みなさん 初めまして 教育委員長の山元です。
4月1日から重責を担わせていただいています。大変緊張しています。教育委員のメンバーの中では、唯一、元教員なので、学校現場の仕組みや様子が最もわかっているのかなと思います。
箕面市のスピードある教育改革と、校園所長の先生方、教職員の皆様と、そして、若くて元気いっぱい、はつらつとした公募委員さんとの間をつなぐのが私の役目と思っています。
私は、父も母も教員でした。祖父母も教員でした。妹も元教員で、その夫も現教員です。叔母夫婦も教員でした。私の2人の子どもも枚方市で教員をしています。甥っ子も姪っ子も教員です。昨年亡くなった私の妻も英語の教員でした。
親戚中教員だらけなので狭い範囲の価値観で生きてきました。けれど、親戚中が集まると、幼少中・支援学校と、様々な校種の者がいて、学校談議に花が咲きます。
特に、父は、長きにわたって、いわゆる盲学校(現在の視覚支援学校)で生涯一教師として勤務していましたので、障害のある子どもたちに関わって寄り添ってきた父を、息子の私も大変尊敬しています。
今は寝たきりになっていますが、そんな父を訪ねて我が家で同窓会があります。皆さん高齢で障害がおありなので家族の方々に付き添われて来られますが、その時の父は満面の笑みで、教え子たちの手をずっと握っています。そんな姿を見るとき、「寄り添う力の強さ」を感じます。教師にとって大切なことは、この「子どもに寄り添う力」だと私はずっと思っています。
箕面の学校・幼稚園・保育所で勤務する教職員のみなさんには、是非、だまされても、裏切られても子どもに寄り添っていける力を求めたい。教育改革の主人公は、やっぱり校園所の教職員なので、子どもたちが助けを求める時、最初は保護者でいいけれど、次は、自分の先生の名前を呼んで欲しい。
箕面の子どもたち一人ひとりが、自己実現を図りながら、そして自分の物語を紡ぎながら成長し、一生涯にわたって生きがいの持てる人生を送ることができるよう、箕面の教育活動全体で支える仕組みを構築していければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
大阪府教委 中原教育長が彩都の丘学園に視察に来られました。
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