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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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10月秋、ただいま決算審査中

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みなさんこんにちは。会計室長の谷口です。

昨日の体育の日を含めこの三連休には、あちらこちらで運動会や
スポーツイベントなどが、賑やかに開催されたことと思います。
本市でも市立の中学校や保育所、幼稚園の運動会がとり行われました。
また、先日、生涯学習部長のブログでも紹介されていましたが、
7・8の両日には、スカイアリーナ・第二総合運動場・武道館を会場として、
第45回スポーツカーニバル・ふれあいフェスティバルが開催されました。

私も昨年のスポーツカーニバルでは、何十年ぶりで体力測定を受けました。
体前屈や反復横跳び、立ち幅跳びや上体反らし、腹筋、握力などなど、
競歩(?)では、後から出発した人に追い越されないようにと、必死で歩きヘトヘトに。
日頃、全く運動をしていない身には、かなり応えましたが、
体力測定の結果は、年齢相応ということで、一応ホッとしました。
今年もまた是非参加したいと思っていましたが、予定が入ってしまい残念!!

 

        

 

               

 

        


さて、今、まさに議会では、各常任委員会において平成23年度の

決算審査が行われています。

まず、9月14日の本会議において、平成23年度箕面市一般会計及び

7つの特別会計の決算認定にかかる提案理由とその内容について、

会計管理者として説明をさせていただきました。
本会議場で、全議員さんを前にしてマイクの前に立つのは初めての経験で、とても緊張しました。
8件について一括での提案理由説明となるため、9分近い原稿を読み上げるのですが、桁数の大きい決算金額が中心ですので、噛まないように数字ははっきりと読むことに気をつけ、また、先輩からは、緊張して早口にならないようにゆっくり、というアドバイスもいただきました。

その甲斐あって、本番は落ち着いて読めたかな・・・と、ちょっと自己満足していたのですが、会場で聞いていた同僚からは、語尾がはっきりしていなかった、とか言われシュン。
また、別の方からは、自分が気にする程人は思っていないと言われ、それもそうかも!と納得したり。

 

そんなこんなの私の話はさておき、平成23年度決算の概要を報告します。

一般会計では

 歳入総額は、 412億9308万7310円 
 歳出総額は、 399億2954万9171円 
 歳入歳出差引額は、 13億6353万8139円
 翌年度に繰越すべき財源として 3億4108万3259円 を差し引きますと       
 実質収支額は、10億2245万4880円
 うち公債管理基金に 5億2000万円 を繰り入れ、
 残額 5億245万4880円 を平成24年度に繰り越しとなりました。


この一般会計決算に加えて、特別会計の競艇事業費、国民健康保険事業費、
牧落住宅団地事業費、財産区事業費、介護保険事業費、公共用地先行取得事業費、
後期高齢者医療費事業費の7つの特別会計決算を合計しますと、

 歳入総額合計は、 1078億0894万5257円    
 歳出総額合計は、 1055億7114万0095円
 歳入歳出差引合計は、  22億3780万5162円
 翌年度に繰越すべき財源合計は、3億6076万6529円
 実質収支額合計は、   18億7703万8633円

となりました。

以上の決算総額となりましたが、財政の健全性を示す財政指標は、歳入歳出の差引よりも、経常収支比率の方が適切とされています。

経常収支比率とは、歳出総額を経常的経費と臨時的経費に区分し、市税などの毎年収入される財源を、人件費、扶助費、公債費のなどの義務的経費(経常的経費)に、どの程度の割合で充てているかを示すものです。


この比率が低いほど投資的な経費(臨時的経費)にまわす財源が確保できることになり、財政にゆとりがあるとされています。ちなみに平成23年度決算に基づく経常収支比率は、94.8パーセントとなり、3年連続の改善となっています。
8月17日の総務部長のブログに、財政経営課関連の普通会計決算見込みの概要が掲載されていますので、ご参照ください。


多くの改革により改善されてきた財政状況ですが、平成25年度の市税収入をはじめとする一般財源は、前年度から3億円近く減少する見込みとのことですので、今後も引き続き改革を進める必要があります。

 

 ー<夏の想い出>ー

私ごとですが、納品された決算書の最終確認を終え、8月19日から2泊3日で北八ヶ岳に行ってきました。
コースは、長野県の茅野駅からバスで麦草峠にある山小屋でまず1泊。2日目は、茶臼山、縞枯山、北横岳から双子池へ、池のそばにある山小屋で2泊目。翌日は、雨池峠から北横岳を経て茅野に戻るコースでした。

1泊目の宿の麦草ヒュッテでは、粟生間谷在住の大学生と出会い、ローカルな話題にはながさきました。
彼は、京都の大学で環境の分野を専攻しており、卒業論文のテーマである苔の研究のために、そのヒュッテでアルバイトをしながら2週間あまり滞在するとのことでした。

 

           

                     北横岳 坪庭から稜線を望む

 

           

                        朝の双子池 雄池

 

今回の登山は3人で行く予定でしたが、計画してくれた友人が直前に腰痛でキャンセルとなり、不案内な2人で行くことになりました。

おかげさまで天候には恵まれ、(そう、彼女は雨女といわれて・・・ごめんなさい。)
3日目には無事に山を下りて、蓼科の温泉で汗を流し帰宅の途につきました。
帰路、塩尻駅を出発した特急列車が、シカとの接触事故で40分程遅れるというハプニングはありましたが。

 

ー<想い出の一冊 その4>ー

 ★ 「14ひきのひっこし」1983年7月10日発行、童心社 定価 1000円

    作・絵 いわむら かずお

 この絵本は、初版発行からもうすぐ30年になりますが、今もこどもたちに大人気の作品です。

 

    

 

         

 

   おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10匹。
  季節は秋、森の奥をめざして、14匹のねずみが出発します。
  川をわたり、途中、いたちの姿を見かけ草むらに隠れたりと、
  不安な一夜をすごして、やっとすてきな木の根っこをみつけました。

 

        


  そこを、あたらしいうちにしようと、みんなで力をあわせて家づくりにかかります。
  たけやざいもくを集めてだいどころや部屋をつくったり、たけを半分にしたものをつなぎあわせて、山の水をひいてきてたり、寒い冬にむけてどんぐり、まつのみ、きのこややまいもなど、 たいせつな食料をあつめたりと、こどもたちも役割をもって働きます。

  大家族の日常生活をとおして、家族団らんの喜びやあたたかさが、秋の自然の美しさが、繊細な絵に描かれていて、とても心をほっこりさせてくれます。  


  
  この絵本は、全12冊のシリーズとして出版されており、最初に「14ひきのひっこし」と
  「14ひきのあさごはん」の2冊が同時に発行されています。

  ちなみに、今年の「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の絵本部門に、

  「14ひきのあさごはん」と8月のブログで紹介させていただいた絵本

  「8月6日のこと」の絵を描かれた長谷川義史さんの「いいから いいから(1)」

  がノミネートされていました。
  
  残念ながらどちらも賞には選ばれなかったようですが、

  ぜひ、おすすめしたい作品です。


  シリーズの他の10冊はこちら

   * 「14ひきのやまいも」、「14ひきのさむいふゆ」、「14ひきのぴくにっく」

   * 「14ひきのおつきみ」、「14ひきのせんたく」、「14ひきのあきまつり」

   * 「14ひきのこもりうた」、「14ひきのかぼちゃ」、「14ひきのとんぼいけ」、

   * 「14ひきのもちつき」

 

箕面市では、8月13日から12月31日まで『大地震! 「うちは大丈夫」の目印は 黄色いハンカチ作戦』統一キャンペーンを実施中です。

 


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