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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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“歳末警戒”実施中 異状なし!!

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皆さん、こんにちは、消防長の三上です。
師走です。もう後、13日で新年です。しかし、今年の暮れは何故か気持ちが落ち着いています。そんな状況だからかどうかは分かりませんが、朝の出勤時に光の色の違いを感じました。そんなことないですか?

夏や秋の時の「光」と違うのです。「白い透明感」でくっきりした感じ…、言い表せませんが、何か違いました。ということは、春・夏・秋・冬と全部違うのですよね。この年になって、今さらの感です。
写真を撮りましたが、分かりますか?
  空 

さて、今、新年を迎えるカウントダウンとともに私は別のカウントダウンをしています。実は、前回のブログで書きました(詳しくは、前回のブログへ)が、火災件数が、現在20件未満の15件なのです。

この数字は、昭和34年時の件数と同数で、消防組織法が施行され、消防の統計を取り出した昭和23年から現在までで20件未満の年は昭和34年までだったのです。其の20件未満をもうすぐ達成できそうなのです。

それで、私は、新年よりも今年の12月31日の深夜0時までのカウントダウン(統計は1月1日から12月31日までのため)を始めています。
期待しています。

 

寒さが一段と身に染みてきましたが、冬の乾燥時期に「大火」が発生しないよう、一つ一つの行事を通じて職員一同が”一心”になり取り組み、皆さんに呼びかけさせていただきますので、ご協力をお願いします。


【消防現況】※平成24年1月1日からの統計です。
本日、12月19(水)午前9時00分現在です。
   火災     15件(昨年同時期比較      −14件)
   救急    5212件(昨年同時期比較     −146件)

今年1月から本日までの状況です。
火災は、昨年と比較して−14件です。この1ヶ月間では0件でした。
この0件はすごいことです。このまま年末までいけば、前回のブログで書きましたとおり、昭和34年来の快挙となります。
年末、いや新年からもですが…、とにかく今年の年末までこの数字が上がらないように警戒・巡回を徹底します。

 

また、前回のブログで、「2件発生した火災は、いずれもガスコンロが関係する火災でした」との報告をしました。それで、新年1月からは、このコンロ火災を撲滅させるため、全市「統一キャンペーン」に取り上げていただき、新年1月から4月まで火災予防広報を徹底します。
ガスコンロ使用時は、目を離さず、また近くに燃えやすいものを置いたり、取り扱ったりしないように、注意してください。

 

救急は、先月と同様に昨年より少し減少の傾向で進んでいます。しかし、週末等では、1日20件を超える日があります。今週末からの3連休や歳末に向けて増加傾向になりそうです。救急車の適正利用をさらにお願いします。

また、大阪府下では、新型と思われるノロウィルスの感染が昨年の2倍の勢いで広がっています。また、胃腸炎やインフルエンザも広がりそうです。未然の予防には帰宅後の「手洗い、うがい」の励行が大変有効です。市の水道水で十分です。しっかり励行しましょう。
 

 

ここからは、毎回のお願いです。
病院に行ったほうがいい?応急手当の方法は?近くの救急病院はどこ?救急車を呼んだほうがいい?と思った時等に24時間・365日、いつでも利用ができる(但し、大阪府下からの電話に限ります。また、この制度は、既に東京消防庁でも実施されています。)「救急安心センターおおさか」「#7119」を大いにご利用ください。相談員・看護師・医師がいつでも対応できる体制で待機しています。「#7119」でかからない、また話中のようになった場合は、06 6582 7119にかけてください。

救急車は、ほんとうに必要な人のために待機しています。本センターをご利用いただくことが、救急車の適正な利用につながります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
そして、あなたの大切な人を、いざというときに守るため、応急手当もぜひ身につけてください。災害時のいざという時に、ほんとうに役に立つ知識が身につきます。(救命講習の案内へ

【新年1月3日 「日本一早い!! 消防出初式」】

さあ、日本一早い出初式が近づいてきました。新年の身が引き締まる行事です。消防にとっては、全国的に実施している行事で、その年の消防の意気込みを表すとともに消防職員・消防団員の士気を高め、同時に全国民へ「警火心」を訴えることにもつながっています。厳粛に開催されています。
また、来年は、消防の歴史上、消防団120年、公設消防65年という節目の年でもあり、11月には東京で記念式典が開催されます。

