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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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大阪府防火クラブ大会に出席しました!

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皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。消防長の室留です。
暖かくなったり、寒くなったり、まさしく三寒四温の日々が続く今日この頃ですが、桜の季節=春に向かって着実に進んでいる感じがしています。

しかしながら、春になると厄介なのが花粉症です。鼻がムズムズ、目がくしゃくしゃ、花粉症の季節の到来です。ここ箕面市では本格的な花粉の飛散には至っておりませんが、関東地方や和歌山県ではすでにスギ花粉が飛び始めており、早めの対策が必要かと思います。

今や国民の4人に1人、推定3,000万人以上がスギ花粉症患者といわれており、まさに「日本の国民病」と呼ばれるようになりました。
私も10年くらい前から花粉症に悩まされており、知り合いの耳鼻科でお世話になっています。
悪化すると日常生活や仕事にも支障を来す恐れもあります。花粉症と仲良く、上手く付き合うためにも、花粉症対策は職場や家族全員で行う必要があるようです。

少し話は先になりますが、3月1日~7日までの1週間、「春の全国火災予防運動」が始まります。平成26年度の統一防火標語は、「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」です。
この時期は空気が非常に乾燥し、火災が起こりやすい気象状況となります。外出前や、就寝する前には火の元をしっかり確認していただきますようお願いします。

ここ1か月の消防の動きをご紹介します。

 

【文化財防火デー】
今から66年前の昭和24年1月26日、世界最古の木造建築物として知られている奈良県斑鳩町の法隆寺の金堂から出火し、国宝である十二面壁画の大半が焼損しました。

また、この1月2月が1年のうち最も火災が発生しやすい時期でもあることから、文化財を火災、震災その他の災害から守るとともに、文化財への愛護精神を高めるため、昭和30年から毎年1月26日を「文化財防火デー」と定め、全国各地で文化財防火運動が展開されています。

箕面市におきましても、1月26日(月)に、「勝運の寺」、「勝ちダルマ」で有名な西国二十三番札所、勝尾寺(箕面市粟生間谷)において、自衛消防隊と消防署、消防団(粟生分団)の合同消防訓練を実施しました。

吐く息が白い中、万が一の事態に備え、真剣な眼差しで訓練に取り組んでおられました。(訓練の様子はこちらへ)

最後に一斉放水で訓練を終了し、参加した皆さんは、貴重な文化財を火災等の災害から守るという使命感のもと、改めて防火防災への決意を新たにしました。

 


【豊中市はしご隊・箕面市消防隊の合同訓練が開催されました】
豊中市はしご隊・箕面市消防隊合同訓練が、平成27年1月28日、29日、2月5日の3日間、箕面市消防署の西分署で行われました。

箕面市と豊中市は、平成24年10月から、はしご車の共同運用を行っており、毎年合同訓練を行っています。この合同訓練を実施することで、消防活動の連携強化や警防技術の向上が図られました。(訓練の様子はこちらへ)

 

【平成26年度大阪府防火クラブ大会が開催されました】
平成27年1月27日(火)にドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)において平成26年度大阪府防火クラブ大会が開催され、私も箕面市婦人防火クラブ連絡会の皆さんと出席してきました。

この大会では、日頃から活動されている婦人防火クラブの団体、個人の表彰や大阪府が募集した防火作品の入賞入選者の表彰が行われました。

 

大阪府婦人防火クラブ連絡協議会会長表彰の個人表彰(永年活動)を、『箕面市坊島唐池地区婦人防火クラブ』の葛西嘉美さんが受賞されました。                         

表彰式後の講演会では、「震災から3年10ヶ月 宝来館 女将の報告」と題して、東日本大震災で被災された岩手県釜石市で宝来館という旅館を営む女将 岩昭子さんが講演をされました。

震災直後は、宝来館も大津波により壊滅的な打撃を受けられましたが、あらかじめ津波に備えて裏山へ逃げる避難路を作り、宿泊者を全員誘導したことで、人的な被害はなく、被害の少なかった施設の一部を避難所として地域の人々に開放するなどして、今もなお被災地域の一日も早い復興をめざして日々奮闘されています。
被災地の現状とこれまで取り組んできたことをこのような講演会で話すことが、ご支援をいただいた皆様への恩返しになると話されており、ご苦労されたとは思いますが、あきらめず、常に前を向いて明るく話される姿に元気をいただき感動しました。

 


【住宅用火災警報器の悪質訪問販売事案が発生しました】
平成27年2月4日(水)午後6時半頃に小野原東四丁目付近で大手ガス会社を名乗る男一人が、「マンション前の道路のガス工事を行うので説明に来た。」と、賃貸共同住宅に一人暮らしの男性宅を訪問。

その男は、ガス工事の説明やガス漏れ警報器の話をした後、「住宅用火災警報器の設置は義務化されており、設置しなければならない。」と言葉巧みに話題を変えて、「住宅用火災警報器の設置費用には5万円かかるが、リースのため退去時には返金する。」と説明し、玄関付近に住宅用火災警報器を1個を設置しました。

男は男性から代金5万円を受け取ると、「領収書を取りに行く。」といったまま戻ってきませんでした。(詳しくはこちらへ)

消防本部では、市民安全メールやホームページなどで市民皆さんに注意喚起を行うとともに消費生活センターへも情報提供を行いました。

 

さて、箕面市では、住宅用火災警報器を住宅の寝室、階段部分等への設置が義務化されていますが、平成27年4月1日からは、これまでの場所に加えて台所への設置も義務化となります。
市民皆様の大切な命や財産を火災から守るために住宅用火災警報器を設置しましょう!(詳しくはこちらへ)

 

【火災救急発生状況】平成27年1月1日からの統計です。
本日、2月18日(水曜日)午前9時00分現在です。
火災    2件(昨年同時期比較   同数)
救急 856件(昨年同時期比較 +69件)
火災件数は、昨年と比較して 増減なし。救急件数は、69 件増加しています。

 

 

箕面市では、3月31日まで『明日くるかもしれない大災害!今すぐ始めよう!家庭の備え』の統一キャンペーンを実施中です。

 

 


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