長期 計画策定、用地買収支援 1名 岩手県大槌町 中・長期 学校建設・営繕支援 1名 岩手県大槌町 中・長期 予算執行管理、補助金申請支援 1名 岩手県大槌町

(注)「短期派遣」は数日〜2週間程度、「中・長期派遣」は1か月〜1年程度

 このように、本市の貴重な職員を派遣するに当たっては、被災地の一日でも早い復興のため、また、派遣された職員が支援に携わることにより身をもって学んだ経験をいつおこってもおかしくない本市の大規模災害に活かせると考えるからであります。
 派遣職員の人選あたっては、職員それぞれ自らが手を上げ、被災地の何かお役にたちたいという強い志に支えられています。
 このたび、2周年を迎えるに当たり、派遣された職員の貴重な体験による報告書、並びに手記などを「東日本大震災(2周年追悼)箕面市の被災地支援職員の記録集」として、取りまとめ市のホームページに掲載しています。

 


http://www.city.minoh.lg.jp/kurashi/bousai/daisinsai/shien_kirokushuu_2shuunenn.html
 被災地の悲惨な状況や、派遣業務で経験し学んだこと、生活における被災された方々との心温まるふれあい「絆」、やりがいや落胆、反省など、派遣職員の思いがつづられていますので、一読いただければ幸いです。
 箕面市では、できる限り、復興が実現するその日まで支援を続けていきたいと考えています。

 

 

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山川農木 〜弥生〜

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おはようございます、農業委員会の吉田です。
おかげさまでブログを担当して今回でちょうど12回目、とりあえず一年をこなすことができました。
拙い内容でしたがご覧いただきありがとうございます。

振り返ってみると、こんな私でいいの?
と、おっかなびっくりのスタートでしたが、四季おりおりの箕面の自然と田園風景の美しさを、多少ともお伝えできたのではないかと思います。


写真という媒体を利用して、まず農業・農地に関心を持っていただく・・・。
同時に箕面の素晴らしい場所や時間を見つけて、ご紹介していく楽しみはまだまだ尽きません。


もっとも書き手のプレッシャーは相当なもので、他の部長さんたちも所管業務の内容を詳しく書かれる場合もあれば、どっか行ってきました〜という話もあり、タイトルや記事に趣向を凝らした内容は、日び参考になるとともにいい刺激になりました。

いつものように、朝市の食材で

また、隣のことは気になるもので、なかなかUPされない日などは「おっ、焦ってるな」と同情したり、朝一番でUPされると「やられた!」と何故か悔しい気がしたり・・・。
まことに勝手なもので、自分のUPを終えた後、数日間は充実した日びを過ごせたもので、その日のUPを「まだやな、今必死やな」と楽しむことも経験させていただきました。

それでも一か月のなんとまぁ早いこと。

とはいえ新人諸君も頑張っていることだし、おじさんたちも与えられた機会を精一杯頑張りましょう。

 

さて、先月の「これはなんでしょう?」シリーズ。
その答えの前に、菊炭シリーズ最終回、いよいよ窯出しの日がやってきました。


ところが、私は他の仕事が重なって取材にいけず、やむなくいつもの辻岡隊員に写真撮影をお願いすることに・・・、残念!


辻岡氏いわく、みんな楽しそうにやっていたとのことですが、感動する子どもたちの様子を私自身でお伝えできなかったのがとても悔しいです。
なんか、三月に渡って持ち上げといて、梯子をはずされた感じ・・・。


う〜む、まことに残念、むねん。
しかし、辻岡さん、ちゃんと写してくれていました。


涙と笑顔のフィナーレ、皆さんに伝わるでしょうか?
来年、また菊炭作りに子どもたちがチャレンジすることを楽しみにして、お疲れ様、中上さん、とどろみの森学園7年生!

 

では回答を。
実は窯の煙突から出る煙で竹を燻し、竹酢液を作ろうとされている様子です。
転んでもただでは起きない農家さんの逞しい商魂、私たちも見習わなければ!
これら竹酢液や菊炭は、箕面駅前朝市などで販売されています。

 

 


この一滴一滴が貴重な酢液です

菊炭と、こちらは木酢液

箕面駅前朝市の様子

 

ところで、これまでにも幾度となく、農地の減少や担い手の不足など、農業が抱える問題点に触れてきましたが、いよいよ平成25年度から農業を「業」として成り立たすことを目的に、市や農業委員会では「箕面市版農業公社」を立ち上げていきます。
主な事業としては、
 1.営農を支える経営支援
 2.遊休農地の借り受け耕作
 3.農地のあっせん
 4.学校給食等への地場産活用、地産地消・食育推進など
関係予算を現在会期中の第1回市議会定例会に上程しており、新年度から公社の目的や事業展開など順次お知らせしていきます。

農地を保全し美しい田園風景を守ること、学校給食等に箕面産の食材を活用し、農作物を余すことなく購入することで、農業を業として成り立たせる!

公社の目的は大きいですが、全力で取り組んでいきます!

 

さて、

「あれっ」と感じるような寒さが気まぐれに顔をのぞかせますが、風の匂いは春の到来を教えてくれていますね。


田や畑も柔らかく、泥濘の様子からも春を感じさせてくれます。


なんとなくウキウキする季節・・・

また一年、よく寝て、よく笑って、美味しいものを食べて頑張りましょう。

 

 

さて、今月の一枚。

またまた4階フロアから、見事に染まった夕日でした。

 

 

 

 

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健康福祉部 この1年

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皆さん、こんにちは。
健康福祉部長の小野啓輔です。

年度末です。
1年を振り返るのに良い季節。
年度末が、「世も末」の末ではなく「末広がり」の末となるよう、
期待と決意を込めて、
健康福祉部の1年間を、私と中井理事のブログも引用しながら
振り返ってみたいと思います。


●超高齢社会 待ったなし!

今年度は、様々な分野で変化のあった激動の1年でした。
中でも高齢者福祉分野では、第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画が
スタートし、それに伴う新しい施策や施設も進みました。

特筆すべきは、新しい福祉複合施設「稲ふれあいセンター」の竣工です。
これについては、健康福祉部の中井理事のブログ、
「この1年を振り返って しんどい話題と明るい話題」で詳しく紹介しています。
また、稲ふれあいセンターは、こちらでも、こちらでも紹介しています。

 
        【平成25(2013)年3月17日 稲ふれあいセンター竣工式】 

また、同じく第5期計画に基づき、新しい介護保険施設を建設・運営する事業者を、
公募により3か所選定しました。

1か所目が、「地域密着型介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」で、
社会福祉法人「福寿会」さんが、小野原に整備する予定です。

2か所目は、「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」で、
株式会社「エンプロイ」さんが、牧落に整備する予定です。

3か所目は、「特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム)」で、
株式会社「かんでんジョイライフ」さんが、桜ヶ丘に整備する予定です。

詳しくは、こちらと、こちら

これからも、ハード・ソフト両面にわたり、
第5期計画を着実に推進していきたいと考えています。


●大注目された生活保護

去年の5月、ある高額所得の芸能人の母親が生活保護を受給していたことが
注目され、連日マスコミをにぎわす全国的な騒ぎとなりました。
また、リーマンショック以降の長引く経済不況などで、
生活保護受給者が過去最高を更新し続けており、
生活保護制度の見直しと生活困窮者の自立促進政策が、
国レベルでもかなり議論されています。
箕面市においてもすでに受給者が800世帯を超え、
保護率は約0.9%となっています。

詳しくは、こちら

生活保護制度は、憲法が保障するナショナルミニマムとして、
国が保護基準や実施要領など、制度の枠組みを決定し、
実際の事務や運用は、法律に基づき、市が国から受託しています。

