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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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上下水道の耐震化・長寿命化の取り組みなどについて

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こんにちは、上下水道局の武藤です

 ゴールデンウィーク真最中のブログです。箕面の山はもちろんのこと若葉のみどりが色濃く映える季節になりました。天気予報では、後半の連休は晴れの模様。日も長くなり山・川・海などに出かけてBBQ、ハイキング、魚釣りなど自然を満喫するには絶好の機会です。日中は汗ばむほど気温が上昇し、半袖で十分ですが朝晩は少し寒いかもしれません。
市役所では、5月1日から10月31日までクールビズ仕様でノーネクタイの軽装となりますのでご理解お願いします。





 

 

 

 


  最近、よく新聞やテレビの報道で、昭和30年後半から昭和40年代にかけて高度成長期に整備されたインフラが、今後一斉に高齢化を迎え、社会資本と云われている上下水道・道路・橋梁・鉄道などが大丈夫かなどと云われています。
上下水道におきましても、施設や配水管、下水道管渠など老朽化に伴う長寿命化や耐震化の対策はどうなっているのか。上下水道における取組についてお知らせしたいと思います。

 
【水道施設の老朽化対策】

水道事業については、昭和25年4月に上水道が町営化されて2年後の昭和26年4月に給水開始以来、通水開始から50年以上経っており、下水道事業や道路改良事業などの水道管移設にあわせ管路の更新を随時進めてきました。
本格的には平成26年度で「水道施設整備基本計画・実施計画」を策定し、この計画の中でインフラの長寿命化の観点も考慮し、老朽管・施設の更新・耐震化、更に水需要の動向も考慮した将来的な施設の統廃合の方向も含め検討を実施しています。

 【下水道施設の老朽化対策】

 下水道については、昭和40年代に整備した管渠が耐用年数の50年目に近づき、更新する時期を迎えています。
当面する下水道管渠の更新については、本市で一番初めに供用開始(昭和44年)した桜井排水区において、長寿命化計画を策定し、平成26年度から具体的な管渠更新事業を進めています。

また、管渠の耐震化については、国の補助金を活用した「下水道地震対策緊急整備事業」により平成21年度から平成25年度で実施してきた国道171号に埋設された重要な汚水幹線など耐震化を実施してきました。

平成26年度から、主に避難所に接続する下水道管渠の耐震化を考慮した「下水道総合地震対策計画」を策定し、平成27年度以降の具体的な管渠の耐震化事業を進める予定です。

 

なお、上下水道における配水管や下水道管路などについては、ライフサイクルコストを低減させるだけではなく、劣化のリスクコントロールをしつつ、施設等の改修・修繕・更新や維持管理に要する経費を平準化するなど、経営の健全化や経営基盤強化のマネジメントも考慮し既存施設等の有効活用や長寿命化を図っていきます。

【日本水道協会大阪府支部総会の開催について】

去る4月24日午後より阪南市で、公益社団法人日本水道協会大阪支部総会が開催されました。
今回で2回目の参加となりますがちょっと驚いたところがあります。
総会となれば名前だけの代理出席がよく見受けられるところですが、
本協会の支部総会は、他の組織と違い府域市町村の水道事業体及び企業団の
管理者や部局長がほとんど出席されていました。

来賓も開催市の福山市長をはじめ市議会の正副議長や大阪府健康医療部の上家部長、主催者の大阪支部長である豊中市浅利市長も来られていました。
よく「水道一家」という言葉があり良きにつけ悪しきにつけ引き合いに使うことがあります。しかし、安全で安心できる水道を供給するため、他の団体や組織と連携する意識が強く、大規模災害などいざとなれば、一致団結し助け合う相互扶助の精神が培われている歴史と伝統ある組織なればこそとあらためて思いました。
東日本大震災では、日本水道協会が中心となって応援の手配や準備が行われており応急給水や復旧作業に貢献し高い評価を受けています。

<支部総会の模様>

 

 

 

 

 

 

 

 

                    <福山市長の挨拶>

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震化チェック無料キャンペーンを実施中!』です。


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