こんにちは。健康福祉部の大橋です。
今年度も残すところあとわずか。
平成最後の箕面市議会本会議「一般質問」が今日と明日と行われます。
平成の約30年間を振り返ると、本当に激動の30年間だったように思います。
その約半分にあたる14年間を健康福祉部で仕事させていただき、
介護保険制度や障害者支援費制度(その後、障害者自立支援法、そして現在の障害者総合支援法へと変更)の立ち上げに関わり、健康増進法や高齢者等医療確保法の制定に伴う健康増進施策の実施などなど、本当に少子・超高齢社会の到来に向けた社会保障基盤の整備に関わらさせていただきました。
新たな元号となっても、市民福祉の向上、健康長寿のまちづくりの実現に向けて、一層汗をかいてまいりますので、皆さまのご理解とご協力、ご支援をお願いいたします。
去る3月16日、恒例の「春のこどもフェスティバル」が盛大に開催されました。
開催直前の雨(止々呂美では雪だったとか!?)にもかかわらず、多くの方々にご参加いただき、盛況のうちに無事終了することができました。
滝道を中心とした「謎解き滝道ウォークラリー」には約900人のかたが挑戦されました。
阪急箕面駅をスタートして、箕面龍安寺から箕面大滝、大滝で折り返し、ゴールの芦原公園まで約6キロのウォーキング(中には走った方もおられました)。各所におかれたチェックポイントでなぞなぞを解き、すべての謎解きが終われば、豪華賞品が当たる抽選会。子どもから大人まで楽しみながらウォーキングをされたのではないでしょうか。
芦原公園では、子ども会などが屋台を出店され、ミニトレインやふわふわエアマットなどのアトラクションもあり、子どもたちの大きな歓声が聞こえました。
メープルホール内では、バルーンアートやクラフトコーナーに長蛇の列。
本物の白バイにまたがり、消防士になれるコーナーでは子どもたちも大喜び。
見ていた大人も「白バイに乗ってみたいな~」とポロリ。
また、骨密度や血管年齢の測定コーナーには、高齢者のかたのみならず、若い子ども連れのお父さんお母さんもお越しいただきました。
フェスティバルにご尽力いただきましたこども会育成協議会やスポーツ推進委員協議会、青少年を守る会、シニアクラブ連合会など関係団体の皆様に厚くお礼申し上げます。
また、フェスティバルの開催趣旨にご賛同いただき、協賛いただきました多くの企業、地元事業者の皆様にもお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、本市では、これまで「健康長寿のまちづくり」を重要施策に位置づけ、シニア塾をより健康を意識した内容に見直すとともに、シニア塾受講終了後も継続して取り組めえるよう改変するなどし、介護予防や認知症予防の各種教室も充実を図ってきました。
また、高齢者の皆さま自らが地域で仲間づくり、グループ作りを行い、活動が継続できるようシニア活動応援交付金制度を創設するなど、取り組みを進めてきました。
本年度実施した「高齢者健康基本調査」の結果では、高齢者の皆さまのお出かけ先に「スポーツ施設」とお答えになった方の割合がなんと2割!
皆さまの健康、スポーツに対する意識の高さに驚きました。
そこで、来年度はシニア塾や各種教室の充実はもとより、新たに「スポーツ版シニア塾」や「大人のスポーツトライアル事業」を実施する予定です。
2020年度には東京オリンピックが開催され、さらには2025年に健康をテーマとした「大阪・関西万国博覧会」が開催されます。
新たな元号がスタートする新年度、皆さまに改めて健康長寿、健康スポーツを考え、また「昔取った杵柄」ではありませんが、昔していたスポーツをリスタートするなど、健康維持、向上に向け、何か取り組んでいただければと思います。