制度を適正に運用していくことはもちろんですが、
生活保護に至る前の段階での、いわゆる「第2のセーフティネット」の充実や、
就労支援など、生活保護から脱却していく「自立支援」も重要です。
市では、受給者の早期自立をめざして、
就労支援相談員を配置し、ハローワーク池田とも連携するなど、
安定就労の実現に向けた取り組みを行っています。
また、新年度からは国の「生活困窮者自立促進支援モデル事業」に応募し、
パーソナルサポートスタイル「寄り添い型支援」の継続・発展をめざすなど、
生活困窮者が自立していくための支援にも
積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 
●とにかく、動こう! 健康増進

健康は、市民の皆さまの大きな関心事です。
特に、生活習慣病の改善は、
今や、「メタボ健診」という言葉の浸透とともに注目され、
適度な運動とバランスのとれた食事の必要性は、
多くの人に認識されるようになってきました。
しかし、しかし、
平成23年度の箕面市民満足度調査によると、
週1回以上定期的に運動しているかたは約3割にとどまり、
定期的な運動習慣のないかたは、約6割もおられます。

「できるだけ多くの市民に、運動習慣を身に付けていただく」

これは、今年の箕面市の、大きな大きな目標となっています。
箕面市長は、新年のあちらこちらの会合で、
この目標を掲げて挨拶をされています。
市議会にも、緊急雇用事業を活用した「運動習慣推進健康サポーター事業」を
予算提案しています。

特に、今、スポーツや体操など、まったく動いていない人に
動いてもらえるような新たな具体策を検討していくことが必要です。
非常にハードルは高いですが、
ヒントはあります。

例えば、昨年11月に開催した「水戸黄門歩こう会 in 箕面」。
滝道のウォーキングイベントに、当初予定の1,000人を大きく上回る
実に1,500人の皆さまにご参加いただきました。

「水戸黄門歩こう会 in 箕面」については、こちらと、こちら


関心や意識のない人に、まずは意識を持っていただく、
少しでも関心が芽生えたら、すかさず体験の機会を提供する、
さらには、それを継続していける環境を整える・・・

例えば、多様な情報発信、重点ターゲットの設定、
子どもと一緒に楽しむプログラム、身近な運動教室の開催、
スタンプラリーや専門家による講習会、
ウォーキングコースの整備と紹介などなど・・

『とにかく具体的に動いてごらん
具体的に動けば 具体的な答が出るから』
             相田みつを 「にんげんだもの」より

私も今年は、この言葉を抱きしめて、
ジョギングしながら考えることを、目標にしたいと思います。

 
 
   【平成24(2012)年11月4日 水戸黄門歩こう会 in 箕面】


●自立支援法から総合支援法へ

障害福祉分野も、大きな節目の年となりました。
国においては、平成22年(2010年)1月に「障がい者制度改革推進会議」を設置し、
そのもとに置かれた「総合福祉部会」55人の中に、
たくさんの障害当事者や家族の皆さまとともに、
自治体の代表の1人として、箕面市長が参画しました。
そして、自治体が抱えるたくさんの課題の中から、制度と制度の谷間で
困っている人がいること、自治体の優れた取り組みの国制度化を検討すべきこと、
国が自治体に押しつけた施策の中には国が矜持をもって為すべき施策も
含まれていることなどを積極的に指摘し、
障害者の社会的雇用の国制度化など、様々な提言を行ってきました。

しかしながら、昨年6月に公布された「障害者の日常生活及び社会生活を
総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」は、
この2年間、たくさんの思いを込めて議論し総合福祉部会で取りまとめた
「骨格提言」の趣旨がまったく活かされておらず、
到底容認できるものではありませんでした。

しかし、まだまだあきらめるわけには、いきません。

実は、関係者の努力により、障害者総合支援法には、
「全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に
人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて、
障害者等の支援に係る施策を段階的に講ずるため」に、
障害者の就労支援や障害福祉サービスの在り方など、
骨格提言に関わる事項について、3年後を目途に検討する規定と、
その検討に、障害者や家族その他関係者の意見を反映する措置を講ずる規定が
しっかりと盛り込まれています。

これらをテコに、本市では引き続き障害福祉分野に精通した全国の学識経験者や
NPO等と情報交換を行うなど、連携を図りながら、あらゆる機会を通じて、
骨格提言を反映した福祉法制が制定されるよう、国に対する働きかけを行い、
障害のある方やご家族の皆様が安全に、安心して、活き活きと暮らすことができる
社会を実現するため、障害福祉施策の充実に全力で努めていきます。

障害者の働くお店のネットショップ「もみじの森本舗」は、こちら。

「障害者の働くお店ガイド」は、こちら。

 

  

 
●防災対策 大改革

箕面市では、東日本大震災を踏まえ、この1年間、
防災対策の様々な抜本的見直しを進めてきていますが、
その一環の大きな検討課題として、「災害時の継続支援」があります。

普段から生命の維持に必要な福祉・医療サービスを受けて生活しておられる
高齢者・障害者などの皆さまは、災害時においてもそれらサービスが
継続される必要があります。
例えば、大地震で電気が途絶えた時に、人工呼吸器が停止してしまう、
人工透析が出来ない、水分や栄養補給が不可能になるなど、
災害発生後も継続して福祉的・医療的ケアを受け続けなくては
生命維持に支障をきたす場合が想定されます。
そのために、どんな対策ができるのか? 

かなり高度な難問題ですが、出来ることを着実に進めていくことが大切です。
現状や緊急度を把握し、市と当事者や家族だけでなく、サービス提供事業者、
各種団体、医療機関、専門家など、様々な皆さまの知恵と力を連携して、
支援体制を検討していく必要があります。
これを、健康福祉政策課、高齢福祉課、障害福祉課、健康増進課などの関係課が、
悩みながら苦しみながら、知恵を寄せ合い、
部を挙げて、対策を検討しています。

箕面市の防災改革の基本方針は、こちら。


●大切な大切な日常業務

健康福祉部には、7つの課があり、常勤職員77人、
非常勤職員やアルバイト職員なども合わせると、
150人以上のスタッフが働いています。

具体的には、
生活保護や民生委員さんなどを所管する「生活福祉課」、
介護保険をはじめ、敬老事業や高齢者福祉全般を所管する「高齢福祉課」、
障害福祉施策や障害福祉サービス全般を所管する「障害福祉課」、
健診や母子保健、予防接種などを所管する「健康増進課」、
各ライフステージに応じた食育を担う「食育推進課」、
大阪府から権限移譲を受けた福祉業務を豊能地区2市2町で
協働して担う「広域福祉課」、そして、
健康福祉部の全体を統括する政策調整課の「健康福祉政策課」の7課です。

大半が「みのおライフプラザ」に事務所がありますが、
広域福祉課は、池田市の合同庁舎に事務所があり、
松寿荘にも職員がいます。
社会福祉協議会やあかつき福祉会、障害者事業団、医療保健センターなど、
市と密接な連携が必要な関係機関も多いです。
多くの関係者の皆さま、市民の皆さまに支えられて、
1年間を何とか過ごすことができました。
誠にありがとうございました。

健康福祉部の仕事は、毎日、市民の皆さまからのご相談や手続き、
お知らせやご説明など、地道な仕事をコツコツと遂行している
まじめな職員によって支えられています。
神は細部に宿ります。
健康福祉部は、人の生命や人生の困難にも大きく関わる仕事のため、
喜びとともに、非常に悩みとストレスの多い職場でもあります。
すべての健康福祉部のメンバーに心から感謝しています。

これからも、常に時代の情勢やニーズを見つめながら、
新しい政策課題に対応していくとともに、
日々の業務を大切に、市民の皆さまの役に立つ健康福祉部をめざして、
実直に、着実に歩みを進めていきます。

箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。


あんしん給水栓実地訓練しました

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  皆様 こんにちは 上下水道局の武藤です。

  めっきり日の出の時刻が早くなり、1ケ月前と比べると午前6時ごろの空の景色は真っ暗でしたが、夜明けの薄明りから日の出が見られるようになりました。

 彼岸の中日を過ぎ明日は彼岸明け、お墓参りに行かれましたか?「暑さ寒さも彼岸まで」、もうすぐ春です。ひと雨降るごと春が近づく証です。

 

