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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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師走になって考えること

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みなさん、こんにちは。教育委員の中享子です。

12月になりました。今年も、もう終わりに近づいてきましたね。みなさんにとって今年一年はどんな年だったでしょうか?

少し前ですが、私は11月2日に箕面・世界子どもの本アカデミ−賞授賞式に行きました。ゆずるくんやかいけつゾロリも来ていましたよ。残念ながらゾロリは写真を撮りそこないました。

ゆずるくん

この賞は、「箕面の子どもたちに本当に支持されている本を、子どもたち自身が選ぶ」もので、授賞式も子どもたちが行うという楽しい取組です。授賞された作家のみなさんも、子どもたち自身に選ばれたということを大変喜んでおられました。

授賞式では、記念講演として、作者である緑川聖司さんが、作品賞を受賞された「黒い本」のことをお話しされました。緑川さんご自身が、石橋に住んでいたときのことや、シリーズのこわい話を作るときのことをお話されていました。
緑川さんの本は子どもたちにも大人気で、私の娘も学校の図書館で順番待ちをして借りてきています。私もこわい話が好きで、緑川さんの本を読むのを楽しみにしています。大人が読んでもこわくて、でも面白い本です。
授賞式の後のサイン会は長い行列ができ、私も長い間並んでサインをもらいました。一人一人に丁寧にサインされて、こわい話を書いているとは思えない優しい雰囲気のかたで、子どもたちに人気がある理由を見た気がしました。

緑川聖司さん

さて、今年4月から教育委員になって教育委員会のやっている色々なことを勉強したり、定例会の議論をしたり、たくさんの資料を読んだりとバタバタと過ごしてきて、あっという間に12月になってしまい、現状把握することに追われていたような気もします。
教育委員になってから私はずっと、教育行政、保護者、学校との間にはまだまだ目に見えない高い壁があると感じています。
そのため、それぞれが「子どもたちのために」と思っているにもかかわらず、お互いの考えが見えず、また理解しにくくなって、協力して同じ方向へ向かって行けていないように思います。
この見えない壁を崩すことこそが、委員としての私のやらなければならないことだと感じています。
12月には委員たちだけの時間をつくり、公募委員としてこれからより良い成果を出すために話し合いをすることにしています。公募の委員は4人ともいろんな考えを持っていてパワフルです。来年もパワー全快でやっていきたいと思っています。
少し早いですが、みなさん、来年も良いお年をお過ごしください。

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

 


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