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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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「高齢者見守りサービスotta」と「シニア活動応援交付金制度」が スタート!

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こんにちは。健康福祉部の大橋です。
新年度も1か月が過ぎ、市役所では新しい体制のもと、各部局と理事者の意見交換会が行われ、様々な諸課題に対する取組が進められています。健康福祉部でもスピード感を持って取り組んでまいりたいと思います。


地域を見守り、身近な相談相手 民生委員・児童委員
昨日、民生委員・児童委員のPR活動が阪急箕面駅やキューズモールなど4か所で行われました。

民生委員・児童委員は、民生委員法という法律に基づき、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の公務員です。公務員と言っても、給与の支給はなく、ボランティアとして活動されています。
自らも地域の一員として、高齢者や障害のあるかたの安否確認や見守り、子どもたちへの声かけなどを行っています。
また、医療や介護の悩み、妊娠や子育ての不安、経済的困窮による生活上の心配ごとなど、様々なご相談に応じ、必要な支援が受けられるよう専門機関とのつなぎ役を担っておられます。
皆さまも、何か生活上のご不安、ご心配があり、ちょっと市役所に相談しにくい、また、どこに相談して良いかわからない時は、親切、丁寧に相談に応じられ、個人のプライバシーはしっかりと守っていただけますので、安心して民生委員・児童委員さんにご相談ください。

最近、箕面市でも高齢化の進展に伴って、認知症高齢者の行方が分からなくなる事案が増えてきています。民生委員・児童委員の皆さまにも、捜索活動に昼夜を問わずご協力をいただいています。
この場を借りて、民生委員・児童委員の皆様のご尽力とご協力に感謝し、お礼申し上げます。ありがとうございます。


箕面市の認知症高齢者の状況と予防策
最近、新聞やテレビで「認知症高齢者が今後急増する」との報道をよく目にします。
速報値になりますが、平成29年4月1日現在、箕面市で把握している認知症のかたは、約3,750人となっています。年齢ごとの認知症有病率の状況は、次のグラフのようになっており、年齢が進むにつれ、認知症の有病率は高くなっています。

認知症の発症原因は、加齢に伴うもの、脳血管疾患によるもの、アルツハイマー型などがあります。
現時点では「こうすれば認知症にならない」という絶対的な方法はないそうですが、最近の研究から「どうすれば認知症になりにくいか」ということが少しずつわかってきました。
認知症を予防する対策は、大きく分けて2種類で、生活習慣の改善と脳の3つの能力を鍛えるものとがあります。この2つを続けることで、認知症を発症せずに過ごせたり、認知症になる時期を遅らせたりできる可能性が高まるそうです。

脳の状態を良好に保つためには、食習慣や運動習慣に気を付けることが大切です。また、人との交流や知的な行動習慣が重要だと言われています。

認知症予防のために鍛える脳の3つの能力は、「エピソード記憶力、注意分割機能力、計画力」と言われています。それぞれの機能の簡単な鍛え方は、

認知症は誰もがなりたくない病気です。予防が肝心ですので、皆さまも早いうちから生活習慣に気をつけていただき、脳の3つの能力を鍛えてください。

ちなみに、私も最近物覚えが悪くなり、人の名前や名詞が出てこず、ちょっと心配をしています。そこで、ここ1年、毎朝30分の音読と、お弁当作りはもちろん、料理もできる限りしています!


高齢者見守りサービス「otta」がスタート!
箕面市では、保健福祉サービス利用者をはじめとする市民のかたの行方不明事案が発生した際、行方不明者の早期発見・安全確保を図るため、市、箕面警察署、みのおFMタッキー816及び各公共交通事業者が連携し捜索活動を行うための協力体制として、「みのお行方不明者SOSネット」(詳細は、「こちら」をご覧ください。)を整備するとともに、市民の皆様のご協力をお願いするため「市民安全メール」を活用してきました。

この度、高齢者の見守りと行方不明となった場合の早期発見・安全確保を図るための位置情報システム「高齢者見守りサービスotta(オッタ)」の運用を新たに開始しました。

「otta」は、認知症などで行方不明となる心配があるかたに、笛型の発信器を持っていただきます。

     

「otta」の発信機をお持ちのかたが、万が一、行方不明となった場合には、市内700箇所に設置した検知ポイントを通過された履歴を検索し、捜索範囲を絞り込み、早期発見をめざします。

また、ご家庭に受信機を取り付けることにより、認知症のかたを一人残してご家族が外出した場合でも、外から家にいらっしゃるかを確認することもできます。

「otta」のご利用は、基本無料ですが、発信器の購入経費(1,500円程度)とご家族が位置情報をパソコンやスマートフォンからご覧になる場合は、月額324円が必要となります。

ご不安をお持ちのかたやご家族におかれましては、是非お問い合わせのうえ、ご利用ください。なお、どのようなものか試してみたいと思われる場合は、市から発信器等の貸し出しを行います。まずは、無料お試しをご利用ください。


シニア活動応援交付金の申請受付はじまる!
認知症予防や介護予防のために、グループで何かをはじめたい、今やっている活動に多くのかたに参加してもらいたいとお考えのかたは多いのではないでしょうか。
箕面市では、この度「シニア活動応援交付金制度」を創設し、こうした皆さまの思いや活動を応援させていただきます。

    

交付金の内容は、

となっています。
シニア世代の皆さまにご活用いただき、シニア同士の輪を広げ、多くのかたとつながり、健康長寿にお役立ていただきますようお願いいたします。
なお、募集要項など詳しくは「こちら」をご覧ください。


昨日は母の日。私も母に電話をし、お花を送りました。
母たちと話をしていると、必ずと言っていいくらい、これからのこと、認知症や介護が必要となった時のことが話題に上ります。
いつまでも、元気で、楽しく、豊かな時間を過ごしてほしいと願うばかりです。

 

 

 箕面市では、2017年4月1日(土曜日)から2017年7月31日(月曜日)まで、「病気やけが、何かあったら#7119救急安心センターおおさかへ!」を統一キャンペーンとして実施中です。

 


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