                朝日19

 <あんしん給水栓実地訓練を実施しました。> 

 大阪府広域水道企業団(前身:府営水道)が布設した送水管は、大口径で地震等でも比較的破損しにくいとされ、その送水管を利用して市民の皆様に飲料水など緊急用水を確保するための「あんしん給水栓」を市内21箇所に設置しています。

 企業団の水道管に設置されていますので、ほとんどが国道171号沿線にあります。

 この「あんしん給水栓」は、緊急時や非常時に備えて、その操作方法を習得する訓練を池田市と合同で実施しました。また、市立病院関係者も初めて参加しました。

    日 時:平成25年3月18日(月)13:45〜15:00

    場 所:箕面市萱野5丁目市立病院東側市道(7拡池田幹線A-9)  

 

箕面市内に21箇所の「あんしん給水栓」が設置されています。

 位置図

 

訓練の内容は

   ●萱野5丁目付近の住宅地一帯が断水による被害を想定しました。

   萱野5丁目の市立病院東側市道でのあんしん給水栓からの各種訓練模様

   

      

 

  1)   あんしん給水栓から給水タンク車への応急給水訓練の模様

 ※あんしん給水栓の蓋の開口作業             ※給水栓のパイプ装着

   

 

 

 

 

 

 

※バルブを開栓し放水                    ※残留塩素の測定の様子

  

 

 

 

 

 

※ホースへの接続作業                 ※給水タンク車へ給水し訓練完了

 

 

 

 

 

 

 2)仮設給水栓への応急給水訓練

<池田市の職員と交代で実施>

※仮設水栓への接続作業       ※非常用ポリタンクへの応急給水し訓練完了

 

 

 

 

 

 

 3)市立病院受水槽への応急給水訓練

 ※市立病院の関係者による作業           ※市立病院の受水槽への応急給水

 

 

 

 

 

 

  ※病院への受水槽への応急給水は滅菌ホースが使用されます。(当日は模擬訓練)

             ※病院の受水槽に設置された「あんしん給水栓」の接続口

 

 <災害発生時から初同期に必要とされる応急給水量> 

 

1年間振り返りのピックアップ

<上下水道料金のクレジットカード決済化>

 ○クレジットカードで上下水道料金が払えます。

 上下水道料金の支払い方法については、銀行等の口座振替等または納入通知書(請求書)により最寄りの金融機関やコンビニ若しくは上下水道局窓口、豊川支所等でお支払いいただいていますが、平成25年度中に、クレジットカードでお支払いいただけるよう準備を進めています。このクレジットカード決済の導入により、ご家庭のパソコンや携帯電話からインターネットによって、365日24時間いつでも支払いができるようになります。

 現在、クレジットカード決済を導入するための関連予算と条例の一部改正を2月議会に提案しました。 市税や国民健康保険料についてもクレジットカード決済導入が予定されており、これらと併せて市民の皆様の利便性向上と収納率をさらに高めてまいります。 

 なお、クレジットカード決済に係る手数料は、他の公共料金(電気・ガス等)と同様に徴収する側である箕面市上下水道局が負担することになりますが、地方公営企業として経営努力によりカバーしていきます。

 ちなみに市税および国民健康保険料に係るクレジットカード決済手数料は、納入する市民の皆様に負担していただくことになりますのでご注意ください。

 ≪クレジットカード決済の概要≫

 代行会社(指定代理納付者) :ヤフー株式会社

 1回あたりの限度額  :3万円

 利用可能カード会社 :VISA、JCB、アメリカンエキスプレス、マスター、ダイナーズクラブ の5社を予定

  実施時期       :平成25年10月(予定) 

 ◆支払方法については、「継続払い」または「都度払い」(納付書により一回ごと支払う)

 ◆申し込み方法:インターネットから「Yaoo!公金支払トップページ」にアクセスして申込み手続きできます。

<管路管理システムの構築と活用>

 平成24年度、上下水道の「管路管理システム」を構築しました。 

 「管路管理システム」とは、現在、紙ベースで使用している「給水台帳」および「下水道台帳」を電子化し、上下水道管が「いつ造られたか」「どんなものが」「どこに」「どういう状態で」埋設されているかが確認でき、それらを統計的に整理、集計が可能で、地図を用いたデータベース検索機能が「管路管理システム」です。

 今後、管路・管理システムを活用し、上水道では、平成26年度までに「水道施設整備基本計画」を。下水道では、平成25年度に「下水道長寿命化計画」を策定し、施設管路の更新事業を進めます。

 <下水道管の地震対策緊急整備工事の実施>

 平成20年度に「箕面市下水道地震対策緊急整備計画」を策定し、平成21年度から平成25年度までの5箇年で、箕面市地域防災計画で広域緊急交通路に位置づけされている国道171号の汚水管約3kmと雨水管約1.4km及び広域避難地、市役所、警察、消防本部、市立病院などの防災拠点から排水を受ける汚水管約4.4kmについて、管路の調査、診断、設計を順次進める中で管更正工法による耐震化工事を実施しています。

平成24年度施工  φ250mm〜1100mm汚水管 延長約1300m

 

   

 

 

 

 

      箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。 

 

弥生3月=旅立ちの時

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こんにちは。教育長の森田です。

草木がだんだん芽吹く月、弥生三月もはや下旬
14日(木曜日)は、中学校の卒業式が、19日(火曜日)には、小学校の卒業式が行われました。

梅の花が、子ども達の卒業を祝ってくれていました。(第六中学校の裏庭で)

校長先生から卒業証書を受け取ります。
「今を大切に!つながりを大切に!」という校長先生の言葉にあったように、自分の夢や希望を叶えるために、精一杯頑張ってください。

たくさんの祝福を受けて

将来の夢や希望をみんなの前で述べ、卒業証書を受け取ります。

今日の思いで、忘れずに、いつかまた会える日まで ♪♪・・ 
これまで培った力で、大きく羽ばたいてください!

 

 

●総勢36名で秋田県に(2月21日〜22日)
「みちのく秋田」といえば、「きりたんぽ鍋」「なまはげ」そして「世界遺産・白神山地」が有名ですが、今回は、「全国学力調査・体力調査」で常に全国のトップレベルにある秋田県の学校を訪問しました。3年前に福井県を訪問して「箕面子どもステップアップ調査」が生まれましたが、次の課題である調査結果をどう授業に生かすか参考にさせていただくために、大雪のなか秋田県で先進的な研究に取り組まれています「由利本庄市」を小・中学校の先生方と教育委員会事務局で訪ねました。

初めて乗るプロペラ機「ボンバルディアDHC8(72人乗り)」で秋田へ向かいます。

雪に覆われた白馬岳など後立山連峰がくっきり見えました。

上空でしばらく待機した後、何とか吹雪の秋田空港に着陸
大阪で10℃あった気温が、何と氷点下5℃です。


 由利本庄市は、秋田県の南西部に位置し、人口は8万3千人で市域は秋田市から鳥海山の麓まで大変広い町です。小学校20校、中学校11校があります。

まず、市役所に近い尾崎小学校を訪問し、由利本庄市の教育について説明を受けたあと、授業を参観しました。訪問の様子は、地元のテレビでも紹介されました。

「学力向上のために学校は何をすべきか」をテーマに5〜6人のグループに分かれ、「塾議」を行いました。
副市長さん、全員の教育委員さん、文教委員さん、校長・教頭先生など由利本庄市からは44名で迎えていただき、箕面市からの訪問団36名、総勢90名の交流会を開催してくださいました。

