みなさん明けましておめでとうございます。教育長の具田です。
(松の内は過ぎていますが、本年初めてのブログですのでご挨拶です)
このブログがアップされる日には、私はメキシコのクエルナバカ市に向かっていることと思います。
実は、箕面市はクエルナバカ市と国際友好都市提携を締結しています。箕面市では、1992年から、メキシコ・モレロス大学の学生の受け入れが始まり、その後2003年に国際友好都市提携を締結したものです。
箕面市では、ホストファミリーが中心となって2000年に「箕面メキシコ友の会」が結成され、中南米に対する理解と友好意識の深まりとともに、市民間交流が活発に展開されてきました。(詳しくは、こちらとかこちら)
今回、友好都市提携10周年を記念して、現地での式典出席や交流を目的として、市長、市議会議長と共に、メキシコを訪問するものです。
さて、話は変わりますが、“大阪府豊能地区公立小・中学校教員採用選考テスト(単独実施)”の準備ができました。実は、以前は箕面市の小・中学校で働く教員は、大阪府が府内の各市町村の小・中学校の教員を一括して採用試験を実施し、合格者を各市町村に配置し、箕面市にも配置されていました。このように、教員の任命権などは、都道府県の教育委員会が持っていて、府全体の視点のもとで配置などを実施されています。
一方、箕面市立小・中学校の設置・運営の権限と責任は当たり前ですが箕面市(教育委員会)が担っています。そうなりますと、市立学校の設置運営権限と、そこで働く先生がたの任命権が一致せず、市の独自性を発揮しにくい状況にありました。
そこで、豊能地区の3市2町(豊中市、池田市、豊能町、能勢町、箕面市)の市長町長が集まり、教職員の任命権等の移譲をめざすことを決め、その後3市2町や大阪府とも協議を重ね、平成24年4月から豊能地区は大阪府から独立した権限をもらいました。(大阪府豊能地区教職員人事協議会が事務を担っています。豊中市役所の中に事務局があります。)
しかしながら、教員の採用試験の実施には、準備やノウハウの蓄積が必要なため、この2年間は大阪府と共同で採用試験を実施し、合格者の中から豊能地区を、箕面市を希望する受験者を振り分けていました。
このたび、大阪府から独立する準備が整ったことから、平成27年4月の採用者から、豊能地区単独実施の試験を受けていただくこととなりました。
まずは、4月12日(土曜日)に受験説明会を豊中市立アクア文化ホールで行います。既に、説明会の申し込みが始まっています。締め切りは3月28日ですが、定員になり次第締め切りますので、ぜひ、早めに申し込んでください。
採用選考のチラシです↓
ただ、絶対に間違わないように気をつけていただきたいことは、箕面市の小・中学校の先生を志す受験者の申込先は、今年からは、大阪府ではなく、豊能地区人事協議会になっていることです。もしも、間違って大阪府に申し込んだ場合、合格したとしても、箕面市には残念ながら配置されません。箕面の子ども達を育もうと志す受験者のみなさん、どんどん箕面の先生になってください。
箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。