桜も見どころを過ぎ、三寒四温が続き、春の嵐も吹いています。まさに、新しい季節への変わり目です。みなさん、体調には、お気をつけください。
こんにちは。はじめまして。4月1日付け人事異動で、総務部理事(総務、職員、法制、契約検査、情報政策・広域連携担当)を拝命しました、中野仁司(なかの ひとし)です。部長ブログ、デビューとなりましたので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
<自宅近所の風景:桜は満開をすぎましたが、菜の花は満開です。>
さて、私は昭和56年に箕面市に採用後、総務部職員課に配属され、人事や給与、研修などの業務に従事してるうちに、気がつけば22年間、在籍していました。そして、「22歳の別れ」(昔はやった「風」というグループの唄。若い人は、知りませんよねえ。おじさんの、なつかしい唄です。)のごとく、職員課に別れを告げ、教育委員会に異動しましたが、4年間で再び管理部門といわれるところに戻り、現在に至っています。市民の皆様と直接接する仕事はあまり経験していませんが、これから私が所管している業務を、できるだけ分かりやすくご紹介していきたいと思います。
まず、第1弾として、昨年度、大阪初、全国でも珍しい、画期的な見直しを行った、「採用試験」から、ご紹介します。
■ご存知ですか?箕面市の採用試験
箕面市では、箕面市の将来を支える、自ら考え行動し、積極的にチャレンジする有能な人材を採用するため、昨年度から、採用試験制度を大きく見直し、「公務員試験(教養試験)を廃止し、民間型の採用試験(SPI2)へ転換」しました。それ以前も、面接重視の採用試験へ見直すなど取り組んでいましたが、1次試験で、教養試験(知識偏重。受験準備にかなりの時間を要する。)をやっていたため、どうしても、いわゆる公務員志向の方々の応募が主であったことから、民間志向の方も含め、より幅広い人材にチャレンジしていただくため、抜本的に見直したものです。
【報道資料】府内初!一般教養試験をSPI2へ移行!有資格技術者は1次試験免除!
年度が変わり、就職活動もいよいよ本格化しますが、在学中の方、卒業後就職活動をされている方、転職を希望されている方で、箕面市職員として、力を発揮しようと思われる方は、ぜひチャレンジをしてください! お待ちしています。
■採用試験までの流れ
◆採用試験説明会〜倉田市長が熱弁をふるいます!
*今年度の予定
職員採用試験に伴い、5月中旬から、市内施設や近隣の大学において、採用試験説明会を実施します。箕面市の職員採用試験に関する説明のほか、 箕面市長から箕面市の魅力や市役所ならではの仕事のやりがい、若手職員から実際に働いてみて分かったことや採用試験の受験体験談などをお話します。倉田市長から皆さんへの熱いメッセージを聞きに、是非ご参加ください。詳細が決まり次第、市ホームページでお知らせします。
(内容)
・箕面市長と語ろう!〜「地方自治の仕事っておもしろいよ」〜
・若手職員が語る「市役所の仕事はこんなにおもしろい!」
・平成25年度採用試験について
*昨年度採用試験説明会実施状況
<昨年度の採用説明会:熱く語る、倉田市長>
◆市役所訪問
*今年度の予定
「市役所の業務をもっと深く知りたい!」というかたに、実際の職場を訪れて担当職員の話を聞くことができる市役所訪問を実施しています。申込みは平成25年4月19日(金曜日)締切(必着)です。(訪問は平成25年4月30日(火曜日)までの日程で行います。)締切までもうすぐ!興味のあるかたはぜひ、お申し込みください。
訪問者・・・68名(うち採用試験受験者50名、常勤職員採用1名、任期付職員採用2名)
訪問課・・・31カ所
■平成25年度採用試験予定
◆常勤職員採用試験
昨年度同様、いわゆる「公務員試験対策」は不要です!一次試験は「総合能力試験(SPI)」を行います。申込期間は、5月27日から6月6日までの予定です。(募集案内配布、市ホームページへの掲載は5月7日を予定しています。)行政職員(事務系、技術系、身体障害者手帳1級から4級を所持しているかた)と合わせて、保健師の募集も行います。
いわゆる、公務員試験の準備は、一切必要ありません。箕面市職員として、市民サービスに貢献したいという、「やる気」と「チャレンジ精神」だけ、準備をしていただければ結構です。
※あくまでも予定ですので、日程等が変更となる場合があります。また、現在、常勤職員採用試験の不合格者等の中から、希望者を任期付職員として採用する「ダブルエントリー方式」を検討しています。詳細が決定次第、広報誌もみじだよりや市ホームページで、お知らせいたします。
◆任期付職員採用試験 → 常勤職員への登用の道!
常勤職員のほか、任期付職員(任期は3年)も募集しています。この試験に合格した場合は、任期付職員に限定した採用試験(次に紹介する「行政実務経験者採用試験」です。)の受験資格を得ることができ、定年まで活躍できる「常勤職員」へ採用される道が開けています。
◆行政実務経験者採用試験
本市で働く任期付職員を対象とした「行政実務経験者採用試験」を昨年度から実施しています。これは、任期付職員としての勤務実績等を評価し、常勤職員としての採用選考を行うものです。任期付職員として働いていて、今年、常勤職員として採用された人は4名います。
■採用後の流れ
◆採用予定職員懇親会・辞令交付式
採用試験を突破した職員のうち常勤の行政職員については、採用予定職員の懇親会を実施し、先輩職員や同期入庁の職員との交流をはかってもらっています。
そして、採用初日には新規採用職員の辞令交付式を行っています。辞令交付式は、昨年度から新規採用の教職員と合同で実施しており、平成25年度新規採用職員の辞令交付式は4月1日(月曜日)に行いました(辞令交付式の様子は、奥山副市長のブログをご覧ください)。
◆新規採用職員研修
採用発令後には、新規採用職員は辞令交付式の翌日から、市職員としての心構えや接遇を身につけるための研修を実施しています。
<平成25年度新規採用職員研修・接遇研修の様子>
さらに、常勤職員については、当初1ヶ月間ほどは、市民サービスの最前線であるゴミ収集などを行う清掃体験研修や、市内の高齢者及び障害者事業所にご協力いただき福祉体験研修を実施しています。
その他、市の業務全般に必要な知識を習得する庶務能力強化研修、秋には街頭での市民インタビュー研修、紅葉シーズンの箕面駅前でのチラシ配りを行う箕面PR研修などを始め、新規採用職員を対象に、常にアンテナを張って、市民ニーズを意識して業務にあたることが重要であると感じることのできる様々な研修を実施しています。
◆各職場でのOJT(職場研修)とエルダー制
新規採用職員の研修はこれだけに留まらず、日々の仕事を通じたOJT(職場研修)も各職場で実施しています。また、本市では、その効果をよりいっそう高め、「学習する組織づくり」を進める取り組みの一環として、「エルダー制」を導入しています。
「エルダー制」は、新規採用職員指導員(エルダー)に指名された若手の先輩職員が、新規採用職員に指導や助言を行うことにより、職員として求められる基本的な態度や知識、実務能力等を速やかに身につけさせることを目的としており、行政職員については採用後1年間、消防職員については消防学校卒業後6ヶ月間実施しています。
この「エルダー制」、従来は常勤職員のみを対象としていましたが、今年度から任期付職員の行政職員を対象に加えて実施することとし、新規採用職員に対する研修内容の更なる充実をはかっています。
箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。