というところですが、来年、新年早々の箕面市消防出初式は、基本的に3部構成で実施します。新年早々であることから、なかなか市民の皆さんの見学が見込めないこともありましたが、近年、どんどん来場者が増えてきていることからはっきり内容を分けて見ていただくとともに親子づれで楽しんでいただくことも考えています。

1 開催日時  平成25年1月3日(木)  10時00分〜11時30分
      (ただし、「体験コーナー」の開設は、9時30分〜12時00分)
2 開催場所  箕面市新稲(にいな)3丁目12-2 箕面市立西小学校校庭
3 開催内容  一部  入場分列行進(参加人員・車両の入場行進)
          二部  消防訓練の披露(救急場面の寸劇、救助・救出・放水訓練、大阪市消防ヘリ参加)
          三部  表彰式典(各種表彰等の伝達)
※ 上記の式典進行中も「体験コーナー」を開催しています。
  「体験コーナー」スタンプラリーも実施し、修了者にはプレゼントがあります。
  詳細は、市広報誌「もみじだより12月号」を見てください。

  では、出初式の会場でお会いしましょう!!待っていますよ!!

 

【警察・消防歳末特別警戒部隊合同発隊式 実施しました!!】

      

前回のブログでPRしましたが、平成24年12月1日(土)の朝9時30分から警察・消防の両機関が歳末特別警戒開始のための発隊式を合同で実施し、「安全・安心のまちづくり」のための決意を新たにしました。
当日は、開始前は、「晴れ」ていたのに、開始後、急に雨模様となり、寒い中の発隊式の開始となりました。しかし、途中からは「曇り」そして「晴れ」となり、大勢の親子連れの皆さんが見守っていただく中、無事に進行することができました。ご観覧いただきました皆さん、ありがとうございました。

一日警察署長・消防長(ラックダック)


一日警察署長・消防長には、ラックダック(箕面市の観光大使「箕面J―POP大使」)のお二人を迎え、厳粛な中に、警察・消防を称える歌「(仮称)ファイアーマン&ポリスマン」を熱唱していただき大いに職員の士気が上がりました。ラックダックのお二人に感謝です。(下記に、その歌詞を紹介いたします。)

【ファイヤーマン & ポリスマン】 ※コブクロ風の歌だね、との評でした。
誰かの「助けて」の声が聞こえる いつでもどこでも駆けつけるよ
君の涙乾くためなら

誰かの「ありがとう」の笑顔のために 瀬川・小野原・船場・止々呂美
すぐに飛んで行くから

新緑萌える日も 紅葉映える日も
ザ ファイヤーマン & ザ ポリスマン
どんな困難や試練にぶつかっても ビルを越えて 山を越えて

今すぐ君のもとへ
ザ ファイヤーマン & ザ ポリスマン
どんな困難や試練にぶつかっても ビルを越えて 山を越えて

今すぐ君のもとへ
今すぐ君のもとへ

      

市民向けイベント「キッズコーナー」(11時00分〜12時00分)も好評で、未来の消防士、警察官を夢見るちびっ子たちも楽しんでくれていました。
また、当日のコーナーには、豊中市消防本部から「電気ミニ消防車」「電気ミニ救急車」をお借りして、こどもたちの人気を集めていました。
近隣消防連携とはいえ、ほんとうにありがとうございました。


鬼が笑うと言いますが、来年も第6回を開催する予定です。お楽しみに!!

 

【滋賀県の消防本部と「水難救助訓練」で連携しています。】
     

滋賀県の湖南広域消防局の「特別水難救助訓練」が開催されると聞きましたので、同消防局の岩佐局長にぜひ参加させていただきたいとお願いしましたら、訓練場所が琵琶湖であることと初の参加となることから、まずは訓練見学に、とのことでありましたので、箕面市から4名、豊中消防本部の救助隊12名もお誘いして、総勢16名での見学会となりました。
12月5日であったため外気温も水温も変わらないぐらいであったようです。