それぞれのテーブルで話がはずみます。猪俣教育委員長さんから「私たち教育委員は、毎週1〜2回、多い時は3回学校訪問をします。市域が広いので1日仕事で大変ですが、子ども達のために学校が一生懸命取り組んでいることが良く分かります。教育委員は、全くのボランティアなので、『よくやってくださっている』と沢山の方から声をかけていただきます。」との言葉に、「すごいですねぇ!箕面も4月から、週1〜2回学校を訪問することにしています。」と話しました。

2日目朝、市役所において長谷部市長さんを表敬訪問し、市を挙げて出迎えていただき丁寧な対応をしていただいたことのお礼を述べました。市長さんは、同志社大学のご出身で大学時代は剣道部の主将を務めておられたそうです。

朝7時半に宿舎を出発、小・中学校10校に分かれて学校訪問しました。私は、児童数783人と規模の大きな新山小学校を訪ねました。

くつ箱には、長靴がずらりと並んでいます。さすが雪国です。

廊下にも教室にも色々な約束事が貼ってあります。

発表や話をする人に体を向けて話を聞きます。

机の上には、教科書、ノート以外に鉛筆、マーカー、消しゴム、定規しか出しません。辞書には、調べた所に付箋を貼っていきます。

6年理科の授業「海上にある氷が溶けたら海面が上昇するか?」という課題に仮説を立て、ビーカーに浮かべた氷が溶けていく様子を観察しています。
どの授業も「課題をつかむ」→「練りあう」→「追求する」→「まとめる」→「振り返る」という展開で統一されています。

支援教室の様子、先生と一緒に問題に取り組んでいます。

休み時間は、体育館でしっかり体を動かします。

櫻井校長先生(左)から「学校で教えることは、学校で教え切ります。勉強のやり方を身につけ、『家庭学習ノート』で毎日復習することを大切にしています。
2日間お世話になった佐々田教育長(右)さんからは「全国から沢山視察にみえますが、35人という訪問は初めてです。本気ですね!いい刺激になりました。」
私からは「是非、箕面市にもお越しください!」とお礼を言いました。
*気になる「虎」は剣道大会の優勝旗でした。

 

●秋田県から岩手県大槌町へ(2月22日〜23日) 

秋田新幹線「こまち」で盛岡へ、そして東北新幹線「はやて」で花巻へ

すごい吹雪、降り方が半端ではありません

秋田から7時間かけてやっと、発災当時から本市が職員派遣など支援を続けています大槌町に到着。翌日復旧の様子を見学しましたが、昨年7月、11月に訪問した時とあまり変わっていませんでした。伊藤教育長さんは「安全な小高い丘の上に小中一貫校を建設することで保護者や地域の方の了解を得られ、地権者の方とも何とか調整がつきそうです。」とおっしゃっていました。平成28年4月開校に向けて、基本設計が始まります。復興には、まだまだ時間がかかり、長い支援が必要です。

平成24年7月22日、城山から

平成24年11月2日、城山から

平成25年2月23日、城山から

城山は、小高い丘の上にあり大槌の中心街が見渡せます。3月10日〜11日、NHKの報道番組「東日本大震災から2年」が、ここ城山にある大槌公民館を中継基地として放映されました。教育委員会事務局も同じ建物のなかにあり、昨年11月2日の「大槌の小中一貫教育」について私の講演もこの場所で行いました。また、2月1日、萱野小学校の研究発表会4年生の授業では、スカイプで大槌町とつなぎ、この城山から町の様子を紹介していただきながら、箕面から復興に向けてのエールを送りました。

船越湾に浮かぶ、ホタテ、わかめの養殖いかだ

隣の山田町では、新しい学校の建設が始まっていました。
安全な小高い丘の上にかさ上げして建てられます。

穏やかな船越湾に、漁師さんの船も増えていました。
手前は、大津波で折れ曲がった防潮堤の手すり。

大津波で壊れた防潮堤に雪煙が上がります。この左手奥、丘の上に新しい学校が建てられています。

大津波、そして火災の被害を受けた「大槌中学校」

「あの小高い山の上に『施設一体型小中一貫校』を建設する予定です。」と本市派遣職員の西田担当主査

2月初めには、第一中学校の生徒会の皆さんが、1年ぶりに仮設の大槌中学校を訪問し、募金を手渡し、交流しました。その様子を一中ブログで紹介してくれています。報告のなかで「テレビなどの報道で見るのとは大違い、被害の大きさに驚きました。城山から見ると、町の瓦礫は片付いたけれど、やはり津波の威力はすごい。大槌の町の方々が元気で頑張っておられるのが印象的でした。」見てきたこと、感じたことを多くの人に伝えるとともに、支援の輪を広げ、交流を続けていきたいものです。

 

                                                                                                 
●芦生の森から
芦生は、京都府北東部南丹市美山町の一角にあり、福井県、滋賀県と県境を接した山深いところにあります。総面積5104ヘクタールのほとんどが山林で、大正10年より地元集落9ヵ村から京都大学に演習林として貸し付けられました。日本海側気候と太平洋側気候が混在する場所として、動植物とりわけ植物の宝庫です。
芦生の森の素晴らしさを知って20年余り、流れを遡り、森をかきわけ、歩き続け、森の様々な営みに出会うことができました。今年は、どんな出会いが、ドラマが待っているのでしょう。いつまでも素晴らしい森であってほしいです。

早春の渓(かずら谷)

鮮やかさ競う新緑(大蓬谷)

夏色に輝いて(大谷)

千変万化 息づく錦繍(トロッコ道)

命を写す初冬の源流(七瀬谷)

(小蓬谷で)

箕面から車で2時間、みなさんも一度「芦生の森」を訪れてみませんか。

 

 

箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。

これから

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こんにちは、みどりまちづくり部長の山田です。

今回は、平成24年度を振り返って特に新たな事業である農業公社についてご紹介します。

農業先進地でもない箕面市が何故と思われる方が多いと考えますが、その理由は大きく三つあります。

 

第一に、今年の9月から中学校の給食が開始されることもあって、朝市等に出荷されて残った規格外の野菜などのほとんどを小学校等を含む学校給食の食材とするシステムを農業公社が中心になって作り上げたいと考えています。

これにより、地産地消を図るとともに箕面で野菜を作れば必ず売れるという農業環境の形成を図ります。

今まで、売り物にならなかった曲ったキュウリや大きすぎたり小さい野菜なども売れるようになり小規模な農地でも採算性が上がることになります。

 

第二に、遊休農地の解消です。農地は耕作をしないで数年経つと雑草等が繁茂して簡単に元の農地にはなりません。今まで農業サポター等で支援してきましたが、更に国の経済対策施策の補助制度を活用して、農業公社が中心となって遊休農地の解消を図りたいと考えています。

環境クリーンセンターで給食の残渣と公園等の剪定枝による堆肥を活用して遊休農地の解消を図り、ここで生産された野菜等を学校給食に供給できれば食の循環、環境の循環が形成されることになります。

 

第三に、農業の継承です。高齢化等により農地の減少が急速に進んでいます。
団塊の世代であり定年世代であり、比較的に農業経験(子供のころ)のある六十代の方々を中心に農業を継承してもらえるように施策を図りたいと考えています。

このためには、例えば玉ねぎならどの程度小さくても学校給食材に受け入れることができるのか。また、受け入れられる野菜の種類や時期、数量、単価などを明確に示す必要があると考えています。

学校給食でも出来るだけ多くの野菜等を受け入れられるように料理内容等を検討してもらう一方で、農業公社が中心になって学校給食に供給できる野菜等の供給調整を行うことになると考えています。

 

農業公社はこれから立ち上がり、歩むことになりますが多くの方々のご理解とご協力なくして軌道に乗ることは不可能です。

多くの課題を乗り越えなければならないと考えますが、みんなが笑顔で農業ができて、いつまでもいつまでも昔ながらの農空間があってみどりの風と山の緑に抱かれた箕面であってほしいと強く願っています。

 

