こんにちは。農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
毎日暑い日が続きます。でも冷たい物ばかり食べていると、胃腸が冷えて消化吸収能力が弱って夏バテにつながります。そんなとき、箕面の夏野菜はいかかでしょう!
8月10日(金曜日)、萱野地区の箕面中央朝市(JA大阪北部農産物直売所)。クーラーで涼しく冷えた店舗に入ると、スタッフの皆さんの笑顔とともに、真っ先に目に飛びこんできたのは”真っ赤なトマト”であふれたテーブル。その鮮やかさに圧倒されます!
箕面の朝市は、お店(朝市)まで数十分という距離の畑から、毎朝、生産農家さんが軽トラックなどで直接届けられます。みずみずしい朝採れ野菜もあったり鮮度も抜群です。
そんな今が旬の夏野菜は、ほてった体を冷やしてくれたり、暑さで奪われやすいビタミンCも豊富にあり、スタミナもつくように身体を調整もしてくれます。
この夏、是非、夏野菜いっぱいの ”箕面の朝市” へお越しください!
子どもが好きなカレー。夏バテ防止に、ビタミンB1が豊富な豚肉と、トマト・かぼちゃ・ナス・ピーマンなどの夏野菜をふんだんに入れた「夏野菜のカレー」はいかがでしょう!
生産農家さんのお名前が印字されています。学校給食にも出荷いただいている農家さんもおられます。
加工品も豊富です。
”箕面のゆず”はもちろん、”新稲のはちみつ”もあります。
朝市に足を運ぶということは・・・
市内朝市の売上額を合計すれば、「箕面中央朝市(JA大阪北部農産物直売所)」の開設以降、右肩上がりに推移し、間もなく年間1億円に到達する見込みです。
かやの広場で6本脚の簡易テントを、スタッフ6人で「せ~の!」のかけ声で持ち上げて組み立てたのが箕面中央朝市の始まり、ちょうど8年前の夏です。地方の産地などから購入されていた野菜の一部が、今では箕面市で育った野菜の購入に切り替わってきています。
朝市の売上と比例して、就農者も増えてきています。
農家のお生まれのかたが、定年後に後継者として農業を受け継がれるケースは、市役所の先輩でもたくさんおられます。
また、箕面では、農家のご出身でない方が、新規に農業を始められるケースも増えています(次グラフ)。企業にお勤めされながら農業大学校の短期課程を受講されて、定年後のセカンドキャリアとして農業を始められた方、農外収入を一定もちながら二刀流の「半農半X」といった兼業就農型など多彩です。(農業に関するご相談は、農業委員会事務局072-724-6728までどうぞ)
(グラフは、農家のご出身でない方の就農数の推移。平成21年規制緩和後、農家でない方でも一定の要件を満たせば、農地を借りて農業することができるようになりました)
「朝市直売所で買い物をする」ということは、箕面産の販売流通の促進につながり、農業の後継者を育てることになります。そして、なにより山々や田畑の緑がある生活環境の継承につながります。
この夏、是非、箕面の朝市に足を運んでみてください!