訓練は、琵琶湖で実践的訓練が開始され、大いに知識・技術の勉強になったようです。箕面ではダムや池が多々あるのですが、なかなか実践的訓練ができないため、今後も訓練に派遣していき、実践の技術を学ばせていきたいと思っています。
湖南広域消防局の救助隊の皆さん、快く受け入れていただきありがとうございました。
 

【豊能町消防本部と「ヘリ救助訓練」合同開催しました。】

 

 

12月8日(土)に、箕面森町にある「とどろみの森学園(大阪府下一番目の小中一貫校です。)」運動場にて、豊能町消防本部と合同で「ヘリコプター救出救助訓練」を実施しました。
事前に大阪市消防局の航空隊基地で入念な指導を受けての訓練です。最初から最後まで終始緊張した訓練となったようです。無事に修業できました。
来年早々の出初式でも、本訓練の成果を出してくれると思います。
また、豊能町消防本部とは、来年3月4日に、警防錬成訓練も合同で実施し、お互いの技術の練磨と向上、そして何よりもさらなる消防連携をはかることとしています。場所は、箕面市消防署・西分署での開催を予定しています。
ご来庁いただければ見学していただけます。
 


 

【知っていますか???】

琵琶湖

(1)北極海の氷はどうなる?
今年、氷の面積が観測史上で最も小さくなったとの報道がありました。北極海の海水に含まれる熱量が1990年代の約3倍となっている温暖化した海域があることが日本の研究チームの現地調査で分かったようです。

北極海の海氷面積は、80年代の半分以下に激減していて、その原因の1つに上記の温暖化した海域の影響が大であるようです。「床下暖房の上に氷が載っているような状態だ。」と表現されていました。大変なことです。

このまま温暖化が進めば、地球全体の今までのバランスが崩れ、地異転変地震、風水害災害、竜巻等の災害がますます多発する可能性があるように思います。
しかし、1年や2年では極端に進まないとしても、これからもいざという時のために日ごろからの備えが必要と言えますね。  

(2)2040年の高齢者は何人?
このまま行けば大変な状況になります。現在65才の高齢者人口はね総人口の約23%を占め、日本はかつてないスビードで超高齢化社会を迎えようとしています。今後さらに高齢者人口は増え続け、2040年にはピーク(3850万人)となり、総人口の約36%、つまり3人に1人が65才以上の高齢者ということになる計算です。特に、75才以上の後期高齢者は著しい増加傾向にあるということです。私は、当然75才は超え、90才手前になっていますが…。

さて、これで言えるのは、またまた救急の出動件数が増加していくと見込まれることです。そして、救急隊員も高齢化していくのが目に見えてきます。
 

【気になっています。】


箕面の夕焼け  

さてさて、もうすぐのリタイアに向けて、いろいろと気になっています。
年金問題、リタイア後の仕事の問題、等等(個人的なこと多し)です。しかし、まあ新年になって気持ちも新たになることですから、それからにします。また、今はただただ本職の全うです。最後の日まで、真剣に考え、今できることを実施していこうと思っています。道半ばのことは、後進にうまくつないで行けばいいのですから。

ずいぶん前に書きましたが、今一度。(徳川家光 辞世の句)

 ≪ 悲まで 悦びもせじとにかくに 終には覚る 夢の世の中 ≫ 

 
【市の防災関連(お知らせ)】
箕面市では、昨年から「防災」の強化に努めています。市は、その内容を具体的に発信しています。『箕面市防災改革』を見てください。
また、『箕面市「災害危険区域・避難所」マップ』(くらしに役立つ情報付き)もあります。すでに全戸配布されていますが、まだ入手されていない、見たことのない方は、市役所本庁、豊川支所、止々呂美支所そして消防本部で配布しています。

次回ブログは、新年1月23日の予定です。
では、See You!!  Next New Year & Next Month!! 
      Please  Welcome  A  Good & Lucky Year !!

今年の箕面市消防出初式でこれからの取り組みを下記「標語」により表明しました。来年も本取組みを継続いたします。
『 広げよう「地域の絆」 高めよう「地域防災力」!! 』

 

箕面市では、8月13日から12月31日まで『大地震! 「うちは大丈夫」の目印は 黄色いハンカチ作戦』統一キャンペーンを実施中です。

 

 

 


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