今回で最後の部長ブログになります。

長い間、多くの方々に大変お世話になりありがとうございました。

お別れに二年前にご紹介しました自作の童話ですが、手書きの文字が読みにくかったとのご意見もありましたので、活字にして再度ご紹介させていただきます。

 

   

アルプスのふもとに小さな村がありました。
村の間に流れる谷川に沿って、ずぅーとずぅーと登っていた所に大きな岩がありました。
その大きな岩には洞窟があって、村人たちは「赤い悪魔が住んでいる。」と言って、
恐れて近寄ろうとはしませんでした。

   

この赤い悪魔が、この物語の主人公なのです。  
背はとっても低くて頭の毛はモジャモジャ、
顔の色ときたら熟したトマトの様に真っ赤なんです。
でも、本当はとっても可愛い、心の優しい子なんです。
その子の名を「ムック」と言いました。
ムックは いつも一人ぼっちでした。
ただ、顔の色が真っ赤だと言うだけで「悪魔」と村人たちに呼ばれ、
恐れられていたのです。

  

 「あぁーぁ、だれも友達になってくれない。
どうして ぼくの顔の色は、こんなに真っ赤なんだろう。
かじ屋のおじさんやパン屋のおじさんだって、酒を飲んで真っ赤な顔になって、
おまけに大声で怒鳴りながら歌っている時があるじゃないか。
肉屋の女将さんなんて真っ赤になってぶっ倒れた時もあるのに、、、、、、、。
何も悪いことなんてしないし、みんなと仲良く楽しくやりたいのに、、、、。」

「明日の朝、村に行こう!だれか、ぼくと友達になってくれるかもしれない。」

  

朝日が昇ります。 
でも、ムックは「グゥゥーグ、グゥゥーグ」と
大きないびきをかいて夢の中ー
ムックは、とても朝寝坊なんです。
その時、「ガラーン、ガラーン」と大きな鐘の音が響いてきました。
山ほどもある雄牛が朝の散歩を始めたのです。
「頭にくるなぁ!雄牛の奴ときたら、いつも朝早くから散歩しては、
あのいまいましい鐘の音をそこら辺に響かせていたるんだからーーー。」
ムックは、眠い目をこすりながら谷川に沿って村へと続く道を下って行きました。

 

村の近くまでやってきた時でした。畑で働いていた村人がムックを見て言いました。
「お前がやって来てからトウモロコシや野菜だって ろくすっぽ出来やしない。
きっと、お前がそうしているんだろう。」
「違うよ。ぼくは、そんな事しやしないし、悪魔なんかじゃないよ。」
「何を言っているんだ。お前のほかにだれがいるんだ。
お前なんか遠くの国へいちまえ!」
と言って逃げて行きました。
村へ行きましたが、村人たちはみんな家の中に入り込んで堅く窓や戸を締めてしまっていました。

ムックは仕方なく、とぼとぼと村の中を歩き回っていました。
村外れまで来たときでした。高く伸びた教会の塔が見えたのです。
「教会へ行けば牧師さんがいる。牧師さんなら僕のことをきっと分かってくれるだろう。」
ムックは、にっこり笑って教会の方へと走り出しました。
「ギーー」と大きな音をさせて教会の中に入っていきましたが、
誰もいないらしくシーンと静まりかえっていました。
ムックは呼びかけました。「牧師さんー。牧師さんーー。ぼくの話を聞いてほしいんだよ。
ぼくは、悪魔なんかじゃないんだよ。みんなと友達になりたいんだよ。」
けれども、誰も答えてくれませんでした。
「アァーー、やっぱり ぼくは一人ぼっちなんだ。ぼくの顔の色がみんなより赤いから、、、、、、、。」
ムックは寂しく階段に腰掛けて、じっと空を見上げました。

お日様はにこにこと優しくムックを照らしています。

「お日様!どうして、みんなはぼくの事を悪魔だと言うのだろう。
やっぱり顔の色が、、、、。」
お日様は言いました。
「お前はただ顔の色が赤いと言うことだけで、村人たちから悪魔と呼ばれているが、
私はお前のことをよく知っているよ。お前がどんなに心の優しい子なのか、、、、。
ムックよ、私の言うことをよくお聞きなさい。」
お日様は、にっこり笑って話を続けました。
「村人たちが本当に喜ぶことをお前が行えば、これまでの誤解は解けたくさんの友達も出来るだろう。」
「お日様、本当ですか。ぼくが、村の人たちが心から喜ぶことをすれば、
たくさんの友達が出来るんですか。ぼくは、一人ぼっちじゃなくなるのですか。」
「そうだよ、、、ムック。よく考えてごらん。村人たちが本当に喜ぶことを、、、、。」
優しく笑ったお日様を背にしながら、ムックはどうしたら村人たちが喜んでくれるだろうかと
一生懸命に考えながら谷川の道を登って行きました。

でも、ムックには分かりませんでした。
どんなに、どんなに考えても分かりませんでした。
何日か経って、ムックはお日様に聞きました。
「お日様!どうしたら良いんだろう。」
お日様は、「頑張れよムック!」と言い残すと西の空から夕焼けと一緒に消えていきました。

 

ムックは一生懸命に考えました。
空いっぱいに星が輝き、何度も朝日が昇り、日が沈みました。
そして何日目かの朝がきました。
その日の朝焼けは生まれてこの方みたこともないほど美しい朝焼けでした。
真っ赤な朝焼けに包まれながらムックは思いました。
「赤い色て何て素晴らしい色なんだろう。
ぼくの顔の色と同じだけれど とっても素敵だ。」
その時、ムックはあることを思いついたのでした。
村にある教会の屋根は古くなってしまっているし、村のみんなを呼ぶ鐘も無くなっていた。
教会の屋根を美しい赤い屋根に塗り替えて、
あの雄牛の首にぶら下がっている鐘を教会の塔につるしたら
牧師さんもやってきて村のみんなだって、
きっと喜んでくれるだろうと、ムックは考えたのです。
ムックは嬉しくて嬉しくて、何だか今、村のみんなと友達になってしまったような気がして、、、、、。

 

さっそくムックは、雄牛に会いに行くことにしました。
雄牛は丘の上で日なたぼっこを楽しんでいました。
「雄牛さん、お願いがあるのです。
古い教会の屋根を塗り替えて塔には鐘をつるしたいのです。
雄牛さんの首にある鐘はとってもいい音がするから、
きっと村のみんなも喜んでくれると思うんだ。
だから、雄牛さんの鐘がほしいのです。どうかお願いします。」
「そらそうさ、俺のこの鐘はそんじょそこらの鐘の音と違って素晴らしい音色がするが、
お前にだって誰にだって、この鐘だけはやることは出来ない!」
「雄牛さん、お願いします。ぼくは、村のみんなと友達になりたいんです。
雄牛さんだって村のみんなと友達になりたいでしょう。」
「嫌だね。村の奴らときたら俺を牛肉にして食うつもりなんだぞ!
何度かやって来たが、この角で追っ払ってやったんだ。
お前も追っ払ってほしいのか!!」
「雄牛さんが嫌だと言ってもぼくは諦めないよ。必ず教会の塔に鐘をつるすんだ。」
雄牛はむっくりと起き上がると、「うるさい奴だな!これでも食らえ!!」
雄牛は怒り狂って、ムックを突き飛ばさんとばかりに恐ろしい剣幕で襲いかかってきました。

 

