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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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頑張る子どもたち

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皆さん、こんにちは。教育推進部の大橋です。

この度、本市小学校教員がわいせつ図画をインターネット上に掲載した容疑により逮捕されましたことは誠に遺憾であり、児童、保護者及び関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけし、学校教育への信頼を損ないましたことに対し、深くお詫び申し上げます。
教職員一同、何よりも子どもたちの不安解消と信頼回復に向け全力で取り組んでまいります。
なお、当該教員が行った行為は、教育公務員としてあるまじき行為であり、教育委員会といたしましては、逮捕容疑が事実であれば懲戒免職を検討してまいります。


  新聞づくりに挑戦!

◆新学習指導要領では
小学校では平成23年度から、中学校では本年度から新学習指導要領が完全実施され、従来より思考力や判断力、表現力を育むための「言語活動」が重視されています。
例えば、小学5・6年生の国語では、

の3点が目標に掲げられ、具体的な学習方法の一つに「新聞の編集の仕方や記事の書き方に注意して新聞を読むこと」が挙げられました。
新学習指導要領の実施に伴い、本市の小・中学校でも「新聞」を題材とした様々な授業が行われています。今日はその一つ、彩都の丘学園の5・6・7年生を対象とした授業をご紹介します。(小中一貫校の彩都の丘学園では、中学校1年生を「7年生」と呼びます。)

◆朝日新聞社の出前授業
彩都の丘学園では、6月8日と7月19日の2回にわたり、朝日新聞社のかたに来ていただき「新聞づくり」の出前授業をしていただきました。朝日新聞社では、子どもたちに新聞に興味を持ってもらうことはもとより、学習指導要領に言語活動の取組として新聞の活用が取り上げられたことを受け、「出前朝日 新聞づくり移動教室」を始めたそうです。

 

1日目は、新聞記者経験のある高松 浩志さんから記事づくりについて学びました。
記事を作るには、「様々な角度から物事を見、いろいろな人から話を聞き、公平・公正な視点で、何があったのか正確に伝えることはもちろんのこと、同時に読者のかたに信頼と共感を伝えることが大切だ」と子どもたちに熱く語られていました。

記事づくりのための取材活動では、取材させていただくかたに会う前に最低3つの質問を用意し、記事を書くにあたっては「物事には必ず両方の立場があることを意識する必要がある」ということを昔話の桃太郎と鬼のたとえを使って子どもたちに伝えておられました。

1日目の授業を終えて、5年生は「国際理解」を、6年生は「平和」を、7年生は「男女共生」をテーマに新聞づくりに取り組みました。
5年生は青年海外協力隊の経験を持つ彩都の丘学園の先生に取材を行い、6年生は修学旅行で平和学習に取り組んだ9年生(中学3年生)への取材に加えて、小学校卒業式のために疎開先から帰阪したその夜に「大阪大空襲」を経験されたかたへの取材を行いました。7年生は、保育士さんへの取材と保護者アンケートを実施したそうです。
そして、これらの取材結果をもとに、新聞に掲載する写真を選び、見出しや記事の原稿づくりを行いました。

  

2日目、新聞の紙面づくり授業です。

はじめに、取材した記事をどのように新聞の紙面にしていくか、夏の高校野球「奈良予選」の号外記事を題材に説明があり、その後パソコンを使って実際の紙面づくりに取り組みました。
紙面づくりは、記事見出し、写真、記事文面の順にパソコン上に用意されている記事レイアウトに流し込んでいきます。このシステムは実際に朝日新聞で活用されているものだそうです。私は丁寧な説明にもかかわらず付いていけませんでしたが、子どもたちは呑み込みが早く次々と手順に従って紙面を作っていきます。「さすがは最近の子どもだな」と感心しきりでした。

自分たちで取材し、写真を撮り、記事原稿を書き、パソコンで紙面をつくり、いよいよ新聞の完成です。アウトプットされた新聞を見て、「わぁー、できたー」と歓声が上がり、子どもたちの満足げな笑顔で教室が満たされました。

 



授業をしてくださった高松記者は、日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した事故を取材された経験を持ち、この取材を通して、記事づくりには「・・・だろう」と決めつけるのではなく、「・・・かも知れない」が大切だと仰っていました。事故の取材の際、「生存者はいないだろう(・・・)」と誰もが考えましたが、実際には4名のかたが救助されました。その後の取材で、救助ヘリが事故現場の上空に到着した時、『がんばるぞ!』と少年が叫んでいたこともわかったそうです。「“だろう”ではなく“かも知れない”が取材でも執筆でも一番大切なんです。新聞は事実を正確に伝え信頼を得ることはもとより、読者の共感を得なければなりません。共感メディアですから。」と語られていました。
「この授業を受けた子どもたちの中から新聞記者をめざす子どもが出るといいですね」との私からの問いかけに、「子どもたちには人に寄り添い、人の心の痛みの分かる人になってほしい。そしてあいさつのできる人、心を伝えることができる人になってほしいです」と語られたことが印象的でした。


  第一中学校サッカー部  大阪中学校サッカー選手権3位に輝く!


オリンピックがはじまり、皆様には眠たい日が続いているのではないでしょうか。連日、日本選手の活躍が報道されていますが、今一番乗っているのがサッカーでしょう。男子サッカーは、スペインを1−0、続いてモロッコも1−0、強豪チームを次々と撃破し、グループ1位の勝ち点6。女子サッカーも1勝1分け、勝ち点4の好スタートを切りました。

ところで、サッカーが熱いのはオリンピックばかりではありません。全国大会をめざし府内400校近い中学校が参加して開催されている「大阪府中学校サッカー選手権」で、箕面市立第一中学校がベスト4に進出し、7月30日(土曜日)準決勝が行われました。

近畿大会出場をかけた準決勝。対戦相手は富田林市立金剛中学校です。


(白のユニホームが一中、黄色のユニホームが金剛中)

一中のキックオフで、準決勝がはじまりました。


開始4分、両チームの初シュートは一中。惜しくも得点ならず。その直後金剛中の速効で1点を奪われました。
開始8分、一中はゴール前の絶好のポジションでフリーキックを得、ゴール前の選手の頭に合わすも惜しくもボールはゴールの枠外。
前半、一中はキャプテンマークを付けている9番を起点に攻めるも攻めきれず。

 

その後、金剛中に2点を奪われ、前半を3対0で終了。

一中は、準々決勝で3点を奪われるも、4点を取り返し準決勝にコマを進めてきただけに、応援に来られていた保護者や生徒も後半の巻き返しを信じ、声を張り上げて応援をしていました。
後半8分、金剛中のシュートをキーパー好セーブ。何度かヒヤリとする場面でキーパーが好セーブを連発。ディフェンダーもよく守りました。

 

 

 
懸命に1点をもぎ取りに走る一中イレブン。後半12分には、一中がコーナーキックを得ましたが惜しくもゴールならず。
後半終了間際、金剛中に追加点を奪われ試合終了。結果は4−0だったものの、一中イレブンの直向きなプレーは素晴らしく、感動に値するものでした。



近畿大会出場の夢は潰えたものの、強豪チームが数多くひしめく大阪で堂々の3位!
一中サッカー部は、次への夢へと向かって、また大きく飛躍してくれることでしょう。
イレブンのみなさん、心から「おめでとう、そして感動をありがとう!」とエールを送ります。

最後になりましたが、暑さきびしき折、皆さまには寝不足にお気をつけ頂きますとともに、熱中症等に十分ご注意いただきますようお願いいたします。

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。


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