こんにちは。議会事務局長の竹内です。
5月も今日で終わりです。今年は6月を待たずに早々と梅雨入りとなりました。
梅雨は確かにジメジメしていて過ごしにくいですが、雨上りの朝に、出勤のため箕面の山々に向かって歩いていると、新緑が朝の光に照らされて、キラキラと輝いて見えます。道中20分ぐらいですがさわやかな気分で歩くことが出来ます。梅雨の晴れ間の楽しみの一つであります。(今週雨模様が多く、残念ながら写真が撮れませんでした。)
(梅雨の代表。菖蒲)
ところで、先日ちょっとショックな出来事が有りましたので、ご紹介いたします。
休みの日に阪急バスに乗車していた時のことです。ちょっと混んでいて吊革に捉まって立って乗車していましたら、中学生位の女の子から「どうぞ席に座ってください」と譲られました。周りを見渡しても私しか居ませんでしたので明らかにターゲットは私でした。何しろ初めての経験でしたので「いえ結構です」とも言えず「ありがとう」と素直に席に座るのも抵抗があり、しばらく躊躇していましたが、折角の好意でしたのでありがたく座らせていただきました。しかし心境は複雑でした。人のましてや若い人の善意は素直に受け止めなければいけませんが、この女の子から見たら私はもうおじいさんに見えることに大変なショックを受けました。自分ではまだまだ若いつもりで「お兄さん」ぐらいに思っていましたが叩きのめされました。
勇気があればその女の子に聞いてみたかったぐらいです。「いくつに見える?」と。結局聞くのが怖くて聞けませんでしたが、改めて56歳の立ち位置が分からなくなりました。
一念発起でさらなる減量作戦と若々しさを取り戻す方策を考案せねばとユニクロに行って派手目のシャツを購入してきました。また、今までしたことのなかったお肌の手入れにもチャレンジしようと考えています。
無駄な努力とは知りつつ少しだけジタバタしてみようかなと思っています。
私事ばかりですが、先週新聞で案内されていた「モンゴル恐竜化石展」を大阪市立自然史博物館に見に行ってきました。もともと私は幼少期ではゴジラやガメラなどの、最近ではジュラシックパークなどに代表される怪獣や恐竜をテーマにした映画が大好きで、その発掘などに興味を持っていました。
この自然史博物館は長居公園の一角にあり、市の施設としてはかなり大規模なものだそうです。年間来場者も多く当日も親子連れや若い人のグループで賑わっていました。
(自然史博物館の庭から)
展示物は、ゴビ砂漠で発掘された化石が中心で、よくぞここまで細かい骨などを集め骨格を再現できたなと思うほど緻密で精巧でした。一つ一つの展示物に引き込まれ時間の経過を忘れるほどでした。その後併設されている花と緑の公園を散策し、綺麗な花々、特にバラ園は見事に色とりどりのバラで目を楽しませてくれました。6月定例会前の充電時間としていい過ごし方が出来たかなと思っています。
(これが地中に眠っていた化石かと思うほど綺麗でした。)
(恐竜の卵です。)
(花と緑と自然の情報センターの花々たち)
(併設されていたバラ園のバラたち)
さて、6月3日から第2回定例会が開催されます。27日に議案が市長から送付されてきました。内容は市営住宅の指定管理者の指定の件、水道料金の引き下げなどの条例が、また、補正予算では、風疹の予防接種の助成、国の緊急経済対策事業に伴う、経費の繰越額の精算、そして一部既に報道発表されていますが、授業力向上推進事業として150名体制での全国学力調査トップの秋田県に教職員等を派遣する事業などが提出されています。比較的案件は少なめですが、生活に密着した議案が提出されていますので議会としては慎重に審査を行う必要があります。3日の本会議を皮切りに6日から11日にかけて各常任委員会が開催されます。(詳細な会期日程はこちらから)、最終本会議の25日まで気の抜けない日々が続きます。議会は言うまでもなく言論の府です。そのやり取りの中で何が起きるか予測できない部分が多々あります。対処するには様々な想定を行い知識を蓄積するしか円滑な議会運営に資する方法はありません。そのため事務局では様々な研修会に参加するとともに、局内においても独自に勉強会を開催するなど、議会運営が中断することなくスムーズに運べるよう努力しています。
また、議会改革の検討状況ですが毎月第2第3木曜日に専門部会を開催し、議員各位が熱心に検討を重ねています。前回の部会では本会議の一般質問時における「一問一答式の導入」が決定されました。予定ではこれから検討会議に諮り正式決定を見れば、理事者との調整後、本会議場の一部改修を行い第4回定例会から実施することを予定しています。
2番目の検討項目の「議員間の自由討議」については、委員会単位で実施することで概ね意見がまとまりました。ただし、導入初期はまず付託案件外のテーマで、議案審査の委員会とは別に委員会協議会で実施していき、最終的には付託案件に関しての討議を行う二段構えの方向で実施することが併せて意見集約されました。
3番目の検討項目の「反問権」の付与に関しては、本会議・委員会とも付与する方向で、答弁者全員を対象としました。ただ、本件は「反問権」の言葉ではなく、「質問権」と表現を変え限定的に議員の質問事項の趣旨を確認する程度に限定すべきとの意見でまとまりました。
以上3項目については、6月14日に専門部会で再度確認し、検討会議に諮って決定を見れば、実施していくことになります。
このように議会改革に関する検討は各議員が精力的にまとめていただきましたが、事務局は、これから条例・規則の改正や予算措置など決定の趣旨に基づき必要な措置を講じていくことになります。定例会と重なりかなりタイトでありますが、事務局一丸で対応してまいりたいと考えています。専門部会は傍聴できます。ぜひ一度議員各位の熱心な議論のやり取りを生で見に来てください。
体調を崩しやすい時期です。皆さん体には十分気を付けていただき本格的な夏を迎えていただきますよう頑張りましょう。
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