野を越え、丘を越え、川を飛び越えて必死になってムックは逃げますが、
それでも雄牛はどこまでもどこまでも追ってきます。
ムックが一突きにされそうになった時、雄牛の鐘に飛びつきました。
「うるさい奴だな!俺の鐘にぶら下がるな!」
雄牛は飛び跳ねたり、首を振り回してムックを振り落とさんと暴れだしました。
「死んだって放すもんか!!」
雄牛に何度も何度も地べたにたたきつけられムックの体は赤く染まっていました。
それでも雄牛の鐘に必死にすがりついていました。
さすがの雄牛も死に物狂いでぶら下がっているムックにはかないませんでした。
「ムックとか言ったな。そんなにこの鐘が欲しいのか。」
「雄牛さん、欲しいよ。教会の屋根を真っ赤に塗って雄牛さんの鐘を
教会の塔につるして村中に鳴り響かすんだ。
そして、村のみんなと友達になって楽しい毎日を過ごしたいんだよ。一人ぼっちは、、、、、。」
「そうなのか、、、、。俺の命と同じくらい大切な鐘だが、、、、お前にやろう。
ムック、村のみんなと友達になって幸せになれ!」
そう言って、雄牛は大切な鐘をくれたのでした。
「ムック、さっき教会の屋根を真っ赤に塗ると言っていたがどうやって塗るんだ。」
「まだ、考えつかないけれど、きっと何か良い方法があると思うんです。
きっときっと教会の屋根を素晴らしい赤い屋根に塗り上げます。雄牛さん本当に有難う。」
「何か手伝うことがあれば、いつでもおいで、、、、、、。」と言って雄牛はまた丘の上で日なたぼっこを始めました。

そんな様子をさっきからお日様はじっと見られていました。
お日様はにこにこ笑いながらムックに話しかけました。
「よく頑張ったね。ムック」
「お日様見てよ。雄牛さんの大切なこの鐘をもらったんです。
教会の塔に雄牛さんの鐘をつるして教会の屋根を真っ赤に塗れば、
ぼくの顔の色と同じ赤い色がどんなに素敵な色なのかみんなに分かってもらえると思うんです。
そして、きっと村のみんなも喜んでくれると思うんです。」
「ムック、誰でも一生懸命にやれば、いつの日かきっと分かってもらえる日が来るんだよ。
そう信じて頑張るんだ。その証拠に友達ができたじゃないか。」
「お日様、ぼくに友達ができたって、、、、、いったい誰なんですか。」
「その鐘は誰からもらったんだい。」
「雄牛さんとぼくは、友達なんだ!!」
嬉しそうにムックは、雄牛にもらった鐘を両手で抱えながら帰って行きました。
お日様もにこにこ笑っています。ムックもにこにこ笑っています。

とっても素敵な日でした。
教会につるす鐘は、雄牛さんからもらうことができましたが、
もう一つ大切なことがありました。
教会の大屋根を真っ赤に塗り上げるだけの赤いペンキは村にはないので、
ムックが自分の力で赤いペンキを作らなければなりませんでした。
いい具合に、山には赤い実をつけた草があっちこっちに茂っていました。
ムックは、朝早くから山へ出かけて一日中、
草の実を集めては袋いっぱいに詰め込んで帰ってきました。
そして、ロウソクの明かりをたよりに少しずつ草の実を布に包んでは、
瓶の中に絞り込みました。

  

  

大きな袋いっぱいもって帰った草の実ですが、
絞ってみるとほんの少ししか瓶の中には溜まりませんでした。
それでもムックは、毎日毎日、雨の日も風の日も休むことなく続けたのです。
嬉しい日がやってきました。
ムックはついにやり遂げたのです。
3つの大きな瓶には赤いペンキでいっぱいになっていました。  

 

 「やったぞ!!これで、教会の大屋根を美しい赤い屋根にできるんだ。」
ムックは、わくわくしながら刷毛を瓶の中にどっふりとつけると
白い壁に塗ってみたのです。
「アァーー!」ムックは思わず叫んでしまいました。
あんなに一生懸命に作った赤いペンキだったのに、
泥のように濁った赤黒い色になっていたのです。
ムックは呆然と壁を見つめていました。
目から、こらえてもこらえても涙が溢れ出ていつまでもいつまでも止まりませんでした。
ムックは、もう教会の屋根を赤く塗り替えることは出来ないのでしょうか。
村の誰とも友達になれないのでしょうか。
その時です。お日様の声が聞こえてきました。
「ムック、明日の朝焼けまでに瓶を全部 丘の上まで運んでおいで、、、私が何とかしてやろう。」
「お日様、ありがとう。」

ムックは、大きな瓶を抱えて丘の上に向かって運び出しました。
ウントコ ドッコイショ ウントコ ドッコイショ
お星様がキラキラと夜空いっぱいにたくさん輝いています。流れ星も飛んでます。
ウントコ ドッコイショ あっちいてトットト、
ウントコ ドッコイショ こっちいてトットト、、、、、、

もうムックは汗いっぱい手足もしびれてしまいました。
それでも最後の瓶がまだ残っています。
重い瓶を持って登る丘までの道は、とっても遠い道でした。
何度も瓶を落としそうになりました。
やっと、やっとの思いで最後の瓶を運び終えたときには、
星たちの姿は消えて海の底のように濃紺の透き通った世界になっていました。

もうすぐお日様が昇ってくるでしょう。

        

濃紺の世界から青の海になり、そして柔らかな わずかな光が流れ 
それから 赤みをおびた朝焼けの帯が地表線にはっきりと現れてきました。
そして、山々が赤く燃え上がってきました。
お日様が顔をだします。
ムックは手を合わせながら
「どうか、、、美しい、、、赤いペンキに、、、なりますように、、、、」
ムックは心の中でも何度もつぶやきました。
お日様が元気に昇ります、、、、。
山も丘も、そして3つの大きな瓶も真っ赤な朝焼けに包まれていました。
本当に何て素敵な朝焼けなんでしょう。
お日様は言いました。
「ムック、この朝焼けの色をお前にあげよう。
瓶の中は、美しい真っ赤な色のペンキになっているよ。
このペンキで教会の屋根を塗って雄牛からもらった鐘を塔につるしなさい。」
ムックは瓶の中をのぞいてみました。
瓶の中はキラキラと朝焼け色が輝いていたのです。
「お日様、本当にありがとう。きっと美しい教会の屋根にしてみせます。」

村へ行く日が近づいてきました。
ムックは雄牛さんの所へお願いに行きました。
「ムック、久しぶりだなぁ。赤いペンキはできたかい。」
ムックは微笑みながら「雄牛さん、できました。
それもお日様にもらった素敵な朝焼け色のペンキが、、、。」
「そうか、そうか。良かったなムック。
やっと教会の屋根を赤く塗り上げることができるんだな。」
「そうなんです。でも、、、教会の屋根はとっても大きいから
赤いペンキも大きな瓶に3つもあるんです。
一人で村まで運ぶことが出来ないから雄牛さんにお願いにきたのです。」
「お前とは友達じゃないか。俺で良ければ、いつでも力を貸すよ。」
「ありがとう。雄牛さん。」

 

雄牛が言いました。「大きな瓶を3つも運ぶのだったら荷車がいるなぁ。」
「荷車がいるのかぁ。困ったなぁ、、、、雄牛さんどうしたらいいんだろう。」
「ムック、心配しなくても良いよ。
俺が、、、まだ若いときに、、、引っ張っていた荷車が、、、、あるはずだ。
随分古くなっているが手を入れれば、なんとか村まで行けるだろう。」

  

雄牛に手伝ってもらって荷車もできあがりました。
やっと、やっと、村へ行く日がやってきたのです。
夢に見た日がやってきたのです。
「夜の間に教会の大屋根を全部真っ赤に塗り上げて、
朝焼けがきたら雄牛さんにもらった鐘を鳴らすんだ。
村のみんなは、驚くだろうなぁ。」
村のみんなが喜んだ顔を思い浮かべると、
ムックの心は何故かわくわくしてくるのでした。 

 

ムックの夢をいっぱい乗せて、雄牛の引く荷車は村に向かって出発進行!!
荷車が動きだすと古い車輪と瓶の中の赤いペンキが歌います。
「ギーコラ、ギーコラ ドンブラコッコ ストドン ペッチャン。
 ギーコラ、ギーコラ ドンブラコッコ ストドン ペッチャン。」
遠くに村の明かりが見えます。

