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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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この1年を振り返って「整理整頓」します!

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こんにちは。市民部長の千葉亜紀子です。

整理整頓
昨年度から始めました「接遇力向上の取組」ですが、第1弾の「笑顔で挨拶」、第2弾の「電話で名前を名乗る」を経て、3月1日から、第3弾として「Clean Up Office」を行動指標として掲げています。

このようなポップアップが全職員のパソコンの立ち上げ時に現れ、「本日から実行します」をクリックしてから、一日の仕事を始めることとしています。

5月末を目標に、市民のかたが利用されるカウンターと窓口から見える事務所を中心に全庁の整理整頓を行っていきます。


↑ このような事務所を改善していきます。


↑ 研修講師を交えて、改善方法を話し合っています。

市民のかたにとって、快適な市役所をめざすことは勿論ですが、
職員にとっても効率良く業務できる空間をめざしていきたいと思います。

整理整頓に時間はかかりますが、目の前に見える物が減ることによって、「書類を探す時間」「迷っている時間」「考える時間」が短縮でき、新たな時間を生み出すことが可能となりますので、毎朝、庁内放送をしながら、取組を促進していきます。

 

 

1年の振り返り
さて、今年度最後のブログになりますので、1年間の市民部の各課の主な取組を振返ります。

1. 「土曜日」の窓口業務の試行を行いました。

 この3・4月の全土曜日、8時45分から17時15分まで、主に転入・転出の際に必要な手続きについて、窓口の業務の試行実施を行いました。(行っています。)
 対象は、「窓口課」、「国保年金課と介護・福祉医療課」、「子ども総合窓口」の3つの窓口です。この実施にあたっては、市民サービス政策課が中心となり、窓口の委託業務の調整、職員体制の整理を行い、市民相談・管財担当が、庁舎管理面での調整を行いました。
 2か月間の利用状況を調査し、平成26年2月の本格実施に向けて、必要な課題を整理していきたいと考えています。 

2. ごみ処理基本計画の延長作業を行いました。 

  廃棄物減量等推進審議会において、ご審議いただき、平成24年度末をもって計画期間の終了を迎えるごみ処理基本計画[改訂版]について、平成29年度まで計画期間を延長する作業を行いました。
 基本的には、ごみの減量・資源化率目標値の変更は行わず、人口推計については箕面市総合計画との整合性を図るため、第五次総合計画策定時の数値を採用したうえで、平成29年度の総ごみ排出量予測値を算出しました。
 また、今回、この作業と並行して、生活排水処理基本計画を新規策定し、し尿処理について自己処理を行っていく基本的な方針を明記しました。
 これらの内容については、3月中にHP掲載予定です。(環境整備課、環境施設課)

3. 国民健康保険の保険料の整理を行いました。

 国民健康保険の保険料は、平成25年度に賦課を100%にしていくことをめざして、この間、ずっと国民健康保険運営協議会でご審議いただいてきました。
 医療費の伸び等を勘案しながら8月の本算定を行いつつ、平成25年度当初予算編成においては、大阪府財政調整交付金との調整を行いながら、賦課100%の保険料を計上させていただきました。(国保年金課)
 その一方では、医療費分析を行うなど、保険給付費の増を抑制する取組が求められますし、滞納をなくして収納率を上げていく取組も必要です。今、年次的に収納率を向上させており、特に過年度分については平成23年度28.8%で府下1位を達成しています。(収納整理担当)
 来年度は、保険料納付が年12回から10回へと変更になり、一回あたりで納付いただく額が増えますが、収納率の低下に繋がらないよう、丁寧に納付相談を承っていきたいと考えています。

4. 第5期介護保険事業計画の初年度が終了しました。

 この3月で、3か年の介護保険計画期間の初年度が終了します。居宅介護サービス給付費が平成24年度当初予算の見込みを上回った結果、約3千万円ほどが単年度赤字とはなりますが、このような場合を想定して介護保険準備基金の中で留保している7千万円の範囲内の額です。
 ただし、平成25、26年度も平成24年度と同様の伸びがあった場合、7千万円の留保を越える赤字が発生することがあり得ます。そうなると、第6期において更なる保険料の負担が必要となりますので、引き続き介護予防の取組など適切な介護保険制度のご利用をお願いしながら、事業実施をしていきます。
 平成25年度の当初予算については、計画どおりの予算を計上しています。(介護・福祉医療課)

5. 墓地等の経営の許可等に関する条例の運用を開始しました。

 平成24年4月に墓地等の経営の許可等に関する条例の運用を開始しました。その後、墓地開発に関する問い合わせが数件ありましたが、この条例の規定により、新規開発の要件が非常に厳しくなっていることを説明し、ご理解いただいています。
  なお、平成24年12月までに、まちづくり推進条例による協議が成立した1件については、経営許可に至っています。(環境政策課)

 

平成25年度に向けて

この1年間かけて、翌年度の取り組みの準備を行ったものも、多くありました。
これらについては、3月11日月曜日、箕面市議会の民生常任委員会においてご審議いただき、
今後、本会議でのご議決をお願いしております。

今回、市議会に主な議案としてご説明した案件以外で、私として、来年度積極的に取り組んでいきたいと考えていることは、大きくは2点あります。

1. クリーンセンターの今後の方向性について

 今回の民生常任委員会でもご指摘いただきましたが、クリーンセンターは平成4年に竣工してから21年が経過しました。設備の耐用年数を考えると、施設の保全計画をどのようにしていくかを方針化しなければならない時期にきています。国の流れとしては、長寿命化計画を各市町村に出させて、それに交付金をつけるという動きが主流ではありますが、老朽化した設備はどうしても保全費用が年次的に拡大します。
 現施設・設備を長期間保全していくのか、もしくは炉の規模を含めて再考して新たな施設・設備を計画するのかについて、近隣市の状況も把握しながら、整理していく必要があると考えています。(環境施設課)

2. 市役所庁舎の防災の取組について

 昨年11月、しばらく行っていなかった市役所の消防訓練を再開しました。会議室で出火の設定で行いましたが、煙感知器の点灯の確認方法、誤報か否かの確認方法、避難誘導の方法など、多くの課題を発見できました。
 また、1月17日の全市防災訓練に合わせて、避難誘導訓練も行いましたが、実際にどのような状態において市民の避難を判断するのか、といった課題も残りました。
 災害時の対応は、もっとも重要な業務だと考えますので、引き続き課題整理を行い、平成25年度においても、市の消防計画に基づき、防火担当責任者や火元責任者に周知しながら、今度は新たな設定を行って避難訓練を行っていきます。(市民相談・管財担当)

 来年度も、引き続き、よろしくお願いします!!

箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。

 

 


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