もう梅雨明けですね
こんにちは、教育委員の大橋亜由美です。今回は、箕面市の待機児童の取り組みについて、簡単ですがご紹介したいと思います。
箕面市は、横浜に先がけて平成24年4月時点で、国の定義による保育所待機児童ゼロを達成しています!
●「保育所待機児童」とは?
そもそも、国の定義に基づく保育所待機児童とは、保育所入所申込みの結果、待機となった児童のうち、(1)保護者が求職中の児童、(2)認可外保育所に入所中の児童、(3)特定の保育所のみを希望する児童、などを除くことから、実際の待機児童数とは異なるのです。
そこで、箕面市では国の定義によらず「保育所入所申込みの結果、待機となったすべての子どもたち」を待機児童ととらえ、その解消を目指した取り組みをすすめてきました。
今年初のクマゼミを発見!…見つかりますか?
教育委員会では、教育委員学習会や教育委員会会議定例会などで待機児童対策のありかたについて議論を重ねてきましたが、7月8日の定例会で、これまでの「箕面市待機児童ゼロプラン」から、さらに踏み込んだ「箕面市待機児童ゼロプランver2」を決定しました。
この「ゼロプランver2」が謳う今後の対策とは、以下の(1)、(2)のようなものです。
(1)0歳児〜2歳児については、「乳児重点型保育所」の整備をすすめること。そのためには、今後、箕面市で開設を予定する民間保育所について「乳児重点型保育所」へと誘導すること。
(2)3歳児〜5歳児については、子育て応援幼稚園の増設を図ること。そのためには、特にニーズが逼迫している東部地域について、市立ひがし幼稚園を民営化して子育て応援幼稚園にすることなどを盛り込んでいます。
詳しくは、7月10日の木村統括監のブログ、報道資料、箕面待機児童ゼロプランver2(PDF資料)をご覧ください。
この時期に見事なグリーンカーテンができてますね
●「第63回社会を明るくする運動」
7月5日(金)は、「第63回社会を明るくする運動」の日でした。7時15分に市役所前に、箕面警察、青少年を守る会、民生委員、市会議員、子ども未来創造局(教育委員会)など、子どもの安全を守る活動を行っている方たちが集まりました。山元教育委員長のご挨拶の後、それぞれパトカーや青色防犯パトロール車に乗り込み、小学校や中学校の校門で、登校する児童・生徒たちと元気よく挨拶を交わしました。
●秋田県由利本荘市へ視察に行きました
秋田県由利本荘市への視察については、丹澤委員や大橋局長が既にご報告していますが、今回私は、全4班のうちの最終班の一員として、7月11日から12日までの視察に同行させていただきました。視察前研修等で事前にきいてはいましたが、学校の組織的取り組みがしっかりしていること、先生方の授業の進め方や掲示物の工夫、先生と生徒たちとの会話や距離感など、至る所に先生方の「思い」を「見る」ことができ、多くを学びました。視察後、本当に爽やかな気持ちに包まれ、まさに現場にいる大人たちの志の高さや謙虚さによってこのような教育環境が築かれていて、それが子どもたちの態度に反映されているように感じました。今回、視察で学んだことを箕面の教育の質の向上のためにしっかりと活かさなくてはいけないと強く思いました。
体育の授業の導入部分(中学校)
授業の風景(中学校)
箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。