お月様もお星様も道を照らしてくれています。
ムックの荷車は行きます。夢を乗せて、、、、、、、。
「ギーコラ、ギーコラ ドンブラコッコ ストドン ペッチャン。
 ギーコラ、ギーコラ ドンブラコッコ ストドン ペッチャン。」

 

村の明かりは、すっかり消えてシーンと静まりかえっていて、
耳を澄ますと深い寝息が聞こえてくるような気がします。
ムックの荷車は教会を目指して進みます。
夜空には満天の星がキラキラと輝きを増しています。

  

「ムック、俺はこんな体だから屋根に登ってペンキを塗ってやることはできないんだよ。
教会までこの荷車を引いてやることしかできないんだ、、、、、。
朝までに、お前一人の力で教会の大屋根を全部塗り上げなければならないんだぞ。
頑張れよムック。、、、そして、、、幸せになれょ。
俺はこの年まで、たった一人ぼっちだったけれど、、、
お前は、たくさんの友達と幸せになれよ、、、。
お前だけは、本当に幸せになって欲しいんだ。」
「雄牛さんにもらった鐘の音が聞こえたら、
ぼくが教会の屋根を素敵な赤い屋根に塗り上げたんだと思ってね。」
「俺は、教会の鐘が鳴るまで丘の上でじっと待っているよ。
早く屋根を塗り始めろ。夜は長くないぞ!」
ムックはにっこり笑って、片手にペンキの桶を持って教会の屋根に登っていきました。
ペタンコ、ペチョリコ、ヘタンコ。ペタンコ、ベチョリコ、ベッタンコ。

服も手も顔もペンキで真っ赤になりながら 汗もいっぱいかきながら、、、、、
ペタンコ、ペチョリコ、ヘタンコ。ペタンコ、ベチョリコ、ベッタンコ。
手も足も疲れ切って何度も屋根から転げ落ちそうになりました。
それでも、急げ、、、急げ、、、、
ペタンコ、ペチョリコ、ヘタンコ。ペタンコ、ベチョリコ、ベッタンコ。

  

お星さんがひとつ消え、ふたつ消え、だんだん朝が近づいてきます。
頑張れムック、もうすぐ朝が来るぞ!
朝日が昇るまでに教会の大屋根を塗り上げるんだ。
ほら、東の空が青くなってきたぞ。
急げ ムック! もう少しだ。
雄牛にもらった鐘を塔につるせ。そして、村中に鳴り響かせろ。
雄鳥が朝を告げるために、小屋の上で羽をバタバタさせています。

夢にまで見た朝がやってきたのです。
さぁー、ムック。その鐘を鳴らすんだ!
ガラーーン、ガラーーン、ガラーーン
「雄牛さん、教会の屋根は塗り上げたよ。聞こえるかい!」
鐘の音は村中に響き渡り、雄牛のいる丘まで響いて行きます。
ガラーーン、ガラーーン、ガラーーン

村のみんなは鐘の音を聞いて、何があったんだろうと、ぞろぞろと集まってきました。
昨日まで、すすけていた教会の屋根は消え、
朝日の中に素敵な赤い屋根の教会が浮かび上がっていました。

 

教会の大きな扉の向こうで村人たちの声がざわざわと聞こえます。
そして、ムックの幸せを告げるように鐘は響きます。
ムックは勇気を出して大きな教会の扉を両手で押しました。
扉は大きな音を立てて開きだしました、、、、、、、。

果たして、村のみんなは教会の屋根を美しいと思ってくれるでしょうか。
そして、喜んでくれるでしょうか。
ムックが悪魔でないことを知ってくれるのでしょうか。
心の優しい子だと分かってくれるのでしょうか。

 

今でも村の教会は素敵な赤い屋根に塗られています。
日曜日の朝には、雄牛さんの鐘が村中に鳴り響いているそうです。
、、、、、そして、、、、、教会の前には、、、、、
ムックと雄牛の像があるというお話です、、、、、、、、、。

  

      

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
現在、「おろち」 (大干ばつに苦しむ村人たちは、コロコロ山の山頂に住むという おろちに雨乞いに行きますが、、、、) 
「鏡」 (閻魔大王の真実の鏡は本当に真実を映すのか、、、、、)を作成中です。

また、どこかでお会いできたらいいですね。では、さようなら、、、、、。

  

箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。

 

もうすぐ春ですね。重いコート脱いで出かけませんか?

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こんにちは。議会事務局長の竹内です。

間もなく3月も終わろうとしています。年度の終わり、そして4月から年度始まりと節目の時を迎えることになります。市役所では色んな地方への転勤はありませんが職場が変わる人事異動の季節でもあります。最近は頻繁に人事異動が行われていますので、ソワソワ感が薄れているようですが、職員の一大関心ごとであることは今も昔も変わらないと思います。昨日その内示が為されました。まだ全部は把握できていませんが議会事務局でも局次長が定年で退職され、担当主査1人が異動になりました。これから一年間このメンバーで頑張るためにも新しく配置された職員は早く職場に慣れていただき議会運営に携わっていただき、また、事務局を出られ、新しい職場に配属された職員は議会での経験を生かしつつ新しい職場での活躍を願っております。

時の流れが年々早くなっていく気がします。平成24年度を振り返りますと、市議会選挙が執行されたのをはじめ、あわただしく過ぎ去っていきました。思っていたことが出来なかったり、逆に思いもしないことに取り組めたり、季節の動き以上に変化のあった年度かなという思いがしています。日々の業務に忙殺され振り返る機会が少なくなっていますが、このような節目にふと振り返ることも大事なことで、是非新年度の議会事務局の運営について反省点も踏まえながら役立てて行きたいと思っています。

さて、話は変わりますが、街はすっかり春めいています。いつもはもう少し後に咲くモクレンの花がすでに咲き誇っていました。

                             

(稲の交差点近くに咲くモクレン) 

皆さんは「春」を感じさせる歌は何でしょうか? 最近小学校・中学校などの卒業式などで最近の歌が披露され、春を感じさせる歌も数多く使われているようですが、年齢にもよりますが、私はキャンディーズの「春一番」が数十年来のテーマソングになっています。

寒い日から、温かくなり春の陽気の中歩いていると自然とこの歌を口ずさんでいます。「雪が解けて川になってながれていきます。もうすぐ春ですね。」とか「つくしの子が恥ずかしげに顔を出します。もうすぐ春ですね。」などと順不同で唸っています。ちょうど今頃だったように思いますが、今年はすっかり春になって、桜も咲き誇っています。少し季節が早く巡っているので、もう歌えないかな?

                                     

(つくしが恥ずかしげに顔を出していました。)

                                     

(箕面高校近くにて)

なぜこの歌なのか振り返ると、大学一年生の時学園祭にキャンディーズが来ました。その時はまだブレイク前でそれほど騒がれていない時期でしたので、割と間近で見ることが出来ました。その時この子たちは必ず売れると素人ながらに思っていて、後日実際に大ブレイクしたのはご存じのとおりです。(若い方はご存じないかも?) しばらく後にこの歌が発表されて、テンポもよく、めったに買わなかったレコードを購入したのを懐かしく思い出します。以後この歌が私の中の春のテーマソングとなったものです。ちなみに私は、少数派でしたが美樹ちゃんファンでした。(わからない人ごめんなさい。)

 

箕面市議会では、第1回定例会の真っ最中です。

3月の5日及び6日には各会派の代表質問が5会派の代表者により行われ、施政及び予算編成に対し市の姿勢を問われました。また、各常任委員会の審議は3月8日から13日まで連日遅くまで繰り広げられ、数多い議案に対し熱心に質疑が交わされました。

以下代表質問5会派の質問風景です。(発言順です。)

                                            

(公明党代表、西田隆一議員)

                                            

(大阪維新の会箕面代表、印藤文雄議員)

                                           

(自民党市民クラブ代表、中井博幸議員)

                                            

(箕面政友会代表、中嶋三四郎議員) 

