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インフルエンザの予防接種は受けましたか?

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こんにちは。健康福祉部理事の中井です。
秋の紅葉・行楽シーズンも終わり、何かと気忙しい12月に入りました。
仕事柄、地域の医療機関に出入りすることが多いのですが、最近待合室ではマスクをした患者さんが目立つようになっています。

インフルエンザの流行は例年 12 月後半から始まりますが、既に大阪府内でも患者さんが発生しています。また、ノロウィルスによる感染性胃腸炎は既に流行が始まっており、集団感染事例も相次いでいます。
これらの感染症に、子どもや高齢者など抵抗力の弱いかたが感染すると重症化することがあります。手洗いとうがい、そしてインフルエンザは予防接種を受けて感染予防に努めましょう。


インフルエンザ予防接種の助成期間は12月28日(土曜日)まで! 

子どものインフルエンザ予防接種

箕面市では、今シーズンから、子どものインフルエンザ予防接種の助成制度を始めました。同予防接種の助成は、法律に基づかない任意接種として市単独で実施するもので、大阪府内では2番目になります。
対象者には、個別にインフルエンザ予防接種のご案内と、2回接種分のクーポン券をお送りしています。まだ接種されていないかたは、接種期間中に接種してください。

対象者    生後 6 か月から小学 6 年生まで(接種日現在)
接種期間 平成25年12月28日(土曜日)まで
接種回数 2回接種
        1回目の接種後、2週間から4週間までの間に2回目の接種を受け
        ることになります。接種期間を超えるとクーポン券は使用できませ
        ん。
助成額  接種1回当り 1,000円 

子どものインフルエンザ予防接種は、約 20 年前まで法定接種として実施していましたが、平成 6 年に法律の対象疾病から除外され、現在では子どもに替わり高齢者を対象とする予防接種が法定化されています。
しかし、インフルエンザに感染し、入院やインフルエンザ脳症などに至る重症者は、子どもと高齢者に集中しており、重症化予防の観点から多くの子どもたちが任意で予防接種を受けていました。


高齢者のインフルエンザ予防接種

高齢者の予防接種は、平成13年度から法定化されました。
これは、11年度から12年度にかけてインフルエンザが大流行し、介護・高齢施設を中心に多くの高齢者が感染し、重症・死亡者が相次ぎました。これを受け、高齢者の関係施設でモデル的に予防接種を実施し、重症化予防の効果が証明されたため法定接種化されたものです。
 
対象者     65歳以上(接種日現在)
              60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓若しくは呼吸器機能に障害を
          有するかた又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害を有
          するかた
接種期間   平成25年12月28日(土曜日)まで
接種回数   1回
自己負担額 1,000円(医療機関の窓口でお支払いください。)

インフルエンザ予防接種助成制度についてのお問い合わせは、

   子どものインフルエンザ予防接種はこちら

   高齢者のインフルエンザ予防接種はこちら


                    健康増進課  電話   072-727-9507
                                         FAX   072-727-3539

  
インフルエンザワクチンの接種回数は?

13歳未満         2回
13歳以上64歳未満  1回または2回
65歳以上         1回

インフルエンザの免疫力がなかったり、低いかたにワクチンを 1 回接種しても十分な免疫が得られないため、 2 回目を接種し更に免疫力を上昇させます(年少児ほど免疫の上昇が悪い)。
13歳以上では、これまでに何回かインフルエンザに感染していることが多く、ある程度の免疫力をもっていると思われるため、1回接種でもよいことになっています。
65歳以上では、上記の理由に加えて、2回目を接種しても免疫力がそれほど上昇しないことがわかっており、1回接種となっています。


インフルエンザワクチン 

インフルエンザワクチンは、国内メーカー4  社で製造されていますが、鶏の有精卵をワクチンの培養に使用しているため、製造までに数か月を要します。
ワクチンはすぐに増産できないため、インフルエンザが流行してから慌てて予防接種を受けに行っても、ワクチン不足で接種できないという例があります。
子ども・高齢者のほか受験生も早めに予約して接種することをお勧めします。
* 卵アレルギーのかたは注意が必要です。接種医又はかかりつけ医にご相談く
    ださい。

予防接種の効果は?

インフルエンザは、他の患者さんの咳やくしゃみなどの飛沫が、鼻や気道内の粘膜に付着・繁殖し、感染します。
インフルエンザワクチンを接種すると、血液中に抗体ができ、免疫力が上がり、肺炎などの重症化は予防できると考えられていますが、感染を完全に予防するまでには至りません(1歳以上6歳未満での発症予防率は30パーセント前後とされています)。

予防接種と合わせて、外出時はマスクを着用し、帰ったら手洗いとうがいを心がけるなど感染予防に努めましょう。

 

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。


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