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まちづくりの審議会を開催

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こんにちは。みどりまちづくり部長の山田です。
寒い日が続きますが、お天気の日には、少しずつですが気温も上がり、長い冬も終盤、春の訪れが待ち遠しくなってきました。
さて今回は、今週の水曜日と金曜日にそれぞれ開催されます「都市景観審議会」と「都市計画審議会」のご案内をさせていただきます(図面の画像はクリックで拡大します)。

 「都市景観審議会」 2月29日(水曜日)午前10時から 本館3階委員会室

都市景観審議会とは、「都市景観の形成に関する基本的事項」について調査審議するため設置された審議会で、「都市景観基本計画」「景観計画」などの制定や、「山すそ景観保全地区」「都市景観形成地区」等、重点的に景観形成を図る地区の指定などについて、審議を行っています。

案件1 都市景観基本計画及び景観計画等の変更について(諮問)

箕面森町の土地区画整理事業地内で、現在、民間事業者が宅地整備を進めている区域(第2区域)で、平成24年度からの宅地分譲にむけ、より良好な住環境を形成するための様々なルールの策定について、事業者から相談を受けました。
このことから、相談内容(計画案)について平成23年12月に、景観計画のルール追加などについて同審議会に報告し、ご意見をいただいたところです。その後、いただいたご意見等を踏まえ、計画内容等を整理、精査して先般、事業者から正式に景観計画等が提出されましたので、市として景観計画変更案をまとめ、都市景観審議会のご意見を伺うものです。


 (箕面森町第2区域)

今回、提案された景観計画等の内容としましては、主に「建物の外壁色」や、「屋外広告物の設置」に関する内容について、詳細にルール化するとともに、「建築協定」や「緑地協定」など、住民のみなさまが主体となり、みどり豊かなまちづくりに参画される仕組みも活用し、よりグレードの高い景観づくりをめざしています。

 (計画図面)



 

(色彩イメージ)



 

  (第2区域内幹線道路からの景観)

案件2 山すそ景観保全地区における建設行為等の審査について(諮問)

市街地から見たときの山なみ景観を保全するために、その手前の山すそ部での建設行為については、その影響を最小限に抑え、背景となる山なみ景観との調和が図られているかどうかをしっかりとチェックするため、平成22年7月に「山すそ景観保全地区」を定めています。
これに従い、今回、彩都において、民間事業者から申請のあった大規模な宅地造成計画について、「背景となる山なみ景観」や「周辺景観」との調和等について、専門家や市民委員の視点から、しっかり配慮がなされているか否かの確認を行います。

(東生涯学習センターから計画地を見た眺望:破線部が計画地)

今回の計画地は、都市計画における第1種低層住居専用地域のため、建築物の最高高さが10メートル以下と規定されていることや、道路沿いに緑地を配置されています。
また、周辺地においては、前面に区画整理事業で計画された保存林がしっかり残されているほか、斜面地での復元緑化が進められるなど、山なみへの影響が少なくなるよう配慮されて計画されています。

 

 

 (計画場所)



 (計画概要)

 

 「都市計画審議会」 3月2日(金曜日)午後2時から 本館3階委員会室

都市計画は、都市の将来の姿を方向づけるものであり、かつ、土地に関する権利に相当な制約を加えることになります。したがって、都市計画を定める際には関係する行政機関と十分な調整を行い、相対立する住民の利害を調整し、さらに、利害関係人の権利を保護することも必要です。

このため、都市計画決定等に先立って、公平・公正・厳格に調査審議する必要があるため、学識経験者、市議会議員、関係行政機関の代表、住民から組織されたものが都市計画審議会です。

案件1 北部大阪都市計画下水道の変更について(付議)

本市の「安威川流域関連公共下水道」の都市計画施設である「勝尾寺川第1汚水幹線」は、茨木市域内を含め本市が事業主体となって整備を行った施設です。
このたび、汚水幹線を定める流域処理面積が100ヘクタールから1000ヘクタールに変更されたことから、汚水幹線として位置づける必要がなくなったため削除するための変更です。



(安威川流域関連公共下水道の範囲)

案件2 箕面市景観計画の変更について

都市景観審議会の案件1と同じく、箕面森町の第2区域における景観計画の変更について、特に都市計画の観点から、「過度な制限になっていないか」「箕面市全体のまちづくりへの影響」などについて審議をお願いします。

また、その他として、箕面市の今後の都市交通についての考え方(箕面市総合都市交通戦略)を都市計画の観点からご意見をいただきます。
 
両審議会ともに、箕面市の都市計画や景観の政策やルールを議論する重要な審議会です。みなさまの生活に非常に関わりの深い内容について、毎回、まちづくりの専門家や市議会議員、公募市民などさまざまな立場の委員のかたがたが活発な議論を行っていただいています。
傍聴もできますので、少しでも興味をお持ちのかたはお気軽にお越しください(開催の案内は、広報紙もみじだよりをご覧ください)。

 

箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。


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