                                              

(共産党代表、名手宏樹議員)

この後、本日及び27日に本会議が行われ最後に14人の議員から一般質問が行われる予定です。

今議会は何と言っても箕面市の1年間の方針を決定する当初予算など重要案件が満載です。ぜひ終わってからでも結構ですので、市議会ホームページから代表質問や一般質問のライブ放送や議事録をご覧いただけますので一度覗いてみてください。結構面白くて嵌るかもしれませんよ。

さて、去る3月15日に議会改革検討準備会が開催され、4月11日に議会改革検討会が全議員参加により執り行うことが決定されました。併せて、検討会に提出する検討項目も決まりましたのでお伝えいたします。

検討項目 

(1) 議会審議について

1. 一問一答方式の導入⇒一般質問時

2. 議員間の自由討議の実施⇒委員会などにおける議員同士による議論の場の創設

3. 反問権の付与⇒市長に対し、議員に対する質問権を付与する。

4 .請願・要望書・陳情書の取り扱いの変更⇒提出者の本会議・委員会での説明機会の付与等

(2)議会と市民との接点について

1. 常任委員会の放送・放映⇒FMタッキーやケーブルテレビ利用による常任委員会の放映

2. 議会報告会の開催⇒議員が各地域に出向いて議会での議論などについて市民に説明する機会の創設

3. 意見交換会の開催⇒議員が市民意見を聴取し市政に反映さす機会の創設

4. 休日・夜間議会の開催⇒市民の傍聴を促進するための取り組み

(3)議会基本条例の制定 

○上記項目など検討・実施の後取りまとめる方向

以上の8項目を検討会に諮り、もし了承されたら、さらに専門部会を設け各項目の詳細について議論し、実施の是非や実施する場合の制度設計を行い、再び検討委員会に諮り了承されれば実行されるもので、今年8月を目途に取りまとめていくものです。

検討委員会及び専門部会は公開で行いますので、良ければ傍聴に来てみてください。第1回目は検討会の進め方などの議論が中心となります。

季節の変わり目です。体調管理が難しい時期なので、皆さんも花見や歓送迎会など飲み会も多いと思いますが、少しだけ気を付けてお過ごしいただき、4月からの新年度を元気に迎えて下さいね。

 

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箕面の花見スポットへはオレンジゆずるバスで!

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こんにちは、地域創造部 鉄道延伸・交通戦略 統括監の柿谷武志です。

今日3月27日は「さくらの日」です。財団法人日本さくらの会が平成4年に制定しました。なぜ、今日が、との思いから調べてみると、七十二候のひとつ「桜始開」の時期(3月25日から29日ごろ)と3×9(さくら)=27の語呂合わせで決まったそうです。

箕面市内の桜も開花し始め、4月上旬が見ごろになります。今回は、箕面コミュニティバス「オレンジゆずるバス」で行ける箕面の花見スポットを紹介しますので、一度オレンジゆずるバスに乗ってお出かけしてみませんか。

 

箕面の花見スポット

私が好きな箕面市内の花見スポットを集めてみました。お花見には、ぜひオレンジゆずるバスに乗ってみてください。今まで知らなかった箕面の風景や街並みも車窓から見ることができ、箕面の再発見ができます。

 

 花見スポットの紹介

お花見スポットの詳細情報と近くのバス停を紹介します。

1中央線の桜 
市道中央線の街路樹は、桜と銀杏が交互に植えられています。桜の見ごろは、桜ヶ丘付近は枝垂桜で3月下旬、桜付近はソメイヨシノで4月上旬、牧落付近は八重桜で4月下旬と約1か月間桜を楽しむことができます。バス停【桜ヶ丘、桜、箕面市役所前】下車

 

2桜通りの桜
箕面団地付近の市道才ヶ原線(通称桜通り)の街路樹は、古木の桜です。大阪みどりの百選に選ばれた、桜のトンネルは圧巻です。バス停【北小学校口、中小学校前】下車

 
3箕面如意谷住宅の桜
箕面如意谷住宅東側さくら広場に植えられた桜は、自治会さんが毎年さくらまつりを開催されるほど見事な桜です。今年も4月5日から14日まで「如意谷さくらまつり」が開催されます。バス停【山手公園前】下車

 

 

4瀧安寺、西江寺の桜
箕面駅からほど近い西江寺境内の桜や滝道沿いの龍安寺境内の桜は、趣のある桜を楽しむことができます。バス停【箕面駅】下車


 

5かやの中央の桜
「かやの中央」にある箕面マーケットパーク「ヴィソラ」の広場と河川沿いに桜が植えられています。平成15年「かやの中央」のまち開きを機に河津町から寄贈された河津桜が3月に満開になります。4月上旬には、河川沿いの桜ソメイヨシノが満開になり、長い間、桜を楽しむことができます。バス停【かやの中央】下車

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オレンジゆずるバスはこんなバス

バスを久しぶりに乗るときに、ためらうことが二つあると良く聞きます。

一つ目は、運賃に関することで、「運賃はいくらなの?」、「いつ支払うの?」、「小銭がない時にどうするの?」などを心配されます。
オレンジゆずるバスは、降車するときに運賃を支払います。運賃大人200円、子ども100円です。小銭がない時は、運転席横の両替機で紙幣、500円硬貨を小銭に両替して運賃支払い箱に投入してください。わからないときは運転士さんに気軽に聞いてください。
また、ICカードも使用できます。高齢者・障がい者割引もありますので、詳細情報は、【バスの乗り方】 をご覧ください。


                                (画面をクリックすると拡大します。)


二つ目は、バス運行に関することで、「どのルートを運行するの?」、「定刻どおり運行しているの?」などを心配されます。
オレンジゆずるバスは、運行ルートや時刻表をホームページで確認できる 【WEB版バスマップ・時刻表】 を作成しています。
また、定刻どおり運行しているのかをリアルタイムに確認することができるバス運行情報(バス接近情報)を配信しています。パソコンだけでなく携帯電話からも確認できますので、ぜひ一度、 【バス運行情報(PC版)】、 【バス運行情報(携帯電話版)】 をご覧ください。 


  

お得情報《帰りの乗車券プレゼント》

オレンジゆずるバスのサポーター店では、帰りの乗車券をプレゼントしてもらえる特典があります。現在のサポータ−店は、「箕面マーケットパークヴィソラ」さんや「きんとーん治療院」さんです。 

 
   (画面をクリックすると拡大します。)

また、サポーター店を募集しています。連絡をいただければ説明にお伺いしますので、お気軽にご連絡ください。

【連絡先】箕面市地域創造部交通政策課 電話072-724-6746(直通)  

 

バス情報誌『ばすいく』

オレンジゆずるバスの利用促進に取り組んでいる大阪大学さんでは、オレンジゆずるバスのブログを開設するとともに、地域をつなぐコミュニケーション誌『ばすいく』を発行しています。バスを使って市内を旅するバス旅などが掲載されています。 詳細情報は、【こちら】 をご覧ください。 

 

オレンジゆずるバスが、ますます便利になります

オレンジゆずるバスは、5月中旬から平日(月曜から土曜)は一部ルートの見直しやダイヤの改正をして本格運行します。また、休日(日曜祝日)はお買い物・娯楽に利用しやすいルートやダイヤに大幅に見直して1年間の実証運行(実験的な運行)を開始します。見直し後のルート図や時刻表は、5月上旬に市内全戸に配布する予定です。

 
今回の見直しにより、どのバス停の時刻表も必ずパターンダイヤ化(例えば9時15分発、10時15分発、11時15分発…)になります。また、1日何回も乗り降りできる1日乗車券を往復運賃(大人400円、子ども200円)と同額で発行します。

ますます便利になるオレンジゆずるバスを、「まだ乗られていない方」、「一度乗って不便と思った方」も、ぜひご利用してみてください。よろしくお願いします。

 

 

 

   箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。

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